新着情報
-
-
2019/11/11(月) 10:43 更新
-
-
2019/11/08(金) 14:13 更新
イベント概要
<概要>
世界最大のEコマース大国、中国で新しい小売業が勃興しています。2017年にアリババ創業者のジャック・マー氏が、オンラインで培ったデータ分析技術や決済・認証技術をリアルの店づくりに応用した「ニューリテール(新小売業)」の概念を唱え、それが無人コンビニや自動化スーパーなどの形で現実のものになっている格好です。テクノロジーの力を借りて省力化と効率的な在庫管理、サービス向上を両立させようとしているのです。
今回は小売業界だけでなく、支援技術の動向にも触れながら、中国の最新事情を学びつつ、日本にとっての意義も考えます。
(※プログラム内容・登壇者は変更になることがあります)
<プログラム>
12:30 開場
13:00 開演
講演① 中国ニューリテールイノベーション市場についての洞察
馬成・36krグローバルCEO
13:30 講演②新小売業を支えるテクノロジーその1~認証技術など
中国・悠絡客(Uluku)沈修平・董事長兼CEO
14:00 講演③新小売業を支えるテクノロジーその2~AIによる音声分析など
中国・雲享智慧(Applesay)沙濤・創業者
14:35 総括・質疑応答
山田周平・日本経済新聞社企業報道部アジアテック担当部長
15:00 閉会
<講師紹介>
馬成
36Kr Global CEO、36Kr Japan CEO
36Krではセールス、マーケティング、イノベーション、海外ビジネスを計4年間にわたり担当しており、数百社のスタートアップに対し、マーケティングや事業開発などのサービスを提供した。36KrのBtoB部門のディレクターを務めており、SaaSやIoT、AIなどの事業分野に関する確かな理解とネットワークを有する。また36Krのイノベーションコンサルティング部門である「Kr8」の立ち上げ、多様な業種の50社以上のグローバルリーダー企業にサービスを提供してきた。その後、海外事業部門を創設し、東南アジア、インド、日本支社を立ち上げ、アジア地域全体におけるイノベーションの活性化を推進、日本経済新聞社との戦略提携の責任者も務める。
沈修平
悠絡客(Uluku)董事長兼CEO
2009年に最先端ニューリテールAIプラットフォーム開発の悠絡客(Ulucu)を設立。カメラとインターネットを連携させ店舗管理に活用した第一人者。 長年にわたり、「カメラの最強の頭脳を作り店舗の無人化を実現する」というビジョンのもと、チェーンストア向けに店舗運営管理ソリューションの提供に取り組んでいる。沈氏は自社の大規模分散システムを構築した上、AIによる顔認識、行動認識、物体認識、音声認識、動画分析などの先端技術を推進してきた。小売業界をはじめ幅広い業界で応用され、企業のコスト削減や業務効率化を支援している。
沙濤
雲享智慧(Applesay)創業者
応用数学専攻。消費活動領域におけるアルゴリズムとモデル構築の専門家。 EF Education First(世界最大規模の語学学校運営等)のアルゴリズムエンジニア、TNT POST(オランダ郵便)のビッグデータサイエンティスト、オーストラリア・ポスト(オーストラリア郵便)のデータセンターアルゴリズムエキスパートを歴任。
実績:TNT POST グリッド技術による立地評価モデル発明者
オーストラリア・ポスト 「In-depth」人口統計モデル発明者
EF Education First 「Leads scoring」潜在顧客予測システム発明者
山田周平
日本経済新聞社編集局企業報道部アジアテック担当部長
中華圏をめぐる産業・技術動向や地政学を得意分野とする。1991年入社、台北支局長、産業部キャップ、アジア部デスク、中国総局長などを経て現職。早稲田大学政治経済学部卒、北京大学外資企業EMBA班修了。共著書に「習近平の支配」(日本経済新聞出版社)、「現代中国を知るための52章」(明石書店)などがある。ツイッター「 日経ASIA-TECH(https://twitter.com/Nikkei_ASIATEC )」でアジアのテクノロジー、スタートアップに関する情報を発信中
申し込み締め切り 2019年10月30日(水)17時
※抽選チケットに関する当選・落選の結果は10月31日(木)頃より入力いただいたメールアドレスにご連絡します。
参加費 無料