イベント概要
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「都市は思考する」シリーズ第4回
利休の追求したクリエイティブ空間とは?
木村宗慎(茶人/芳心会主宰)×藤村龍至(建築家)
たった二畳の茶席「待庵」にこめた利休の思いとは?
森美術館で開催中「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」にて、千利休の作と伝えられ、現存する茶室建築としては日本最古の国宝《待庵》(京都府・妙喜庵)が原寸再現されたことを記念して、気鋭の茶人・木村宗慎氏(芳心会主宰)をゲストに迎え、この極小空間に込めた利休の思いについて考えます。
人と人とがリアルに会する意味が希薄になりつつあるネット社会において、形式に則り、あえて限られた空間で他者と向き合うことを強いる茶道が、現代に還元できるエッセンスは何なのか?時の権力者の集いの場としても機能した茶室には、日本人独特の空間への感覚があるはずです。
モデレーターには、建築デザインを通して、社会を設計する『ソーシャル・アーキテクト』を提唱する建築家・藤村龍至氏(東京藝術大学建築科准教授/ RFA主宰)にお務め頂きます。建築・都市という目線で、茶室や茶道のエッセンスが、現代のコミュニティやクリエイティブ空間にどう応用できるのかといった視点で迫って頂きます。
【上部写真】
〈左〉伝 千利休《待庵》1581年頃(安土桃山時代)/2018年(原寸再現)、制作:ものつくり大学、展示風景:「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」森美術館(2018年)、撮影:来田 猛
〈右〉木村宗慎(茶人/芳心会主宰)撮影:三部正博
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