イベント概要
ニュースサイト「YOMIURI ONLINE」と論壇誌「中央公論」が提供する教養講座「大手町アカデミア」では、第一級の知識人をお招きし最先端の「知」をお届けしています。
12月15日開催講座は、元東京大学教授、現オックスフォード大学教授である苅谷剛彦さんの「オックスフォードは学生をどう鍛えているか」です。
英国のオックスフォード大学はそのルーツを11世紀にまでさかのぼるという世界で3番目に古い伝統校です。
その教育の特色は、学生2、3人に1人の教員が毎週行う個別指導(チュートリアル)。ともかく、たくさん学生に読ませ、書かせ、それをもとに議論することを繰り返します。
大量の文献を読ませることで共通の知識の基盤を提供したうえで、その知識を用いてそれぞれが独自にどのように考えるのか、批判的思考力を徹底して鍛える方法として、この贅沢な学習が維持されているのです。
本講座では、かつて東大で「ベスト・ティーチャー」と評され(河合塾調査)、いまオックスフォード大学の教授として活躍する著者が、「世界のエリート」たちがどう鍛えられているのかを現場から伝えるとともに、どうすれば批判的思考力を鍛えられるのかを伝授します。
<講師プロフィル>
1955年、東京都生まれ。現在、オックスフォード大学社会学科および現代日本研究所教授、セント・アントニーズ・カレッジ・フェロー。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、ノースウェスタン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(社会学)。放送教育開発センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て2008年から現職。著書に『大衆教育社会のゆくえ』、『教育の世紀』(サントリー学芸賞受賞)、『階層化日本と教育危機』(大佛次郎論壇奨励賞受賞)、『なぜ教育論争は不毛なのか』『教育と平等』など多数。「グローバル化時代の大学論」シリーズに、『アメリカの大学・ニッポンの大学』『イギリスの大学・ニッポンの大学』『オックスフォードからの警鐘』がある。
【講座概要】
日時:2017年12月15日(金曜日) 19時~20時45分(予定)(開場18時30分)
講師:苅谷剛彦(オックスフォード大学教授)
会場:読売新聞東京本社3階新聞教室(千代田区大手町1-7-1)
販売数:20枚 (定員100名)
受講料:5400円(消費税・中公新書ラクレ『オックスフォードからの警鐘』書籍代を含む)
※企画内容は予告なく変更になる場合があります。
※お申し込みは先着順です。定員に達し次第、受け付け終了となります。
※お申し込み後のキャンセル・払い戻し・振り替え、参加できなかった講座の事後の払い戻し等はいたしませんので、ご了承ください。
※当日は予期せぬ天災や交通事情により、主催者の判断で講座が中止となる場合があります。
※お申し込みは先着順です。定員に達し次第、受け付け終了となります。
※お申し込み後のキャンセル・払い戻し・振り替え、参加できなかった講座の事後の払い戻し等はいたしませんので、ご了承ください。
※当日は予期せぬ天災や交通事情により、主催者の判断で講座が中止となる場合があります。
「大手町アカデミア」イベント情報はこちら
http://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/
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