建築プロジェクトにおける当事者参画を推進するために何より重要なのは、関わる人材（当事者、設計者、研究者、行政）の確保です。そこで、本セミナーでは、建築プロジェクトにおける当事者参画の意義と目的を理解し、全国の当事者参画を推進する人材確保・研修を目的としています。
だれもが利用しやすい建築物の設計を推進していくために、ご関心のある皆様のご参加を希望します。

主催：日本福祉のまちづくり学会当事者参画とUD評価特別研究委員会
共催：日本建築士会連合会、東京建築士会、 DPI日本会議、日本視覚障害者団体連合
後援：国土交通省、文部科学省、東京都（予定）

セミナー内容
開会・挨拶【約10分】
１．開催趣旨と当事者参画プラットフォーム（TOJISHA-UD）構想【約10分】
　　髙橋儀平（福まち学会当事者参画とUD評価特別研究委員会）
２．建築プロジェクトの当事者参画への期待と意義【約40分】
　　①佐藤　聡（DPI日本会議）
　　②渡部安世（全日本難聴者・中途失聴者団体連合会）
　　③三宅　隆（日本視覚障害者団体連合）
　　④川口孝男（日本建築士会連合会福祉まちづくり部会）
３．解説：国交省「建築プロジェクトの当事者参画ガイドライン」【約15分】
　　杉野友香（国土交通省住宅局建築指導課）
〈休憩〉【約15分】
４．当事者参画設計好事例を学ぶ【約70分】
（１）当事者が経験した当事者参画事例
　　①工藤登志子（DPI日本会議）
　　②逢坂　忠（日本視覚障害者団体連合）
（２）設計者が経験した当事者参画事例
　　③石井隆司（愛知建築士会）、松橋雅子（秋田県建築士会）
　　④高橋秀道（日建設計）
（３）行政が経験した当事者参画事例
　　⑤坪井正幸（水戸市役所）
　　⑥小川侑太（府中市役所）
５．討論と事前質問への回答【約15分】
　　進行：髙橋儀平
　　※参加申込者に質問フォームを送信します。
閉会・お知らせ【5分】

資料代
主催・共催団体会員：2,000円　※都道府県建築士会会員も含みます。
非会員：3,000円
学　生：1,000円

その他
オフライン会場：東京建築士会　※定員は約50名です。
情報保障：字幕＋手話通訳配信
車椅子使用者で会場参加の方は事前にお知らせください。
建築士CPD認定講座（３単位）
※CPDについては参加申込後にご連絡します。