イベント概要
■授業概要
私たちが毎日使う漢字。その漢字はいつ、どのようにして生まれたのか、ご存知ですか? 漢字は、3000年以上前の古代中国で生まれました。当時の、いわば“生まれたて”の漢字である甲骨文字までさかのぼり、生涯をかけて漢字の成り立ちと意味を研究した東洋学者・白川静さん。白川さんの手法にならって「成り立ちとつながり」から漢字に親しむ講義とワークショップの入門授業です。目や鼻や耳……身体を表す漢字はどのようにして生まれたのか? 白川さんは、どうやってこの漢字の「元」にたどりついたのか? そして白川さんが中国の常識を覆して「発見」したものは何だったのか? 見慣れた漢字がまったく違った顔を見せてくれるようになるかもしれません。そして楽しいワークショップでは、書いたり刻んだりすることで、古代文字を身近に感じていただくことができます。秋の一日をたっぷりつかう授業です。
■講師:
後藤文男さん(立命館大学大学院准教授)
岐阜県生まれ。18歳で京都へ。妙心寺・真如堂塔頭等で下宿。京都教育大学国文科卒業。24歳で立命館中学校高等学校に教師として就職。以来、45年間「立命館人」として生きる。その間、中学校高等学校校長、小学校校長、教育研究研修センター長、白川文字文化研究所研究員などを経て、現在、大学院教職研究科准教授。57歳で「白川文字学」を再発見、以後「白川文字学をベースとした漢字教育」の普及に努めている。
久保裕之さん(立命館大学職員 漢字教育士)
香川県出身。1987年立命館大学法学部卒業後、オリックス株式会社、公益財団法人日本漢字能力検定協会等を経て、40歳の時に学校法人立命館入職。現在は立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所文化事業担当職員。50歳の時に放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻修了。修士(学術)。漢字教育士、全国通訳案内士(中国語)。日本漢字学会評議員。文化勲章受章者である故・白川静博士の研究を基礎とした漢字知識の普及活動を行う。体験型漢字講座「漢字探検隊」を全国で200回以上開催。
■収録日:
2021年10月16日(土)
■時間:
10:30開場
11:00~12:30 1時間目 講義「人の身体の漢字」後藤文男さん
12:30~13:40 昼休み(神保町でご自由に昼食をお楽しみください)
13:40~15:00 2時間目 ワークショップ「古代文字の消しゴムはんこ」他 久保裕之さん
※授業開始後、30分以上たってからのご入場はできません。あらかじめご了承ください。
■料金:
・入場料:無料
・ワークショップ材料費:1500円
(当日会場にて現金でお支払いください。お釣りのないようご用意いただければ幸いです)
■募集人数:
・30名
【ご注意】
・募集人数が少ない講座ですので、
確実に来ることができる場合のみご購入ください。
・キャンセルは、school@1101.comまでメールにてご連絡ください。
・開始30分前に開場いたします。
それ以前の時間にはご入場いただけません。
・全席自由です。
・発熱や味覚障害などの症状のある方はご来場をお控えください。
・ご来場時は、必ずマスクをご着用ください。
・受付時に、非接触型体温計にて検温をお願いいたします。
37.5度以上の方はご入場をご遠慮ください。
・ご入場の際に除菌用アルコールをご利用ください。
・当日は映像、写真や音声が収録され、それを編集したものが
ほぼ日刊イトイ新聞WEBサイト、ほぼ日の學校のアプリ、
TwitterやFacebookなどのSNS、その他の媒体で公開されます。
ご自身が映り込む可能性がありますので、あらかじめご了承ください。(映り込みがNGの場合はご参加はご遠慮ください)
・許可以外の開演後の撮影ならびに録音は禁止です。
【お申込みについてのお問い合わせ】
・school@1101.com宛に
「収録観覧問い合わせ」という件名でお送りください。
なるべく早くお返事いたしますが、
お待たせすることもございますこと、ご了承ください。