イベント概要
【定員に達したため、お申し込みの受付を終了とさせていただきます】
本セミナーは先着制で定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをいただきまして、誠にありがとうございました。当日お会いできるのを楽しみにしております。
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■開催日時:2024年5月29日(水)12:15 ~ 13:15
■タイトル:動物実験機材の新時代・深層学習を用いた「マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)」
■演 者 :株式会社Preferred Networks 井上 拓哉 様
住商ファーマインターナショナル株式会社 越川 隆史 様
株式会社夏目製作所 小川 哲平
■新 製 品:マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)
■発売開始日:2024年5 月29 日(予定)
この度は、第71回日本実験動物学会総会(京都大会)で5月29日(水)に、新製品「マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)」の発売開始(予定)に合わせて、ランチョンセミナーを開催する運びになりました。
日本国内で年間約250万匹のマウスが動物実験用として販売されています(日本実験動物協会2022年調査結果)。また、施設内で交配されるマウスも含めると同数以上が実験・試験に供されています。その中でもマウスの尾静脈内への薬液投与は最も行われる手技の一つであり、技術の獲得が非常に難しい、難易度の高い手技でもあります。
マウスの尾静脈は注射針と同程度の太さ(約0.3mm)であり、実験者には正確な穿刺技術が求められます。この技術の習得には多くの訓練が必要であり、人の手による穿刺は針刺事故のリスクがあり、実験者には失敗できないという精神的負担がかかります。また、スキルのばらつきにより実験誤差が増大する可能性があるため、実験者間による誤差を考慮して同一実験者が担当するなど、柔軟でない働き方も起こり得ます。さらに、スキルを持った研究者が行わざるを得ないため、一般的に時間単価が高く、クリエイティブな作業に割く時間が減っています。
倫理面では、動物実験の3Rsの原則の内、どうしても動物を用いる必要がある(Replaceできない)場合に、匹数を減らし(Reduction)、なるべく苦痛を減らす(Refinement)ことが望ましいです。しかし、経験の浅い実験者の場合には、穿刺に時間を要し穿刺の失敗により動物への負荷がかかり、実験精度の低下により多くの動物数が必要になる、という課題があります。また、尾静脈注射のスキルの習得や維持のための練習にも多くの動物が用いられているという問題もあります。
ロボットにより自動化することで実験精度も向上し、マウスの匹数を減らしても信頼性の高い実験を行うことが可能となり、マウスや飼育のコストを削減できるようになることが期待されます。
ランチョンセミナーでは、動物実験機材の新時代と題して、「これまでの開発ストーリー」および「これから向かう未来」について発表させていただきます。
当日は、ご昼食を用意させていただきますが、手配の都合上、事前登録の方から優先してお渡しいたします。なお、事前予約で定員に達した場合、当日のお申し込み枠はございませんので、ぜひ事前登録にてお申込みください。皆様のご参加をお待ちしております。
本セミナーは先着制で定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをいただきまして、誠にありがとうございました。当日お会いできるのを楽しみにしております。
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■開催日時:2024年5月29日(水)12:15 ~ 13:15
■タイトル:動物実験機材の新時代・深層学習を用いた「マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)」
■演 者 :株式会社Preferred Networks 井上 拓哉 様
住商ファーマインターナショナル株式会社 越川 隆史 様
株式会社夏目製作所 小川 哲平
■新 製 品:マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)
■発売開始日:2024年5 月29 日(予定)
この度は、第71回日本実験動物学会総会(京都大会)で5月29日(水)に、新製品「マウス尾静脈自動注射システム・AUTiv(オーティヴ)」の発売開始(予定)に合わせて、ランチョンセミナーを開催する運びになりました。
日本国内で年間約250万匹のマウスが動物実験用として販売されています(日本実験動物協会2022年調査結果)。また、施設内で交配されるマウスも含めると同数以上が実験・試験に供されています。その中でもマウスの尾静脈内への薬液投与は最も行われる手技の一つであり、技術の獲得が非常に難しい、難易度の高い手技でもあります。
マウスの尾静脈は注射針と同程度の太さ(約0.3mm)であり、実験者には正確な穿刺技術が求められます。この技術の習得には多くの訓練が必要であり、人の手による穿刺は針刺事故のリスクがあり、実験者には失敗できないという精神的負担がかかります。また、スキルのばらつきにより実験誤差が増大する可能性があるため、実験者間による誤差を考慮して同一実験者が担当するなど、柔軟でない働き方も起こり得ます。さらに、スキルを持った研究者が行わざるを得ないため、一般的に時間単価が高く、クリエイティブな作業に割く時間が減っています。
倫理面では、動物実験の3Rsの原則の内、どうしても動物を用いる必要がある(Replaceできない)場合に、匹数を減らし(Reduction)、なるべく苦痛を減らす(Refinement)ことが望ましいです。しかし、経験の浅い実験者の場合には、穿刺に時間を要し穿刺の失敗により動物への負荷がかかり、実験精度の低下により多くの動物数が必要になる、という課題があります。また、尾静脈注射のスキルの習得や維持のための練習にも多くの動物が用いられているという問題もあります。
ロボットにより自動化することで実験精度も向上し、マウスの匹数を減らしても信頼性の高い実験を行うことが可能となり、マウスや飼育のコストを削減できるようになることが期待されます。
ランチョンセミナーでは、動物実験機材の新時代と題して、「これまでの開発ストーリー」および「これから向かう未来」について発表させていただきます。
当日は、ご昼食を用意させていただきますが、手配の都合上、事前登録の方から優先してお渡しいたします。なお、事前予約で定員に達した場合、当日のお申し込み枠はございませんので、ぜひ事前登録にてお申込みください。皆様のご参加をお待ちしております。
