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2/2シリーズ「編集者の視点〜時代を共に創る〜」 第6回 編集者から作家へ~見えない価値を掘り起こす~【リアル開催】

2024/02/02(金) 18:30 ~ 20:00

アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階) (六本木ヒルズ森タワー49階, 6-10-1, 港区六本木, 東京都, Japan)

[主催] アカデミーヒルズ

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イベント概要

本には社会的にインパクトを与えるだけでなく、読者の考え方に影響を与え、人生を変えるパワーがあります。本が出版されると著者に注目が集まりますが、その背後には必ず、編集者の存在があります。時代を読み、アイデアを発想し、著者を発掘し、著者と二人三脚で一つの本を仕上げ、出版後は、販促のために工夫を凝らし、世に広めるために知恵を絞る・・・。本シリーズでは、そんな編集者という仕事にスポットを当て、1冊の本の背景にあるストーリーから仕事のエッセンスを学びます。
 
モデレーターは、ディスカヴァー・トゥエンティワンの共同創業者として35年間、同社の社長を務め、これまで数多くの書籍を社会に送り出してきた干場弓子さんです。本の力を信じる干場さんは、価値観が大きく変わる現代における旗手を創出するため新たに出版社BOW&PARTNERSを創業し、新たに発掘した著者によるビジネス書を出版しています。編集者の仕事を知り尽くす干場さんならではの視点で、ゲストからお話を引き出していきます。

第6回のゲストは、元文藝春秋の編集者であり、『2050年のメディア』​​『アルツハイマー征服』などの著書があるノンフィクション作家・下山進さんをお迎えします。

「編集者」と「作家」は、本に関わる仕事という点は共通していますが、その役割はまったく違う職業だといえます。本シリーズでは主に「編集者の視点」を中心にお送りしてきましたが、今回下山さんには、その二つを経験したからこそ見えてきたことを共有いただきます。

下山さんは、「編集者」として一貫してノンフィクション作品に関わり『カウントダウン・メルトダウン』船橋洋一(著)、『サイロ・エフェクト』​​ジリアン・テット(著)など内外を問わず多数の一級の作品を手がけられました。その後、作家として独立を選択することになります。

「作家」として取り上げてきたのは、メディア、ジャーナリズム、医学、製薬業界など、身近にありつつも、その内情は一般的にあまり表に見えてこないテーマです。 2023年8月、文庫版として大幅加筆し出版された『アルツハイマー征服』は、アルツハイマー病の新薬、アミロイドβというタンパク質を標的としたレカネマブが2023年に承認されるまでの道筋を、取材開始から約20年かけて描いた作品です。下山さんが、それだけの時間をかけて取材を続けることができた理由、またどうしても世の中に届けたかった価値とは何だったのでしょうか。

本シリーズのモデレーター干場さんは、主にビジネス書の編集を手がけ、新しいジャンルの出版社を起業した経営者としての視点をお持ちです。お二人のジャンルは違えど、価値を掘り起こし、そこに賭けてきた視点は共通しているところもあるでしょう。それぞれの立場から見た、出版社ごとの規模やジャンルによる違い、会社の枠を超えた編集者の役割など、ガチンコの異種格闘技戦で対談いただきます。

多くの人が気づいていない価値を見いだし、その価値を追って幾年もの月日かけて一冊の本にしあげていく「作家」、その価値を真摯に見定めて世に出す「編集者」、双方の役割の違い、必要性についてもじっくりとお話いただきます。

下山さんはマーケティング的な手法ではみつけることのできない新しい価値をみつけることこそ作家の役割だとし、前例がなくとも上司がだめだと言っても編集者はその価値を世に問うことが仕事だと言います。 大手の出版社二社が「出版に値しない」として没にした1000枚の新人作家の原稿の版元をみつけ、30万部のベストセラーにしたその「価値」を見いだす能力と胆力とは? この人は後に直木賞、山本周五郎賞を受賞し、おしもおされぬ大作家になります。

様々な仕事において求められる「見えない価値」を掘り起こす視点、企画力のヒントを得たい方は、ぜひご参加ください。

 スピーカー 
下山進 (しもやま・すすむ) 
ノンフィクション作家

1993年コロンビア大学ジャーナリズムスクール国際報道上級課程を修了。 文藝春秋で編集者として数々のヒット作、話題作を手がけた。2019年3月同社を退社し独立。この30年のメディアの構造的変化を描いた『2050年のメディア』(2023年 文春文庫)、レカネマブ承認にいたる人類とアルツハイマー病の戦いの117年史『アルツハイマー征服』(2023年 角川文庫)を上梓。他の著作として『アメリカ・ジャーナリズム』(1995 丸善ライブラリー)、『勝負の分かれ目』(2002年 角川文庫)、『2050年のジャーナリスト』(2021年 毎日新聞出版)がある。2020年3月よりサンデー毎日→週刊朝日→AERAに2ページのコラムを連載中(https://cutt.ly/iXPZtak)。 現在は2024年6月新潮社から刊行される『がん征服(仮題)』の執筆にとりくむ。 元慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授。上智大学新聞学科非常勤講師。

 モデレーター 
 干場弓子 (ほしば・ゆみこ) 
 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン共同創業者・前社長 出版社/BOW&PARTNERS 代表

お茶の水女子大学卒。世界文化社「家庭画報」編集部等を経て1984年、(株)ディスカヴァー・トゥエンティワンを共同創業。以来、取締役社長として、経営全般に携わり、同社を取次を通さない直取引で日本随一の出版社に育て上げた。海外版権営業、SNS活用のいち早い導入やビジネス書大賞創設でも知られる。編集者としても、勝間和代氏らビジネス系ベストセラー作家を多数発掘育成。 2020年1月独立後は、講演、一般企業の顧問、文章指導等を行うほか、21年5月に、発行元出版社BOW&PARTNERS設立、同年10月にBOW BOOKSを創刊。人気を博す。 (一社)日本書籍出版協会初代女性理事、現在はInternational Publishers Association 日本代表理事。主な著書に『楽しくなければ仕事じゃない』(東洋経済新報社2019年刊)。(一社)アルバ・エデュ理事、第6回ファッション部門プラチナエイジスト(2020)でもある。


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※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

※お申込期日:2月2日(金)正午

開催日時

開始日時:2024/02/02(金) 18:30

終了日時:2024/02/02(金) 20:00

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開催場所

アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

東京都 港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階

主催者情報

アカデミーヒルズ

アカデミーヒルズは、森ビル株式会社の文化・教育機関として1996年に開設しました。世界的文化都市の創造をコンセプトに、「都市を創り、都市を育む」の両面から活動している森ビルの取り組みのひとつとして、人が情報とつながり、学びあう機会を提供しています。