イベント概要
「アンブッシュマーケティング最前線」
〜法律的観点からアンブッシュ可否の境界線を探る〜
今回のサッカーワールドカップロシア大会は日本代表の快進撃により多くの日本人の興味関心を惹き付ける中、そのワールドカップの盛り上がりに便乗して展開されているビジネスや宣伝活動、いわゆる「アンブッシュマーケティング」が散見されました。一方、先般の平昌オリンピックパラリンピックにおいても、選手の所属する企業や学校による壮行会が公開禁止とされたことが話題となりました。
この先東京オリンピックパラリンピックまでの2年間、公式スポンサー企業は協賛権利を活用した正統なマーケティングを行う一方、間違いなく大小問わず様々な非公式スポンサー企業や団体が意図的に、(もしくは、悪気なく)アンブッシュマーケティングを実践することが想定されます。「公式スポンサー企業にも関わらず、競合企業の巧みなアンブッシュマーケティングにより大きく自社のビジネスが毀損される」ということや、「非公式スポンサー企業が悪気なくやっている活動が知らず知らずのうちにアンブッシュマーケティングの対象になり、訴訟問題に発展してしまう」ということ、もしくは、「非公式スポンサー企業が国際的な法的ガイドラインに則って、巧みなアンブッシュマーケティングを仕掛ける」ということが実際に起こりえるでしょう。
オリンピックパラリンピックの主催者として、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(JPC)、東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)がオリンピックパラリンピックの知的財産をどこまで守るか、すなわち、オリンピックパラリンピックというコンテンツの利用に関する境界線をどこに引くかによって、各社の対応策が見えてくると思われます。
今回のSSJセミナーでは、公式スポンサーと非公式スポンサー、両サイドの皆様に、アンブッシュマーケティングに関する正しい知識を持ち、様々なビジネスチャンスorリスクに備えていただく、ということを目的に、アンブッシュマーケティングの法律的観点に精通する早稲田大学スポーツ科学学術院准教授・弁護士の松本泰介氏に登壇いただきます。国内外の様々なケースを用いて、その行為は合法か違法か、また、なぜそうなのか、といったアンブッシュマーケティングルールの法的課題について追求して行ければと思います。
※本セミナーは、スポンサーとコンテンツホルダーを対象としたイベントになります。
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◆講師
早稲田大学スポーツ科学学術院准教授
Field-R法律事務所 弁護士 松本泰介氏
- ◆参加資格
・スポンサー企業(広告主)の方
・コンテンツホルダー(プロリーグ、プロチーム、企業チームetc)の方
※受付時、お名刺を2枚ご用意ください。1枚は受付で頂き、もう1枚はネームホルダーに入れてお渡しいたします。
◆日時
8月27日(月)19:30〜
開場:19:00〜
講演:19:30〜
懇親会あり
◆タイムテーブル
19:30〜20:50 講演
20:50〜21:10 質疑応答
21:10〜22:30 懇親会
※スケジュールは変更になる場合がございます。
◆会場
Hikarie カンファレンス RoomD
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21−1
渋谷ヒカリエ 11F
http://www.hikarie.jp/conference/access.html
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