超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト(超超ＰＪ)では、主に有機系材料を対象とした高度な計算科学、高速開発・革新プロセス技術および先端ナノ計測評価技術によって作成したデータ群と、人工知能（AI）技術などの融合により、従来の経験と勘に依存する材料開発と比べて試作回数・開発期間を1／20に削減・短縮することを目標とする材料設計基盤技術の研究開発プロジェクトに2016年度から取り組んでいます。

このたび、本事業の成果や取り組みを広く一般に共有することを目的として2020年度成果報告会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

【プログラム概要】
【オープニング　11:00～11:15】
■開会挨拶
   国立研究開発法人産業技術総合研究所
   理事　村山 宣光（超超ＰＪプロジェクトリーダー）
■主催者代表挨拶
   先端素材高速開発技術研究組合
   理事長　腰塚 國博（コニカミノルタ株式会社）
■来賓挨拶
   経済産業省
　製造産業局素材産業課長　吉元 一元
■ご案内

【午前の部　11:15～12:10】　座長：安宅　龍明（先端素材高速開発技術研究組合）
■講演「超超プロジェクト紹介」
   三宅 政美（ＮＥＤＯ、超超ＰＪプロジェクトマネジャー）
■講演「超超ＰＪの成果と材料設計プラットフォーム構想」
   村山 宣光（産総研理事、超超ＰＪプロジェクトリーダー）

【午後の部（１）13:10～14:10】　座長：松田　幸人（先端素材高速開発技術研究組合）
■「高周波対応フレキシブル誘電材料の研究開発」
      藤元 伸悦（日鉄ケミカル＆マテリアル株式会社）
■「粗視化MDを中心としたマルチスケール計算による電歪ソフトマテリアル開発」
      田頭 健司　（パナソニック株式会社）
■「深層学習によるＣＮＴ膜の仮想実験－組成からの構造・特性予測
      畠　賢治（産業技術総合研究所ナノチューブ実用化研究センター）

【午後の部（２）14:20～15:20】　座長：藤谷　忠博（産業技術総合研究所）
■「ハイスループットシステムとデータ科学を活用した高活性ブタジエン合成触媒の開発」
 　  日座　操（横浜ゴム株式会社）
■「データプラットフォームの位置づけと全体設計」
　　川田　正晃（産業技術総合研究所機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター）　
■「データプラットフォーム運用事例－機能性高分子ＤＰＦ－」
　　青柳　岳司（産業技術総合研究所機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター）

【午後の部（３）15:30～16:30】　座長：時崎　高志（産業技術総合研究所）
■「混練、発泡の連続製造のスマートプロセス化構想」
　　依田　智（産業技術総合研究所化学プロセス研究部門）
■「固体ＤＮＰ－ＮＭＲを用いる高機能有機材料の構造解析」
      田中　真司（産業技術総合研究所触媒化学融合研究センター）
■「高周波プローブ顕微鏡による誘電率計測と5G-evolution向け誘電率評価」
      堀部　雅弘（産業技術総合研究所物理計測標準研究部門）

■閉会挨拶
   国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
   材料・ナノテクノロジー部長　今田 俊也

※プログラムは予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
※本報告会における写真撮影や録音・録画及びそれら媒体のSNS等への投稿は固くお断りします。