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2024年度第2回電池製造技術分科会

2024/10/16(Wed) 13:00 - 19:00

千里ライフサイエンスセンター 山村雄一記念ライフホール (1丁目4番2号, 豊中市新千里東町, 大阪府, 5600082, Japan)

[Host] 一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会

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Event Description

一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会
コーディネータ   産総研           妹尾 博
副コーディネータ  東京大学名誉教授      堤 敦司
代表幹事     (株)パウレック       堀越 勝
副代表幹事    (株)タナベ         木村正人
副代表幹事    東洋ハイテック(株)   根本滝郎
名誉コーディネータ 産総研名誉リサーチャー 境 哲男

本年度の第2回電池製造技術分科会を下記要領にて開催致します。
本分科会は、電池産業における粉体技術の向上を図るために20年以上前に設立されましたが、自動車や電力、モバイル機器、電池、材料、製造装置など電池関連産業において、交流と連携の場を提供して参りました。我が国では、1990年にはニッケル水素電池を、1992年にはリチウムイオン電池を世界に先駆けて商品化して、情報通信機器のモバイル化はもとより、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)、水素燃料電池車(FCV)、電力貯蔵用蓄電池などの実用化と普及に取り組んできています。最近では、世界的にEV産業の成長が著しく、2030年には3500万台が生産されると予想されています。また、風力や太陽光など再生可能エネルギーの導入も進んでおり、昼間に余った電力を貯蔵して夜間に使用するための系統用大型蓄電池の導入や、水電解して水素として貯蔵するシステムの導入も政策的に進められています。
世界的に蓄電池や電池材料の大幅な量産が進められた結果、電池材料に用いられる稀少資源の不足を招いており、電池のリサイクル技術の開発とともに、ナトリウムイオン電池や硫黄系電池など希少資源に依存しない次世代電池の開発が活発になっています。また、電池材料や電池の製造プロセスにおいて、二酸化炭素排出量の大幅な低減が求められており、ドライプロセスなど製造技術の変革も進められています。
本年の第1回分科会では、硫黄系固体電解質材料の量産化や半固体電池、ハードカーボン負極材料、次世代電池などの開発状況についてご講演いただきました。第2回の本分科会では、全固体電池の開発や、ドライプロセスによる製造技術、硫黄系電池材料、ナトリウムイオン電池材料などについてご講演を頂きます。また、講演会の後では、交流会(名刺交換会など)も企画しています。参加ご希望者につきましては、文末にあります申込項目をご記入の上、お申し込みください。

1.主催:一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会
2.日時:2024年10月16日(水)13:00~19:00  
3.場所:千里ライフサイエンスセンター 山村雄一記念ライフホール
     大阪府豊中市新千里東町1丁目4番2号
     (大阪メトロ御堂筋線北大阪急行線・千里中央駅より徒歩5分)
4.開催形式:対面形式のみ
5.次第:受付12:00~13:00 開場:12:30、講演会13:00~17:20 交流会17:20~19:00
6.世話人:ホソカワミクロン株式会社 出雲 俊彦氏

【講演会プログラム】 
13:00-13:10 開会挨拶  産業技術総合研究所 研究グループ長       妹尾 博氏
13:10-14:00 ①「SOLiD-EVプロジェクトにおける全固体LIBの共通基盤技術開発」
        パナソニックホールディングス株式会社
        (元 技術研究組合リチウムイオン電池材料評価センター(LIBTEC) 委託事業部)
                                     福岡 歩氏
14:00-14:50 ②「リチウムイオン電池向けドライプロセスの取り組みについて」
        ダイキン工業株式会社 化学事業部 商品開発部 電池材料チーム
        チームリーダー 主任技師                 寺田 純平氏
14:50-15:10 休憩 
15:10-16:00 ③「硫黄変性アクリル樹脂「S-PMMA」の開発および電池特性向上の取り組みについて」
        住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 研究企画部 課長   久保 達也氏
16:00-16:50 ④「スピネル型ナトリウムチタン酸化物の開発」
        国立研究開発法人 産業技術総合研究所 関西センター
        エネルギー・環境領域 電池技術研究部門
        ナノ材料科学研究グループ 主任研究員           橘田 晃宜氏
16:50-17:10 ⑤「ホソカワミクロンの測定技術の紹介」
        ホソカワミクロン株式会社 粉体工学研究所 副所長     笹邉 修司氏
17:10-17:20 閉会挨拶  東京大学 名誉教授                堤 敦司氏           
17:30-19:00 交流会(名刺交換会など)

7.参加申し込み方法 : EventRegist(イベントレジスト)からの申込とさせていただきます。
            申込ページ:https://eventregist.com/e/3ipsJVUQ0kmV
8.申込み締切日 : 2024年10月7日(月) (ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。)
9.参加費 :  会員 10,000円(内消費税909円)、非会員 12,000円(内消費税1,090円)
        (消費税率10%)【登録番号】T8130005012383
10.支払方法 : EventRegist(イベントレジスト)サイトからのクレジットカード支払のみと致します。   
   ※ご注意ください:1社から複数人がご参加される場合でもお一人ずつお申し込みください。
11.定員 : 170名 (先着順で定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
   ※予稿集は当日会場にてお渡し致します。
   ※申込後、ご都合により参加できない場合は、代理の方のご参加をお願いします。
   ※申込後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承下さい。
12.お問い合わせ
   ホソカワミクロン株式会社 出雲 俊彦 tizumo@hmc.hosokawa.com     以上

Event Starts

Start Date:2024/10/16(Wed) 13:00

End Date:2024/10/16(Wed) 19:00

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Location

千里ライフサイエンスセンター 山村雄一記念ライフホール

大阪府 豊中市新千里東町 1丁目4番2号

06-6873-2010

Organizer information

一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会

本分科会は、電池産業における粉体技術の向上を図るために設立されて以来、自動車や電力、電池、材料、装置など電池関連産業界において、交流と連携の場を提供して参りました。我が国は、1990 年にはニッケル水素電池を、1992 年にはリチウムイオン電池を商品化して以来、情報通信機器のモバイル化はもとより、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)、水素燃料電池車(FCV)などの実用化に長年取り組んできて、最近、世界的に普及期を迎えつつあります。2022 年には、世界で約700 万台のEV が販売され、2030 年にはその5倍の3500 万台が生産されると予想されています。また、風力や太陽光など再生可能エネルギーの導入も進み、その大きな負荷変動を大型蓄電池で平準化することや、水素に変換して貯蔵することなども進められています。
 

 世界的に蓄電池や電池材料の大幅な増産が進められた結果、電池材料に用いられる稀少資源の不足を招いており、電池のリサイクル技術の開発や希少資源に依存しない次世代電池の開発が活発になっています。また、電池材料及び電池製造プロセス全体において、二酸化炭素排出量の大幅な低減が求められており、ドライプロセスなど製造技術の変革も進められています。