イベント概要
「さとにきたらええやん」を観て考える
「こどもの貧困」の現実とこれから
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12月27日(火)19時~
@六本木アカデミーヒルズ オーディトリアム
※18:30開場、19:10映画上映開始予定
http://forum.academyhills.com/roppongi/access/index.html
一般:2500円 学生:2000円
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「体を売って生活して30には死ぬ」「生活保護で暮らせばいいじゃん」「どうせたいした未来はないよ」
「子どもの貧困」と向き合うと、小学生や中学生からこのような言葉を聞くことがあります。彼らは既に自分に絶望し、未来への希望を失っているのです。
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「子どもの貧困」。最近メディアでも多く取り上げられるキーワードです。お聞きになった方、気になられている方も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で「所詮は他人事」という声もよく聞かれます。かわいそうだとは思うけれども、自分には関係ない、違う世界の話すぎて現実味がないし、よくわからない。
しかし、この「子どもの貧困」の問題は、本当に「他人事」なのでしょうか。
日本財団の子どもの貧困対策プロジェクトチームによると、子どもの貧困問題の放置による社会的損失は、40兆円になるそうです。その40兆円は、これから10年後、20年後の社会にずっしりとのしかかります。
子どもの6人に1人が就学援助を受けている今の日本。大学生の約半数が奨学金を受給し、返済に苦しむ人も少なくありません。ケガや病気をきっかけに、貧困状態に陥る人も数多くいます。
私たちが思っているよりも、「貧困」という問題は身近にあるのかもしれません。
だからこそ、まずは、この「子どもの貧困」について、自分にも関わりのある身近な問題として一緒に考えてみませんか?
今回は、「子どもの貧困」への取り組みを続ける人々の活動を通して、子どもたちの現実と、彼らが抱える課題について、考えてみたいと思います。
第一部は、大阪釜ヶ崎で、厳しい状況にある子どもの支援を続けてきた「こどもの里」を追ったドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」を上映します。監督の重江良樹さんにもご登壇いただき、撮影秘話などを語っていただきます。
第二部では、現在都内近郊で様々な形で子ども支援を行うNPOなどの現場担当者によるパネルディスカッションを行います。実際に子どもに関わる中で見えてきたこと、悩んできたこと、喜びなど、リアルな現場だからこそ話せる「現実」について、率直に話していただきます。
皆様のご参加、お待ちしております!
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12月27日(火)19時~
@六本木アカデミーヒルズ オーディトリアム
※18:30開場、19:10映画上映開始予定
http://forum.academyhills.com/roppongi/access/index.html
一般:2500円 学生:2000円
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▼お申込みはこちら
https://eventregist.com/e/sato-eeyan1227
◆映画「さとにきたらええやん」について
家族のこと、自分のこと、友達のこと、進路のこと、将来のこと。時に悩み、立ち止まり、揺れ動きながらも力強く成長していく子どもたち。本気でぶつかり合いながら、子どもや家族をを支える職員たち。38年間、大阪の釜ヶ崎の親子を支え続けてきた「こどもの里」 を舞台に、子どもも大人も抱えている「しんどさ」と格闘する人々の切実な姿を描き出したドキュメンタリー映画です。平成28年度文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞受賞。
◆全体スケジュール(仮)
18:30 開場
19:00~19:10 オープニング
19:10~20:50 「さとにきたらええやん」上映
20:50~21:10 重江良樹監督と米倉誠一郎氏による対談(※1)
21:10~21:40 子ども支援の現場スタッフによる対談(※2)
(※1)重江良樹監督にご登壇いただき、日本元気塾塾長の米倉誠一郎氏とのトークセッションにて、映画では描ききれなかった、釜ヶ崎の子どもたちの様子や魅力について語っていただきます。
(※2)子どもの貧困に関わる問題に取り組み、現場にて支援を行うスタッフの方々にご登壇いただき、子どもたちが向き合う「現実」や、彼らの抱える「生きづらさ」について語っていただくと共に、現場で求められている「支援」の在り方についてもお話しいただきます。
◆主催
(株)教育と探求社
(社)ティーチャーズ・イニシアティブ
◆協力
日本元気塾