イベント概要
日本からベトナムの関連会社を適切に管理するためには、まずそのベトナムの会社自体に適切な内部統制が整備・運用されていることが重要です。特に、上場企業においては、2024年4月1日よりJ-SOX(内部統制報告制度)が改正され、海外子会社がJ-SOXの対象になる可能性が高まっているため、海外子会社の管理は重要な論点となっています。
本セミナーでは、Grant Thorntonグループが経験した豊富な事例に基づき、ベトナム企業における内部統制の典型的な論点とその対応方法を分かりやすく解説します。
【締切】2025年9月8日(月) 17:00
【アジェンダ】
- ベトナムの最新の市場概況・進出状況
- 日本とベトナムの内部統制制度の違い
- ベトナム企業の典型的な内部統制の問題点と対応策
- 監査役監査や内部監査室監査の際のポイント
- J-SOX対応上の注意点
- システムによる内部統制強化のポイント
【対象】ベトナム拠点を持つ、または進出予定の企業の管理部門、経理部門、DX部門、海外事業統括、経営層、現地法人の方 等
【講演者】
Grant Thornton Vietnam(ベトナム)
ホーチミン駐在
ディレクター
仁科 仁
2013年太陽有限責任監査法人入所、2016年公認会計士登録。
半導体製造装置メーカー、システム開発会社、物流機器メーカー、人材採用会社、ベンチャーキャピタル等の法定監査、またIPO準備会社の上場支援業務に従事。
2021年12月からメンバーファームであるGrant Thornton Vietnam へ出向し、ジャパンデスクのディレクターとして、日系企業の監査・税務・アドバイザリー業務をサポート。
Grant Thornton Taiyo Advisors(日本)
ディレクター
山下 勝弘
慶応義塾大学卒業後、複数のコンサルティングファームにて、業務オペレーションとデジタルに関わる企業改革支援に従事。特に、サプライチェーン周りのオペレーション構築やIT戦略構築、システム導入のクライアントワークを数多くリード。
2013年、Grant Thornton(当時:優成監査法人)に入所し、ビジネスコンサルティングチームの立上げに参画。米国デザインスクールへの留学から帰国後、海外グラントソントン・メンバーファームとの連携やグローバルビジネスに関わる企業支援に従事。2021年7月より現職
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部
プロダクトサービス3部 マネージャー
米国公認会計士(ワシントン州)
豊原 健弘
監査法人系コンサルティング会社にて、主に内部統制の態勢構築やグローバル監査に関わるコンサルティング業務に従事した後、物流会社の情報システム部で国内外子会社の統一システム企画・導入・運用を行う。
ビジネスエンジニアリング株式会社に入社後はmcframe GAのプロジェクトマネージャーとして、商社、メーカー、物流会社等の海外子会社へのERP導入など多くのグローバルプロジェクトに参画している。