イベント概要
日本経済新聞社は3月15日、モバイル分野の世界最大級の展示会「MWC19バルセロナ」(スペイン・バルセロナ、2月25日~28日)の報告会を開催します。今年は次世代通信規格「5G」が最大のテーマです。5Gの普及は、ビジネスや暮らしにどのような変化をもたらすのでしょうか。併設されたスタートアップイベント「4YFN」では、欧州中心に世界のスタートアップが最新の技術やサービスを競います。今年は日本から20社以上のスタートアップ企業も出展します。
報告会では、海外テクノロジーイベントの調査経験が豊富なアナリストと、スタートアップと大企業の新規事業に詳しいコンサルタントがじっくりと現地で収集した情報を分析・報告します。
日本から参加したスタートアップ企業経営者によるライトニングトークも実施します。
そのほか、スペイン・カタルーニャ州政府貿易投資事務所が、多くのスタートアップを生み出すスペイン・カタルーニャ州およびバルセロナ市のエコシステムについて解説します。
ネットワーキングでは軽食やカタルーニャのお酒もご用意しています。交流とともに、お楽しみください。
<スケジュール>
18:30 開場(受付開始)
19:00 開演
20:30 ネットワーキング
21:30 終了
(いずれも予定)
<登壇者>
吉岡佐和子 株式会社情報通信総合研究所 ICTリサーチ・コンサルティング部主任研究員
川端康夫 アクティブビジョン株式会社 代表取締役
木地本裕子 カタルーニャ州政府貿易投資事務所所長
新田沙織 JETROイノベーション促進課
<スタートアップ>
井上憲 George & Shaun,LLC 代表 / 日本オラクル株式会社 シニアマネジャー
後藤玄利 Kotozna株式会社代表取締役
大熊一慶 株式会社ピスケス 代表取締役CEO
西川隆介 Mira Robotics株式会社 ロボットAI研究者(理学博士)
上田敬 日本経済新聞社
(順不同、敬称略)
その他調整中
ほか調整中、予告なく変更する場合があります。
<講師>
吉岡佐和子 株式会社情報通信総合研究所 ICTリサーチ・コンサルティング部主任研究員
法人営業を経験後、海外の最先端技術/サービスの目利き・ローカライズして日本で販売展開する業務に従事。2008年の洞爺湖サミットでは参加各国の通信環境構築に携わり、2009年より現職。ウェブサービスやIoTを中心とした海外の最新トレンドやIT大手企業等の戦略に関する調査研究に携わる。海外企業へのヒアリング調査経験豊富。その他寄稿、講演等多数
川端康夫アクティブビジョン株式会社 代表取締役
電通、KDDI勤務を経て現職。電通在籍時に大手電器メーカーのマーケティングサポートとしてIT・通信系の主要海外展示会・カンファレンスを定点観測。その後KDDIにてスタートアップへの出資や協業・インキュベーション業務を担当、海外を含めた業界動向の収集把握を業務に活かす。現在は大手企業とスタートアップ企業双方の事業創造・成長のサポートを手がけ、短期的な戦略コンサルティングの後に必要となる、地に足のついた伴走型の戦術コンサルティングを手がける。2018年には、3週間の欧州滞在中に4つのカンファレンス参加と1件の視察を実施、その合間にプライベートでフルマラソンに参加するWorkationの実験を行なった。
木地本裕子 カタルーニャ州政府貿易投資事務所所長
1987年よりバルセロナにてカタルーニャ州政府の企業支援機関勤務。1988年より、スペイン初の投資誘致事務所として開設した州政府東京事務所にて勤務。2015年より、現職。州政府貿易投資事務所は、カタルーニャ州が海外に有するカタルーニャ企業の貿易促進、カタルーニャへの投資誘致、技術交流促進に従事する事務所。
新田沙織 JETROイノベーション促進課
2008年みずほ銀行入行。中小企業営業、ストラクチャードファイナンスに従事後、2012年に(独)日本貿易振興機構(ジェトロ)入構。ものづくり産業部生活関連産業課を経て、2017年8月より現職。現職では、日本のスタートアップの海外展開サポートを担当。
<スタートアップ>
井上憲 George & Shaun,LLC 代表 / 日本オラクル株式会社 シニアマネジャー
1980年生まれ。社会起業家。 2006年に日本オラクルに新卒入社後、現在までIoT/クラウド製品の事業開発を歴任。一方で自身の家族の迷子をきっかけに2016年3月に東京工業大学院時代の学友と、ジョージ・アンド・ショーン合同会社を創業、見守りサービス『biblle(ビブル)』の展開をはじめる。 直近ではテレビ東京系列 ワールド・ビジネス・サテライト 『イノベンチャーズ列伝』、日経産業新聞1面などで、兼業事業者としてメディア露出中。
後藤玄利 Kotozna株式会社代表取締役
企業経営者・アントレプレナー。アクセンチュアで5年間、戦略コンサルタントとして従事した後、1994年株式会社ヘルシーネット(後のケンコーコム株式会社)設立。20年にわたり代表を務め、2004年には東証マザーズ上場に導く。医薬品ネット販売をめぐって国を提訴し、2013年に最高裁で勝訴。NPO法人日本オンラインドラッグ協会理事長、World Economic Forumメンバー、厚生労働省および経済産業省での検討会メンバー等を歴任。2016年よりKotozna株式会社(旧ジャクール株式会社)代表取締役、一般社団法人TagFIT代表理事。東京大学教養学部基礎科学科第一卒業、シンガポール国立大学リークワンユースクール公共マネジメント学科修了。
大熊一慶 株式会社ピスケス 代表取締役CEO
慶應義塾大学商学部卒。2011年、モンスター・ラボに入社。2014年にグローバルソーシング事業を行う子会社「セカイラボ」を起ち上げ、代表取締役COOに就任。欧州、アジアなど世界12カ国に拠点を擁し、約800名の仲間とともにweb、アプリの開発をできる事業運営を行う。当時の経験から、2018年にモンスター・ラボからスピンオフし、株式会社ピスケスを創業。
西川隆介 Mira Robotics株式会社 ロボットAI研究者(理学博士)
2014年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了。富士通研究所などを経て2018年より現職。研究ではブラックホール解や宇宙モデルの理論的検証に取り組み、数値計算、摂動論、統計解析などの経験を生かして、企業では統計的仮説検定、画像認識、光学設計などに従事。現職ではロボット制御やAIの開発を担当。物理学、情報工学、光学の分野で多数の国際学術雑誌及び特許をもつ。