イベント概要
2004年の欧州連合(EU)加盟をきっかけに貿易・投資を拡大させたハンガリーは18年も2年連続で3%超の高成長を見込みます。
ただ、国政のかじを取るオルバン現首相はEUとの対立を深め、欧州主要国との関係悪化の懸念もはらんでいます。英国の離脱決定、ポピュリスト政党の台頭などで揺れ続けるEUの中で、ハンガリーの進むべき道はどこにあるのか。
財務相も歴任し経済政策通のメッジェシ元首相が「欧州統合〜新たな政治環境がもたらすのは分断か協調か」をテーマに基調講演します。
続いて、ハンガリーで1992年に日本の製造業として初めて現地生産を開始し、いまや国民車と言われるまでにスズキ車を浸透させた“カリスマ経営者”鈴木修会長と対談し、ハンガリー経済の屋台骨である製造業の未来や両国間の経済関係の強化に向けた課題を探ります。
日 時 : 4月10日 (火)15:00~17:00(開場14:30)
会 場 : 日本経済新聞社 東京本社6階 カンファレンスルーム
参 加 費 : 無料
定 員 : 100名(抽選制)
応募締切 : 3月30日(金)
抽選結果通知 : 4月3日(火)結果通知メールをお送りします。
プログラム: ①基調講演「欧州統合〜新たな政治環境がもたらすのは分断か協調か」
講師 メッジェシ・ペーテル氏(元ハンガリー首相)
②対談「日本・ハンガリー、経済関係強化への課題(仮題)」
鈴木修氏(スズキ株式会社 代表取締役会長)
メッジェシ・ペーテル氏(元ハンガリー首相)
※日英同時通訳あり
主 催 : 日本経済新聞社
協 賛 : スズキ株式会社
後 援 : 在日ハンガリー大使館、日本ハンガリー友好協会、伊藤忠商事株式会社
メッジェシ・ペーテル氏(元ハンガリー首相)
1942年10月19日、ブタペスト生まれ。ブダペスト経済大学卒業後の1966年に財務省に入省し、82年に次官、87年には財務相に就任。88〜90年に経済担当の第一副首相を務め、90〜96年にはマジャール・パリバ銀行頭取やハンガリー投資開発銀行総裁を歴任した。96〜98年に再び財務相を務めた後、社会党の首相候補として2002年4月の総選挙に出馬し当選。党も勝利し、同年5月に議会はメッジェシ氏を首相に選出した。04〜08年、国際関係担当首相特使。現在はハンガリー国営石油会社のグループ企業の監査役やコンサルティング会社のオーナーを務める。
2002年、日本政府より旭日重光章を受章。
鈴木修氏(スズキ株式会社 代表取締役会長)
1930年1月30日、岐阜県益田郡下呂町(現下呂市)生まれ。中央大学法学部卒業後、銀行勤務を経て、58年4月、鈴木自動車工業(現スズキ)入社。2代目社長鈴木俊三氏の娘婿となる。63年11月、取締役に就任。67年12月に常務、73年11月に専務、78年6月に社長を経て、2000年6月から会長。08年12月から15年6月まで再び社長を兼務。ハンガリー名誉総領事も務める。
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