鈴村 萌芽 | 株式会社musbun 代表【第５回学生部門賞受賞】
椙山女学園大学生活科学部4年生。たくさんのお年寄りの方にかわいがってもらって育った経験から、お年寄りに恩返ししたいという想いがあり、福祉施設でのボランティア活動に参加。ボランティア活動を通し、福祉の魅力に気づき、同世代に福祉の魅力を伝えたいと思い活動を始を開始。大学を休学し、2021年11月　株式会社musbunを設立。学生向け福祉体験の情報サイト運営、福祉イベントの企画・運営を行う。

<ファシリテーター>

陶山 祐司 | 株式会社Zebras and Company 代表取締役、インパクト投資家【アドバイザリーボード】
(1) 社会課題解決と事業成長の両立、(2)株主のみならずステークホルダー全体への貢献、(3)短期的な時価総額向上よりも長期的な価値創出拡大、を行う「ゼブラ企業」の普及拡大に取り組む。 元々は経産省で3.11を踏まえたエネルギー政策見直し、電機メーカーの支援を担当。その後、VC/新規事業のコンサルタントとして、105億円の資金調達をした宇宙開発ベンチャーやIoTベンチャーの事業戦略策定、資金調達、サービス開発、営業等の支援や政策提言等を実施し、独立。社会課題を解決する金融（インパクト投資）、良質で戦略的な官民連携（GR：ガバメント・リレーションズ）の普及にも取り組んでいる。

●起業家による5分プレゼン

葦苅 晟矢 | 株式会社エコロギー 代表取締役
1993年生まれ。早稲田大学商学部卒業。早稲田大学大学院先進理工学研究科一貫博士課程に進学後、早稲田大学朝日研究室にて昆虫コオロギの資源化、利活用に関する研究に取り組む。この研究成果をもとに2017年に株式会社エコロギーを設立。現在はカンボジアを拠点にコオロギの量産化、産業利用に携わる。2016年文部科学大臣賞受賞。2019年Forbes 30 Under 30 Japan選出。








佐藤 弘一 | 株式会社シュークルキューブジャポン 代表取締役社長【第3回優秀賞受賞】
1972年生まれ。97年フランスへ留学、00年NTT Franceに就職。08年パリで独立し、在仏日系企業や官公庁へのICTサービスを提供する中、仏語アフリカでも施工経験を重ねる。18年フランス対日投資企業として「株式会社シュークルキューブ ジャポン」を設立。19年1月JICAのSDGs課題事業に採択されアフリカの病院へ訪問し、暗闇の中の出産で命を落とす母子がいる事に衝撃を覚えTUMIQUI(ツミキ) Smart Kitと呼ぶ小型太陽光発電＆通信機器で、未電化村落に電気と通信を実現する事業を開始。19年5月セネガル保健省とMOUを締結。公立診療所10箇所に導入し20年3月の時点で600例以上の出産、1500以上の診察を照らし、診療所からのインターネットを使った健康保険システムへの接続を実現。19年12月にはセネガル経済特区とMOUを締結、その後日本法人100%子会社の現地法人TUMIQUI Japonを設立。TUMIQUI Smart Kit「Made in Africa with Japan」の実証を終え21年シード調達を完了、同年より関西電力や総務省との企業・官民連携を推進しながらセネガル教育現場における電気と通信の普及を進めている。20年第３回 日経ソーシャルビジネスコンテスト優秀賞受賞。

深井 喜翔 | カポックジャパン株式会社 代表取締役
1991年生まれ、大阪府吹田市出身。 2014年慶應義塾大学卒業後、ベンチャー不動産、大手繊維メーカーを経て、 家業である創業75年のアパレルメーカー双葉商事株式会社に入社。 現在の大量生産、大量廃棄を前提としたアパレル業界に疑問を持っていたところ、 2018年末、カポックと出会い運命を確信。 KAPOK KNOTのブランド構想を始め、クラウドファンディングで新規事業を開始。 2020年には、KAPOK KNOTの運営を軸としたKAPOK JAPAN株式会社を設立し、 アトツギとスタートアップ両社の経営に参画中。

延原 令奈 | 神戸大学国際人間科学部子ども教育学科4年、次世代教育者共創事業創設者
神戸大学４回生。高校時の鬱と大学１年時のデンマーク留学の経験が原体験。中高生150名と向き合い感じた疑問から、保護者プラットフォーム(405名参加)や教員志望学生対象「自分を知る授業」(20回開催150名参加)を実施する団体を２回生時に創設。経済産業省STEAMライブラリーのデザイン思考の高校生向け動画教材の開発に参画し、先生になる学生を育てる教員養成課程の教育のアップデートの必要性と秘めている可能性を強く感じ、次世代教育者共創事業＋Torchを創設。現在は、教員養成課程学生が、現場で生かせるコーチング力とファシリテート力を楽しく体験しながら身に付けられるカリキュラムとサービスの開発に挑戦中。

●進行

横田 浩一 | 横田アソシエイツ 代表取締役、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授、一般社団法人アンカー共同代表理事
日本経済新聞社を経て、2011年株式会社横田アソシエイツを設立。15年から慶應義塾大学大学院特任教授。22年から一般社団法人アンカー共同代表理事。企業のブランディング、マーケティング、SDGsなどのコンサルタント。セブン銀行SDGsアドバイザー、岩手県釜石市地方創生アドバイザー。現在は大学生と共に中高生のSDGsやキャリア教育に力を入れる。共著に『SDGsの本質』（中央経済社）、『愛される会社のつくり方』（碩学舎）、『ソーシャル・インパクト』（産学社）など。