イベント概要
アートコレクターとギャラリストに聞く、現代アートを「買うこと」の魅力とは?
元・テルモ会長、現代アートコレクター歴20年の中尾浩治さん、現代アートギャラリー東京画廊代表山本豊津さんの対談から、アートを買い、コレクションすることの魅力を探ります。
日本の美術館は混んでいると思いませんか?実は、日本の美術展の入場者数は世界でもトップクラスで、アートを「見る」人は非常に多いです。ただ、「買う」文化はあまり根付いていません。一方、海外ではアートを「買い」「飾る」ことがライフスタイルとして定着していますが、アートをコレクションすることの魅力とは、一体何なのでしょうか?
作家支援、娯楽、投資、精神的効用、目的は人によって様々ですが、本セミナーでは、サラリーマン時代にアートのコレクションを始めた中尾浩治さん、ギャラリーを運営する山本豊津さんの実体験から、現代アートの魅力を掘り下げます。アートは好きだけど、まだ購入したことがない人、購入方法がわからない人、何を買うべきか悩んでいる人‥今回のセミナーをきっかけに、アートのある素敵な生活をはじめてみませんか?
主 催 :株式会社アマナ、日経ウェルエイジングプロジェクト
企 画 :株式会社アマナ
日 時 :2019年10月22日(火・祝)16:00 - 18:30(15:30開場)
会 場 :日経本社6階・大手町セミナールーム1(東京都千代田区大手町1-3-7)
地下鉄「大手町駅」下車C2b出口直結
参加費 :無料 先着60名様
(プログラム)
【第1部:パネルディスカッション】
『アートコレクターとギャラリストに聞く、現代アートを「買うこと」の魅力とは?』
パネリスト:中尾浩治さん、山本豊津さん
モデレーター:前田ゆかり
【第2部:懇親会】
中尾さん、山本さんとの懇親会
▼パネリスト・モデレーター
・中尾浩治氏
広島県尾道市出身。2016年、テルモ株式会社代表取締役会長を退き、現在、ジャパン・バイオデザイン協会の理事、および(同)アート・マネジメント・しまなみの代表を務める。
90年代初頭から現代アートのコレクションを始める。出身地の尾道にギャラリーを今年オープンさせ、コレクションの一部を一般の方々にも見てもらう場所を設けた。
2017年、アート・マネジメント・しまなみという会社を設立。広島県で現代アートを活用した芸術祭を企画・実行することを目的とし、17年、18年、19年と尾道市を中心に開催、2020年の秋、県としては初めてのトリエンナーレを開催する予定。医療機器についてデザイン思考をベースにした大学教育のイノベーション・プログラムを推進しているが、アート同様、創造性の必要なイノベーションに取り組んでいる。
・山本豊津氏
日本初の現代美術企画画廊「東京画廊」の創始者である山本孝の長男として1948年、東京に生まれる。
武蔵野美術大学造型学部建築科卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、1981年より東京画廊に参画、2000年より代表を務める。世界のアートフェアへの参加や、展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを積極的に手がけ、また若手アーティストの育成や大学・セミナー・講演等、アート活性の為に幅広い領域で活動。
2014年より4年連続アートバーゼル(香港)、2015年にアートバーゼル(スイス)出展。全銀座会催事委員会委員。日本現代美術商協会(CADAN)副代表理事。アートフェア東京アドバイザー。武蔵野美術大学芸術文化学科特別講師。著書に「アートは資本主義の行方を予言する」 (PHP新書)、「コレクションと資本主義」(角川新書)
・前田ゆかり
株式会社アマナ プランナー
本セミナーの企画運営を担当。最近初めてアート作品を購入。アートを買う魅力とは何なのか? 初心者の立場で、様々な角度から質問してみたいと思います。