タイ北部の寺院建築（ランナー様式）を地域の伝統文化として成功させたチェンマイのランナーデザインホテル。それはランナー寺院建築における１０の普遍的要素からヒントを得て建築されました。現在およそ40軒のランナーデザインホテルが営業しています。

アーティスト・トークでは、ランナーデザインの基本情報や、フォーシーズンチェンマイを例に取り、ランナーデザインの美しさとそのルーツになった寺院のディテールを結びつけながら、タイ北部の宿泊の楽しさをお話しします。また、他のランナーコロニアルホテルやチェンマイのコロニアル建築なども合わせて紹介します。

2015年10月1日（木）

18：30～20：00　（18：00受付開始）

【スピーカー】 

リゾート写真家　増島　実　氏

東京工芸大学工学部画像工学科卒

１９７０年代より　月刊の女性誌や旅行誌の旅行ページを手がける。８０ 年代取材で訪れたタヒチに魅了され、それ以来４０回を超える再訪を果たす。また８０年代後半、アマンリゾーツのオープンによるブティックリゾートの隆盛に伴い、リゾート建築にも興味を抱くようになり、景観デザインの鬼才ビル・ベンスリーやリゾート建築家レック・ブンナンとも親交を持つようになる。現在も、海外リゾートからの依頼を受け、年の半分は撮影のためアジアに滞在する。現在までアジアのリゾートブック、１８冊（文藝春秋、集英社など）およそ２０万部を出版。