イベント概要
先端科学技術研究の成果は、時として「SFが実現する日も近い」等と評される。他方、先端研究者が実は先端SF小説や漫画の愛読者であるという話もよく聞く。つまり、サイエンスは作家の想像力を刺激し、コンテンツは研究者の創造力を刺激するのだ。
そこで、先端科学技術研究者とコンテンツ作家の相互交流の場と機会を創出し、その関係を意図的に加速したらどうなるか。想像力溢れる先端科学技術と科学に裏付けられた尖ったコンテンツが期待できるだろう。さらに、企業のR&D担当者が加われば、その成果を事業経由で社会実装に持ち込めるかもしれない。このようなサイエンスとコンテンツの相乗関係を生じさせる試みを、
「サイエンス・コンテンツ・イノベーションスタジオ(仮)」として展開していきたい。
本企画は、この「サイエンス・コンテンツ・イノベーションスタジオ(仮)」のキックオフとして、『サイエンス・コンテンツ・イノベーションの可能性~ 先端科学者とクリエーターの交流を加速する~』と題したシンポジウムを開催する。
先端的に活躍している科学技術研究者、SF作家、大企業の研究開発・知財担当役員、そしてベンチャーキャピタリストにパネリストとしてご登場いただき、「サイエンスは作家の想像力を刺激し、コンテンツは研究者の創造力を刺激する」という相互関係性について語っていただく。
歴史的にも広義の科学技術と芸術がいかに相乗的にイノベーションを育んできたか等の過去の俯瞰話から、今後将来に向けて両者の交流が社会や経済や文化にいかなる意味と意義を持ちうるかまで、さまざまな議論を行う。
●登壇者:氏名50音順
浅見 正弘 氏 (富士フイルムホールディングス株式会社 取締役 執行役員 技術経営部長、富士フイルム株式会社 取締役 執行役員 知的財産本部長)
高槻 亮輔 氏(株式会社インスパイア 代表取締役社長)
藤井 大洋 氏(作家、SF作家クラブ会長)
松尾 豊 氏(東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 准教授、人工知能研究者)
<モデレーター> 妹尾 堅一郎 氏(産学連携推進機構 理事長)
●定員:400名 ※定員に達した段階で締切致します。
●対象者:研究者、技術者、作家等のクリエーター、事業企画者、官公庁職員、大学生・大学院生等
●参加費(人):1,000円(税込) ※クレジットカード決済のみ対応
●キャンセルポリシー:
当システム(イベントレジスト)にてチケットを事前購入頂いたのちにキャンセルされる場合は、開催前々日11月11日(水)正午までに事務局までメールにて、氏名・メールアドレスを添えてFb505セミナーキャンセルの旨をご連絡ください。(申込システムの機能上、ご自身でキャンセルすることはできません。)
なお、期日までにキャンセル頂けない場合は、ご返金できかねますので予めご了承ください。
●企画・運営
株式会社早川書房、NPO法人産学連携推進機構