<無料開催>フランスのスタートアップとオープンイノベーションの展示会「ビバテクノロジー2024」関西報告会 LVMH主催コンテストのファイナリストなど出展スタートアップが登壇◇日経イノベーション・ミートアップ
日本経済新聞社(日経渋谷センター)
日本経済新聞社はパリで5月に開催された欧州最大のスタートアップイベント「ビバテクノロジー」2024の概要、そして実際に参加された関西の大企業、スタートアップが登壇するセミナーを開催します。
フランスのスタートアップ支援策「フレンチテック」は、2013年より政府主導ではじまり、現在ではフランスのスタートアップ企業は約25,000社、ユニコーン(時価総額10億ドルを超えるスタートアップ)は2023年時点で33社誕生するなど、フランス発のスタートアップエコシステムとして一定の成果を挙げており、日本政府のお手本ともなっています。
またフランスではスタートアップ支援と協業の重要アクターとして大企業の役割が注目されています。現在、オープンイノベーションに、フランスの歴史ある大企業が積極的に取り組んでいます。そのフランスのテクノロジーとオープンイノベーションのショーケースとしての展示会が毎年パリで開催されるVIVATECHNOLOGYです。この展示会は欧州最大級のテックコンフェランスとして2016年から開催され、昨年2023年は15万人が参加し、CESの参加者数を上回ったとして話題になりました。
このVIVATECHNOLOGY、今年は5月22-25日の4日間開催され、参加者数は昨年よりさらに増加し、165,000人になりました。そして今年はCountry of the year(特別主賓国)として日本が選ばれ、日本から60社の大企業・スタートアップで構成されたジャパンパビリオンとして出展しました。
今回のセミナーでは、フランスの現状について精通する専門家らが、それぞれの視点で、フランスのスタートアップエコシステムや、この5月に開催された「ビバテクノロジー」について紹介し、そして今回実際に出展した関西発のスタートアップや関西の大企業からその体験を語っていただきます。
ぜひ7月16日(火)に阪急大阪梅田駅直結のNORIBA 10 umedaにご来場いただき、関西企業ならではのホンネの海外展示会の活用法や率直な体験談などを直接きき、ディスカッションしてネットワークして関西スタートアップエコシステムを盛り上げましょう。◆NORIBA 10 umeda:
阪急電鉄株式会社と阪急阪神不動産株式会社では、さまざまな立場の「創る人々」に新たな価値創造の機会を提供する場所として、阪急大阪梅田駅2階中央改札口を出てすぐの「阪急阪神MEETS」内に招待会員制イベントスペース「NORIBA 10 umeda」を開設しています。よりよい未来を創りたい人々が、共感できる仲間に出会うことで、一歩目を踏み出すアイデアと情熱が得られる場所を目指します。
公式HPはこちらから→https://noriba10.jp/プログラム(調整中)
司会進行:林薫子氏 株式会社NARAFRANCE 代表取締役
18:00 受付開始
18:30-18:35 開会挨拶:NORIBA紹介 (阪急阪神不動産 田渕貴稔氏)
18:35-18:45 イントロダクション: 「VIVATECHとフレンチテックとは?」
NARAFRANCE 林薫子氏 (5分)
18:45-19:00 「VIVATECH訪問報告(大企業の視点)」
阪急阪神不動産 田渕貴稔氏
19:00-19:15 「日本のスタートアップの海外挑戦とVIVATECH2024」
ユナイテッドシルク 河合崇氏
19:15-19:30 「日本のスタートアップの海外挑戦とCESからLVMHアワードファイナリストへ」
ジカンテクノ 木下貴博氏
19:30-20:00 パネルディスカッション「日本のスタートアップの活躍とVIVATECH2024」
パネリスト
河合崇氏氏 ユナイテッドシルク 代表取締役社長
木下貴博氏 ジカンテクノ 代表取締役社長
田渕貴稔氏 阪急阪神不動産株式会社 都市マネジメント事業部
森 令子氏 PRマーケター/中小企業診断士、NPO法人生態会ライター
(司会)上田 敬 日本経済新聞社
Q&A
20:00-20:30 ネットワーキング
20:30 クロージング
※登壇者や内容は変更する場合があります。◇登壇者詳細
河合崇(かわい たかし)
ユナイテッドシルク株式会社
代表取締役社長
1973年 大阪府河内長野市生まれ。京都大学経済学部卒業後、住友商事株式会社(繊維原料部)を経て、2006年に妻の家業である繊維商社 田窪株式会社に入社し愛媛県に移住。2016年にユナイテッドシルクを創業。シルク生産のDX化と繊維以外の用途拡大による新しいシルク産業の創出を目指す製造業スタートアップ。愛媛県内には、カイコの大量飼育、原料抽出加工を行う自社工場4拠点、愛媛シルクショールーム(店舗)を展開。「伊予銀行ビジネスプランコンテスト2016」最優秀賞、「ふるさと名品・オブ・ザ・イヤー2017」政策奨励大賞(地方創生担当大臣賞)を受賞。2023年 Google for Startup Global Acceleration Program 国内10社選抜、2024年J-Startup WEST(中四国) 選定企業。木下貴博(きのした たかひろ)
カンテクノ株式会社 代表取締役
近畿大学卒
2016年 ジカンテクノ(株)創業に参加
2021年 ジカンテクノ(株)2月に退社
2021年 ジカンテクノ(株)7月に代表取締役就任
ジカンテクノ代表取締役に就任時は明日廃業しても仕方ない状況から従来の原料や素材だけでなく鉱物由来だけで作られていた素材を、農業残差や食料残差由来のバイオマス素材開発の取組を開始。コンセプトだけでなくコストや品質も工業製品として対応可能なレベルの製法を確立し数々の特許を取得し事業化に成功。
現在は日本を代表するクライメートテックベンチャーとして国内だけでなくアジア圏・米国・欧州でも数々のプロジェクトを進行させている。
田渕貴稔(たぶち たかとし)
阪急阪神不動産株式会社 都市マネジメント事業部
2022年に阪急阪神ホールディングス(株)へ入社後、阪急阪神不動産(株)へ出向、新産業創造の観点から大阪梅田のエリアマネジメントを推進。 スタートアップやデジタルノマドを対象とした会員制コワーキングオフィスFUTRWORKS(旧名称:GVH#5)の運営に携わりつつ、国内外でのオープンイノベーション創出に取り組む。
2023年からは(公財)都市活力研究所にも兼務出向し、国際イノベーション会議Hack Osakaをはじめ、支援者の立場で大阪・関西におけるスタートアップ・エコシステム創成にも挑戦している。 森 令子(もり れいこ)
PRマーケター/中小企業診断士
ホテル日航東京(現・ヒルトン東京お台場)、関西の大手レジャー施設、機能性食品通販などにて約20年間、広報PR・マーケティング分野を担当。2018年に独立し、現在は中小企業や団体、起業家向けに、事業・マーケティング・広報戦略の立案・実行サポート、ビジネスライティング(ニュースリリース、顧客事例、イベントレポートなど)、セミナー講師などを行う。関西の起業エコシステムの可視化を目指す「NPO法人生態会」でも、2019年から活動中。慶應義塾大学文学部仏文科卒 上田 敬(うえだ たかし)
日本経済新聞社
編集 総合解説センター担当部長
イノベーションやスタートアップ、SDGsなどをテーマに取材したり、イベントを企画・運営したりしている。社外では、大学や高校の起業家講座などでの講師・メンターや、スタートアップやNPOのピッチコンテストの審査員やアドバイザーなども務める。海外テックイベントは米ラスベガスのCES、仏パリのビバテクノロジー、イスラエル・テルアビブのDLDなどを取材。ビバテクノロジーは今年で3年連続4回目の参加。著作は「グッドワークス!」(フィリップ・コトラー他著、共訳、東洋経済)「ベンチャー企業の法務・財務戦略」(共著、商事法務)など。
東京工業大学や上智大学、関西学院大学など非常勤講師、同志社大学嘱託講師など歴任。
取材・イベント拠点の日経渋谷センター、セミナー・交流イベント「日経イノベーション・ミートアップ」の立ち上げメンバー。林 薫子 (はやし かおるこ)
株式会社NARAFRANCE 代表取締役
明治大学大学院で経営学修士を取得後、フランス、ニースに留学。フランスのMBAにあたるDESSマーケティング、DEA経営学を取得後、現地でのインターンシップを経て帰国。2003年より在日フランス大使館経済部(当時)に就職し、バイオテクノロジー、IT、スタートアップ関連フランス企業の日本進出をサポート。2015年より同大使館貿易投資庁・ビジネスフランスの上席貿易担当官。2020年6月に退職。現在は奈良県生駒市に移住し、株式会社NARAFRANCEを起業。日仏通訳、翻訳、ビジネスサポート、信州大学、高知大学、奈良女子大学でフランスのビジネス、アントレプレナーシップの講師などで活躍。
2022-23年九州地区食品加工品のフランス輸出促進専門家(農水省補助事業)
2023年10月 フランス・ディジョン市開催のジャパンウィークでコーディネータとして九州食のマルシェ(試食会)とワークショップ、カンファランスを企画運営
2024年3月 監・著書「フレンチテック-伝統からイノベーションへ。変化するフランスとスタートアップ」(上田敬氏、今井公子氏との共著。KINZAIバリュー叢書)刊行
https://www.narafrance.com/