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27/01/2021(Wed) 06:39 pm (JST) updated
2人目の登壇者の鈴木航太先生のご役職に誤りがありました。
当初のホームページに記載されているご役職の"精神・神経科学教室 特任助教授"が、正しくは"精神・神経科学教室 特任助教"でした。
関係者各位の皆様には深くお詫び申し上げます。
Event Description
日本社会の高齢化に伴って医療へのニーズが拡大する中、デジタルヘルスケアに対する期待が高まっています。また、Covid-19の感染拡大を契機に、遠隔診療をはじめとした医療のデジタル化は加速しています。その一方、医療のデジタル化を推進する上では、患者と現場の医師の双方に受け入れられることと、産官学での連携が必要不可欠です。今回のウェビナーでは、行政、医療現場、企業の3つの異なる観点から、日本の医療が抱える課題とデジタル化を通じていかに解決を目指すのかについて議論します。また、パネルディスカッションでは、産官学の連携をいかに強化するのか、製薬企業や医療機器メーカーへの期待といったテーマについても議論します。
受付開始
16:00-16:30
1. 行政が目指すデジタルシフトによる患者の価値を中心にした医療の姿
登壇者:経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 室長補佐 / 医師
藤原崇志
Society 5.0は日本が目指す未来社会の姿として第5期科学技術基本計画より提唱され、現実空間と仮想空間を高度に融合されたシステムにより、社会発展と社会課題の解決を両立する、人間中心の社会が目指されています。医療においては健康データを活用した個別化医療や遠隔診療の普及による質の高い医療の提供が期待されていました。Covid-19の感染拡大に伴う社会情勢の変化は、これらのデジタルシフトの早期実現に向けた追い風となっています。その一方で、日本の医療のデジタルシフトは諸外国と比べて遅れをとっています。その遅れをいかに取り戻し、いかに患者中心の医療の実現を目指して取り組んでいるのかを、行政の立場からご紹介頂きます。
16:30-17:00
2. 臨床現場におけるヘルスケア×デジタルへの期待
登壇者:慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教授/HIKARI Lab/Doctor Mate/医師
鈴木航太
医療のデジタルシフトが加速してきている一方で、医療従事者にとっては、その具体的なメリットを実感できていない部分も多く存在しています。また、臨床現場での業務の効率化、患者の状態の継続的把握やアドヒアランスの向上といった様々なツールは出てきているものの、未だ現場では定着していないのが現状です。本演題では、デジタル化による質の高い医療の提供を目指すためには何が求められているのか、医療現場でのニーズと課題について医師の立場から紹介します。
17:00-17:30
3. 患者サポートプログラムの実現に向けた企業の取り組みから見える光明
登壇者:株式会社MICIN Co-founder&SVP
草間亮一
デジタルツールを活用した患者サポートプログラム(PSP)が、患者のアウトカムに良い影響を与えることは海外で既に指摘されています。日本国内の今までの医療関連アプリなどは普及に課題を抱えていました。しかし、治療アプリが保険償還の対象となる初の事例が今年に生まれ、日本国内でもヘルスケアとデジタルが実際に結びつく時代が到来しています。そこで、MICINが全国の医師やパートナーの企業と共に先端的に取り組むPSPの事例を、いかに臨床現場の課題を解決できるのかという観点からご紹介します。
17:30-18:00
4. パネルディスカッション
モデレーター:株式会社デジタルガレージ / 日本デジタルセラピューティクス推進研究会事務局
宇佐美克明
パネリスト(登壇順):藤原崇志 鈴木航太 草間亮一
藤原崇志 氏
経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 室長補佐 / 医師
鈴木航太 氏
慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教授/HIKARI Lab/Doctor Mate/医師
2010年北里大学医学部卒業。2012年川崎市立川崎病院にて初期臨床研修を修了後、慶應義塾大学病院精神・神経科学教室に入局。精神科病院などでの勤務を経て、2016年より慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 大学院博士課程に入学し、2020年9月卒業。現在、慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教。医師として診療を行うかたわら、HIKARI Lab、Doctor Mateといった医療系ベンチャーでも活動を行なっている。
資格:医学博士、精神保健指定医、精神科専門医、日本医師会認定産業医、認知症診療医
草間亮一 氏
株式会社MICIN(Co-founder & SVP)
無料/事前登録制
※参加状況により締め切りが発生する可能性があります
<参加対象者>
同業他社の方のご参加はお断りいたします
<注記>
画像のキャプチャーや録音をお控えください
当日のプログラム
15:50受付開始
16:00-16:30
1. 行政が目指すデジタルシフトによる患者の価値を中心にした医療の姿
登壇者:経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 室長補佐 / 医師
藤原崇志
Society 5.0は日本が目指す未来社会の姿として第5期科学技術基本計画より提唱され、現実空間と仮想空間を高度に融合されたシステムにより、社会発展と社会課題の解決を両立する、人間中心の社会が目指されています。医療においては健康データを活用した個別化医療や遠隔診療の普及による質の高い医療の提供が期待されていました。Covid-19の感染拡大に伴う社会情勢の変化は、これらのデジタルシフトの早期実現に向けた追い風となっています。その一方で、日本の医療のデジタルシフトは諸外国と比べて遅れをとっています。その遅れをいかに取り戻し、いかに患者中心の医療の実現を目指して取り組んでいるのかを、行政の立場からご紹介頂きます。
16:30-17:00
2. 臨床現場におけるヘルスケア×デジタルへの期待
登壇者:慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教授/HIKARI Lab/Doctor Mate/医師
鈴木航太
医療のデジタルシフトが加速してきている一方で、医療従事者にとっては、その具体的なメリットを実感できていない部分も多く存在しています。また、臨床現場での業務の効率化、患者の状態の継続的把握やアドヒアランスの向上といった様々なツールは出てきているものの、未だ現場では定着していないのが現状です。本演題では、デジタル化による質の高い医療の提供を目指すためには何が求められているのか、医療現場でのニーズと課題について医師の立場から紹介します。
17:00-17:30
3. 患者サポートプログラムの実現に向けた企業の取り組みから見える光明
登壇者:株式会社MICIN Co-founder&SVP
草間亮一
デジタルツールを活用した患者サポートプログラム(PSP)が、患者のアウトカムに良い影響を与えることは海外で既に指摘されています。日本国内の今までの医療関連アプリなどは普及に課題を抱えていました。しかし、治療アプリが保険償還の対象となる初の事例が今年に生まれ、日本国内でもヘルスケアとデジタルが実際に結びつく時代が到来しています。そこで、MICINが全国の医師やパートナーの企業と共に先端的に取り組むPSPの事例を、いかに臨床現場の課題を解決できるのかという観点からご紹介します。
17:30-18:00
4. パネルディスカッション
モデレーター:株式会社デジタルガレージ / 日本デジタルセラピューティクス推進研究会事務局
宇佐美克明
パネリスト(登壇順):藤原崇志 鈴木航太 草間亮一
登壇者のご紹介
藤原崇志 氏
経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 室長補佐 / 医師
2009年に愛媛大学医学部卒業後、倉敷中央病院で初期研修、倉敷中央病院および愛媛大学で後期研修を終了。愛媛大学で大学院修了後、倉敷中央病院で勤務を続け、2020年10月より経済産業省 商務・サービスグループ 医療・福祉機器産業室。
鈴木航太 氏
慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教授/HIKARI Lab/Doctor Mate/医師
2010年北里大学医学部卒業。2012年川崎市立川崎病院にて初期臨床研修を修了後、慶應義塾大学病院精神・神経科学教室に入局。精神科病院などでの勤務を経て、2016年より慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 大学院博士課程に入学し、2020年9月卒業。現在、慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 特任助教。医師として診療を行うかたわら、HIKARI Lab、Doctor Mateといった医療系ベンチャーでも活動を行なっている。
資格:医学博士、精神保健指定医、精神科専門医、日本医師会認定産業医、認知症診療医
草間亮一 氏
株式会社MICIN(Co-founder & SVP)
2012年にマッキンゼー東京支社に入社。1年間のニュージャージー支社勤務を経てMICIN(マイシン)の創業メンバーに。マッキンゼーでは主に製薬や医療機器など、ヘルスケア分野を担当。戦略立案だけでなく、IoT等のデジタルツールを用いたbeyond the pillの取組など、幅広いプロジェクトを経験。京都大学大学院工学研究科卒
宇佐美克明 氏
株式会社デジタルガレージ/日本デジタルセラピューティクス推進研究会事務局
株式会社デジタルガレージにてヘルスケア分野の事業開発とスタートアップ投資に従事。日本デジタルセラピューティクス推進研究会の事務局を務める。2018年に米国ボストンのMIT Media Labにて医療情報管理システムの研究を行う。東京工業大学 生命理工学部卒。
宇佐美克明 氏
株式会社デジタルガレージ/日本デジタルセラピューティクス推進研究会事務局
株式会社デジタルガレージにてヘルスケア分野の事業開発とスタートアップ投資に従事。日本デジタルセラピューティクス推進研究会の事務局を務める。2018年に米国ボストンのMIT Media Labにて医療情報管理システムの研究を行う。東京工業大学 生命理工学部卒。
注意事項
<参加費>無料/事前登録制
※参加状況により締め切りが発生する可能性があります
<参加対象者>
同業他社の方のご参加はお断りいたします
<注記>
画像のキャプチャーや録音をお控えください