イベント概要
このイベントは、日本のスタートアップのファイナンスシーンにおいて、主に投資家の観点からスタートアップへの投資のあり方について議論することを目的としたアンカンファレンス(※)です。
日本のスタートアップ投資では、普通株での投資が一般的ですが、シリコンバレーではベンチャーキャピタルは優先株で投資を行うことが以前より基本でしたし、シード投資においてもコンバーチブルノート(転換権付貸付)による資金調達が興隆を見せております。しかし、コンバーチブルノートの問題点も徐々に認識され始め、新たにコンバーチブルエクイティという手法も提案されています。このような中、日本のスタートアップに対する投資シーンにおいて、どのような方法が望ましいのか、フェアな投資環境の実現に向けて議論・整理する場として今回の勉強会を企画致しました。
(※)アンカンファレンスとは講演者の話を聞くセッションの形態とは異なり、参加者自身がテーマを出し合いそのテーマについて自分たちで話し合い、参加者全員で作り上げるカンファレンスです。
【タイムテーブル】
・18:30‐19:00:開場
・19:00‐19:10:オープニング挨拶
・19:10‐:セッションスタート(間に10分程の休憩を挟む予定です)
パネリストプロフィール
Femto Growth Capital LLP ゼネラルパートナー:磯崎 哲也氏
長銀総合研究所のインターネット産業のアナリスト等の後、ベンチャーの世界に飛び込み、カブドットコム証券やミクシィの社外役員、中央大学法科大学院兼任講師などを歴任。
ブログ及びメルマガ「isologue」、著書「起業のファイナンス」。
森・濱田松本法律事務所パートナー:増島 雅和氏
2010年から2012年まで、金融庁にて、保険会社のM&A審
日本の新規事業創出のプラットフォームとして、持続可能なベンチ
グロービス・キャピタル・パートナーズ:今野 穣氏
アーサーアンダーセンビジネスコンサルティング(現プライスウォーターハウスクーパース)にて、中期経営計画策定、営業オペレーション改革、Post Merger Integrationなどのプロジェクトマネジャーを経て、2006年7月グロービス・キャピタル・パートナーズ入社、現在に至る。IT関連分野の投資領域におけるリーダー。
東京大学法学部卒。
1999年にエンタープライズソフト会社を創業し開発業務に従事した後、2003年にエヌ・アイ・エフベンチャーズ(現:大和企業投資)に入社。主にネット・モバイル関連スタートアップへの投資育成業務及びファンド組成管理業務に従事。 2010年にインキュベイトファンドを創業、現在に至る。
Movida Japan株式会社 Chief Accelerator 伊藤 健吾氏
三井物産にてIT・エレクトロニクス事業に従事。シリコンバレー子会社でのベンチャー投資や新規事業立ち上げなどを経て、出資先のスタートアップ企業に転籍して代表を務める。現在はMOVIDA JAPANのSeed Acceleration事業の統括として、スタートアップ支援に注力。