イベント概要
Ocean Technologies Group - 船舶及び最も重要な資産である乗組員とのギャップを埋めるテクノロジープロバイダー/パートナー- Alex Ponomarev, Area Sales Director for APAC | OTG
ご挨拶と歓迎の言葉の後、オーシャンテクノロジーズ・グループの概要を説明し、日本の海事セクター特有の課題に対するソリューションで地域の企業を支援する方法に焦点を当ててお話しします。
規制の強化や報告義務の増加、乗組員の獲得競争の激化により、日本の船主、運航会社、管理者はデジタルソリューションを模索する傾向にあり、デジタル化を統合的に捉えることで得られる利点を調査し、OTGの一連のソリューションを通じて提供される拡張性と柔軟性について概説します。フリート管理、乗組員管理、学習・評価ソリューションのシームレスな連携を実演することで、必要な時に必要な場所で、必要なスキルを持った人材を確保する方法を紹介します。
先進的マリタイムHRシステムを用いた配乗、コンプライアンス、及びコスト管理 – Christopher Brière, Head of Sales Japan | OTG
熟練乗組員の獲得競争はますます激化しており、乗組員に必要な人材を確保するためのコストはますます高くなっています。乗組員管理プロセスのデジタル化により、インハウスまたは外部委託マンニング会社との連携をどのように改善し、船舶の効率的な運航に必要な人材を確保できるかを紹介します。またCompasが乗組員の配乗を計画する際にコンプライアンス上のリスクをどのように可視化し、出張コストの抑制にどのように役立つかについても紹介します。さらに、乗組員に情報を提供することで、より質の高い乗組員を確保し、維持することができることや、デジタル化によって船上やオフィスにいるチームの作業負担軽減についても解説します。
スプレッドシートを捨て、真にExcel(卓越)となる方法 – Satish Kanakasabai, Regional Director | OTG
今日のめまぐるしいビジネス環境において、情報管理はあらゆる組織の成功に不可欠であり、効果的な情報管理は、航行、貨物オペレーション、国際規制の遵守を調整するために必要です。Excelスプレッドシートは、長年にわたりデータや情報を管理するためのデフォルトとなっていますが、複雑なデータセットやコラボレーション、拡張性を処理するには限界があります。
計画的なメンテナンス、調達、HSEQを含むフリート管理へのデジタルかつコネクテッドなアプローチを説明し、ソリューションについて解説します。また、ソフトウェア・ソリューションが企業の情報管理プロセスの改善にどのように役立っているか実例を示しながら、生産性の向上とコストの削減を実証します。さらに、データ・セキュリティー、自動化、アナリティクスの観点からも、ソフトウェア・ソリューションの利点について解説します。
OLPを用いた乗組員パフォーマンス改善とリスクの軽減 – Toshinobu Yamasaki, Area Sales Manager | OTG
OTGチームからのプレゼンテーションの最後に、数々の賞を受賞しているOcean Learning Platform(OLP)を乗組員の選抜、育成、昇進プロセスでどのように活用できるかを概説します。乗組員育成と技能検証・管理の統合的なアプローチにより、乗組員が各社で定められた基準を満たし、船舶を安全かつ効率的に運航するために必要な知識を身につけることができることについて解説します。また、OLPのキャリア構築・支援ツールを活用することで、優秀な人材を確保できる可能性が高まることも紹介します。
さらに、OLPコンテンツ・ライブラリーに追加された最新のコンテンツと、OLPで利用可能となった新しいツールの概要を説明します。一例としてOLPには最近アップデートされたモバイル・アプリが含まれ、乗組員はインターネットに接続されていないオフライン状態でも移動中にスマートフォンやタブレットでトレーニングを受講出来るようになりました。