イベント概要
【お申込について】
ライブラリーメンバーは12月13日(水)より、MAMCメンバー「チケット」は、12月15日(金)18時より申込を開始いたします。「MAMCメンバー」の皆さまは、森美術館からのメルマガ「MAMCメンバーズ・エクスプレス 2023.12.15」に記載のお申込サイトより申請ください。
森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」
トークイベント+自由鑑賞
【 会 場 】アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)+森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)【集合場所】アカデミーヒルズ
2024年01月22日 (月) 19:00~22:00
※20:30以降の途中参加はできません。
【タイムテーブル】
19:00~19:45 「私たちのエコロジー」展の見どころ解説(椿玲子×篠原雅武)
19:45~20:30 「人新世の哲学・思想について」(篠原雅武×聞き手:椿玲子)
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20:40~22:00 森美術館・自由鑑賞
現代性と国際性を追求し、複雑で多様な世界と出会う場として機能してきた森美術館は今年20周年の節目を迎えます。
その記念企画第二弾として開催されている「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」では、環境問題をはじめとする様々な課題について多様な視点で考えることを提案している展覧会です。環境危機に現代アートはどう向き合うのか。国内外のアーティスト34人による歴史的な作品から新作まで多様な表現を紹介しています。
このたび、アカデミーヒルズと森美術館との連携で、本展覧会の鑑賞付き対談イベントを開催いたします。
当日は展覧会を企画したキュレーターの椿玲子が、ゲストの篠原雅武さんと対話をしながら、本展覧会の解説を行います。その後、篠原さんと椿による「人新世の哲学について」をテーマとした対談を実施いたします。
最後は会場を森美術館に移し、展覧会を自由内覧にて皆様にお楽しみいただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
スピーカー
篠原雅武 (哲学者)
1975年神奈川県生まれ。京都府在住。哲学者。京都大学総合生存学館特定准教授、京都大学総合人間学部卒業、同大学院人間・環境学研究科博士課程修了。哲学や思想、環境人文学の研究を中心に、現代美術や建築との接点で考えている。人間が存在することの条件に関して考察を行ない、文章を書いている。問われているのは、人為と自然の関係、世界の脆さの只中における人間存在の条件といったことである。2010年代後半より、アーティストの創造現場に立ち会うことで思考を展開することを試みている。概念的な理解や主張の成立に先立つ感覚的な領域との接点で思考することの可能性を問うことを課題としている。主な著作として、『複数性のエコロジー』(以文社、2016年)、『人新世の哲学』(人文書院、2018年)、『「人間以後」の哲学』(講談社、2020年)。主な作品解説として『Illuminance』(川内倫子、torch press, 2021年)。ティモシー・モートンの『自然なきエコロジー』と『ヒューマン・カインド』の翻訳者でもある。
スピーカー
椿玲子 (森美術館アシスタント・キュレーター)
京都大学大学院人間・環境学研究科修士、パリ第1大学哲学科現代美術批評修士修了後、2002年より森美術館所属。「医学と芸術展」(2010)、「シンプルなかたち展」(2015)、「宇宙と芸術展」(2016)、「レアンドロ・エルリッヒ展」 (2017)、「六本木クロッシング2019展」(2019)、「STARS展」(2020-2021)、「私たちのエコロジー」などを企画・担当。現在、来年開催される「ルイーズ・ブルジョワ」個展を準備中。「MAMプロジェクト」ではホー・ツーニェン、タラ・マダニ、山内祥太、「MAMスクリーン」では高田冬彦、シプリアン・ガイヤール、ツァオ・フェイなどを紹介、「MAMリサーチ006:クロニクル京都1990s」を企画。成安造形大学客員教授(2013-2014)、青山学院大学非常勤講師(2019-)の他、執筆・講演・企画も行う。
募集要項
日時 | 2024年01月22日 (月) 19:00~22:00 ※20:30以降の途中参加はできません。 |
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受講料 | 無料 |
定員 | ライブラリーメンバー/MAMCメンバー各60名、森ビルで働くオフィスワーカー30名 |
注意事項 |
◆【アカデミーヒルズ ライブラリーメンバー】 |
主催 | |
共催 |
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会場 | 【集合場所】アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期日:1月22日(月)正午まで
(定員になり次第、申込は終了となります。)