Event Description
モノ作りの技術革新が進み、今まで誰も目にしたことが無いような斬新な製品を世に出すハードウェアスタートアップが増えています。その洗練されたプロダクトデザインを支えるのが、独立系デザインハウスです。
近年ますますその活躍が注目されているにも関わらず、工業デザインを志している学生の多くは、将来のキャリアパスとして大手メーカーのインハウスデザイナーという選択肢しか見えていないのが現状です。
そこで、学生が自身のキャリアパスを描くために必要な生の情報に触れるべく、「キャリアパスをデザインする:工業デザイナーの未来形」と銘打ったこのトークイベントでは、第一線で活躍する独立系デザインハウスのデザイナーが一堂に会し、独立系ならではの仕事の魅力や、どうやればそのキャリアパスに進めるのかなど、現場を知るプロが語り合います。
学生を主眼に置いたイベントではありますが、独立系デザインハウスに興味のある社会人にとっても発見のある内容となっていますので、ぜひご参加ください。
パネルディスカッションの後には、登壇したデザイナーの方々と直接お話頂ける時間も設けます。
入場は無料です。
登壇者
田子 學 氏(株式会社エムテド 代表取締役 アートディレクター/デザイナー)
広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルにデザインする「デザインマネジメント」で、 社会に向けた新しい価値創造を実践している。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授。 東京造形大学 デザイン学科 特任教授。三井化学クリエティブパートナー。2015年5月より京都府与謝野町のクリエイティブディレクターを務めている。
鳥越 康平 氏(株式会社ZEPPELIN 代表取締役社長)
この世界を物質的な豊かさだけではない、美しさという価値をつくるという意志のもと2005年に起業。ビジョン形成、組織活性、ブランディング、事業の創出を行っている。
板坂 諭 氏(株式会社the design labo 代表取締役/建築家・プロダクトデザイナー)
2012年にプロダクトデザインから建築設計まで幅広く手掛ける株式会社the design laboを設立。 建築設計を主軸としながらも海外メゾンでは製品デザインを担当。NYのギャラリーではアート作品を発表し、作品の一部が美術館のコレクションに加えられるなど、エリアやジャンルを越えた活動を行っています。
上町 達也 氏(株式会社雪花 代表取締役)
2013年株式会社ニコンを退社し、secca inc.を設立。金沢を拠点とし、工芸を中心とした既存の技術と工業デザインのスキルを掛け合わせたプロダクトを、自社で製造から販売まで行うメーカーとして活動。また、受託事業として主にベンチャー企業のプロダクトデザインを担当している。
[進行役]
西村 真里子 氏(株式会社HEART CATCH 代表取締役)
エンジニアとしてキャリアをスタートし、その後外資系企業のフィールドマーケティングマネージャー、デジタルクリエイティブ会社のプロデューサーを経て2014年株式会社HEART CATCH設立。SENSORS.jp 編集長。Mistletoe株式会社フェロー。
開催概要
- 開催日時:2016年10月29日(土) 14:00~17:00(13:45 開場)
- 会場:STRATUS TOKYO-Mistletoe Base Camp Tokyo-
- 住所:東京都 港区 北青山2-9-5 スタジアムプレイス青山8F
- 入場料:無料
Mistletoeについて
Mistletoe株式会社は、人類が近い未来に直面する課題をイノベーションの力により解決しようという、大きな志をもったプロフェッショナル集団で、2013年に創業しました。自らを“SOCIAL IMPACT STUDIO”( 「社会に大きな良いインパクトを与えるための装置」)と定義し、主な活動は、事業開発・スタートアップとの共同創業・エコシステムの構築など、多岐にわたります。最大の特徴としては、「ORCHESTRATION」のコンセプトです。さまざまな奏者で構成されるオーケストラが素晴らしい効果を生むように、スタートアップ同士が集まる場を作ることで、新しい発見や科学反応が起きます。結果、一社で取り組むよりも、はるかに大きなインパクトを与えることができると信じおり、Mistletoeではこの「ORCHESTRATION」をスタートアップやさまざまな志を同じくする仲間と展開していくことで、世界にたくさんのムーブメントを作っていきたいと考えています。