イベント概要
日本の製造業において、ERPパッケージや生産管理システムなどの基幹システムの導入は進み、事業や企業内情報は1つに集約され、経営判断のための土壌は整備されてきました。しかし、市場の拡がりと変化のスピードは絶え間なく、海外も含めた情報共有のスピードを上げる必要があります。
例えば、協力会社も含む販社、生産拠点との需給予測情報や購買・発注・出荷などのSCM情報だけでなく、技術情報等もあることでしょう。これら事業や企業を超えた経営指標の向上・生産性の向上を支える情報共有については、非システムもしくは古いシステム、非デジタルの領域であることが多く、以下のような問題から整わない現状があります。
【問題点】
•既存システムの運用費が高く、新規投資が難しい
•既存システムの再構築と新規領域システム構築のロードマップ検討/構築リソースの不足
•グループ企業/外部企業との情報連携を行う基盤整備
本セミナーでは、これまでのERPの殻を破るその変貌ぶりに注目が集まっているSAPジャパン様より、日本のシステム構築における課題と今後のSAPの取り組み方針についてお話しいただきます。日本マイクロソフトからクラウド活用を背景とした企業インテリジェンス向上のためのSAPとコラボレーションについて、ビジネスエンジニアリングからは、製造業様向けの課題解決のためのソリューションのご紹介をします。
<開催日時・場所>
2020年2月20日(木) 14:00 ~17:00 (13:30 受付開始)
SAPジャパン株式会社
(東京都千代田区麹町町1-6-4 SAPジャパン ビル )
<会場アクセス>
東京メトロ 「半蔵門駅」3b 出口直結、「麹町駅」 3番出口から徒歩6分
https://www.sap.com/japan/documents/2013/09/6cd4e35c-437c-0010-82c7-eda71af511fa.html
<参加費>
無料(事前登録制)
<対象者>
情報システム部門、ビジネス部門、経営企画部門のマネージャーおよびご責任者様
※主催社とご同業の方の参加はお断りさせていただく場合がございます。
【開催スケジュール】
14:00-14:10 | ご挨拶 |
14:10-14:50 |
ポストモダンERPに向けたSAPの取り組み ・製造業に対するSAPの取り組みの歴史(1stERP(R/3),2nd(ECC),現在(S/4&HANA)) 講演者 SAPジャパン |
14:50-15:20 |
SAPとマイクロソフトのクラウド戦略とカスタマージャニー ・マイクロソフトのSAPクラウドビジネスへの取り組み 講演者 日本マイクロソフト |
15:20-15:40 | ERP黎明期から辿る、ビジネスエンジニアリングの取り組みと今後 ~製造業に求められるシステムの変遷とともに~ 日本で最初にSAP ERPの導入を手掛けたB-EN-Gは、SAP R/3~ECC~S/4HANAの導入・導入後のコンサルティングサービスを30年弱にわたってご提供してきました。その過程では、「ITによる企業貢献をさらに実現したい」と願うお客様とともに、製造実行系,SCM計画系, マスタデータマネジメントなどの周辺領域のシステム化について取り組み、ソリューションをご提供してきました。 講演者 ビジネスエンジニアリング |
15:40-15:50 | 休憩 |
15:50-16:20 | ERPスリム化への取り組み 本セッションでは、SAP基幹システム(SAP S/4HANA)の「将来」を感じていただくために、象徴的な製品である「SAP S/4HANA Cloud」をご紹介いたします。従来の基幹システムとは異なり、導入が軽い上に、AI・機械学習などの先端技術も利用され、ガバナンスを効かせると同時に、ユーザー企業の大幅な業務効率向上をサポートする機能も充実しています。製造業様の導入事例を含めて、導入を円滑に推進するために、これからのERPにおける、導入の目的、背景、活用の進め方・過去導入時からのマインドチェンジについてご紹介します。 講演者 ビジネスエンジニアリング |
16:20-16:50 |
部門間・企業間のSCM業務プロセスデジタル化~Business b-ridge~ |
16:50-17:00 |
質疑応答 |