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4/22 VISIONARY FES vol.2 都市の微生物多様性を”拡張”するビジョン

2022/04/22(金) 21:00 ~ 22:00

[主催] 日本科学未来館

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イベント概要

VISIONARY FES vol.2 
都市の微生物多様性を”拡張”するビジョン

第2回のテーマは「都市の微生物多様性を“拡張”するビジョン」

日本科学未来館 新展示に関連したトークイベントの第2回は、オープン直前の展示場からお送りします。気密性の高い居住空間でいかに微生物を取り入れるか? このお題に対して、本展示では理想的な微生物供給源となる庭園のようなベランダを実際の植物を使って提案しています。新展示のビジョナリーとして都市での微生物多様性の促進を掲げる伊藤光平さん、展示内の植生空間の監修をした片野晃輔さんとルプレヒト・クリストフさんにゲストとしてお越しいただきます。展示紹介も交えながら、それぞれのご専門から都市の微生物の生態系を“拡張”するためのさまざまなアイデアについてお話しいただきます。キーワードは「リワイルディング」、「拡張生態系」、そして「マルチスピーシーズ」です。

◆ゲスト
・伊藤光平 (株式会社BIOTA 代表取締役)
・片野晃輔 (Wild Scientist)
・ルプレヒト・クリストフ(愛媛大学 社会共創学部     環境デザイン学科 准教授 ・ 一般社団法人FEAST理事)

◆ファシリテーター
・櫛田康晴 (日本科学未来館 科学コミュニケーター)
 
<VISIONARY FES セミナーシリーズご案内>
2022年4月20日(水)から公開予定の常設展示「ビジョナリーラボ」の新展示「セカイは微生物に満ちている」。その公開に先立ち、微生物多様性と次世代の都市デザインを考え、議論するトークシリーズ「VISIONARY FES」を開催します。

私たちは普段、たくさんの目に見えない微生物たちと共に暮らしています。しかし、現代的な都市環境やライフスタイルは、これまでの私たちと微生物との関係を大きく変えつつあります。さらに、その変化が私たちの健康に思ってもいなかった影響を与えていることが、最近の研究から報告されています。
「VISIONARY FES」では、常設展示「ビジョナリーラボ」の今回のビジョナリーである伊藤光平さんをはじめ、さまざまな方をゲストにお呼びし、微生物たちとの共生やこれからの関係性について2回のトークをおこないます。



4/8(金) 19:00~20:00
◆ゲスト

・伊藤光平 (株式会社BIOTA 代表取締役)
・ドミニク・チェン(早稲田大学 文学学術院 教授)
・Mikiko Kamada (アーティスト / プランツディレクター)
・中裕樹 (森ビル株式会社 タウンマネジメント事業部)

◆ファシリテーター
・岩澤大地 (日本科学未来館 科学コミュニケーター)





 ゲスト 

伊藤光平 (いとう・こうへい)
株式会社BIOTA 代表取締役
1996年生まれ。都市環境の微生物コミュ二ティの研究・事業者。山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所にて高校時代から特別研究生として皮膚の微生物研究に従事。2015年に、慶應義塾大学環境情報学部に進学。情報科学と生物学を合わせたバイオインフォマティクス研究に従事し、国際誌に複数の論文を投稿。現在は株式会社BIOTAを設立し、微生物多様性で健康的な都市づくりを目指して究・事業をおこなっている。

片野晃輔 (かたの・こうすけ)
Wild Scientist
1997年新潟生まれ。母親の乳がんがきっかけで分子生物学に関心を持ち、高校時代は企業や大学のラボを利用し個人で研究していた。高校卒業後、MITメディアラボ研究員に。同研究所のSynthetic Neurobiologyグループで組織内でのゲノムシーケンス手法開発に携わる。同研究所のCommunity Biotechnologyグループでは低コストかつ世界中どこでも自作し使用可能な実験機器、手法の開発や、生物学研究の民主化の研究を行う。 帰国後、Sony CSLのSynecocultureグループ、一般社団法人シネコカルチャーにて拡張生態系の研究に携わる。 現在は「生命の連環を起こす」という思想を軸に研究活動、企業への助言や造園ユニットとしての造園/空間設計など分野問わず活動している。

ルプレヒト・クリストフ
愛媛大学 社会共創学部 環境デザイン学科 准教授 ・ 一般社団法人FEAST理事
地理学・都市計画・生態学博士 (2015年、グリフィス大学Environmental Futures Research Institute)。マルチスピーシーズの持続可能性、マルチスピーシーズ都市、食と農、非公式緑地、脱成長やソーラーパンクをテーマにして、ゲーム・アート・フィクションなどの超学際的手法で共生共栄の未来への道筋を探求中。『みんなでつくる「いただきます」』(2021、昭和堂)、「Multispecies Cities」(2021、World Weaver Press)共著。

 ファシリテーター 
櫛田康晴 (くしだ・やすはる)
日本科学未来館 科学コミュニケーター
学生時代は目に見えない原生生物を対象に研究に没頭。今回の展示制作を通じて微生物の「多様性」という新しい視点から世界を見始めるようになる。

【視聴方法のご案内】
視聴URLは、お申込完了時にイベントレジストから送付される「申込確認メール」内に記載がございます。

【注意事項】
■本イベントは、日本科学未来館公式Youtube「MiraikanChannel」で配信いたします。
・PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。

・ご視聴時、他の参加者から顔と名前は見えません。

※お申込期日:2022年4月22日(金)21時まで

開催日時

開始日時:2022/04/22(金) 21:00

終了日時:2022/04/22(金) 22:00

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主催者情報

日本科学未来館

協力:アカデミーヒルズ

アカデミーヒルズライブラリーは、「過去の知識を次世代に伝え、隣人の知識を共有する機関としての図書館」という、全く新しい思想に基づき創られた、他に類を見ない会員制ライブラリーです。

志を同じくする人々のコミュニティとして、互いに敬意や礼節をもって主体的に情報交換し、イノベーションを生む場を提供し続けています。