Event Description
今まさに急激な経済成長を遂げている東南アジア諸国は、経済発展による人口の増加と共に中間所得層、高感度消費者層が増加し、多くの日本食レストランや食品・飲料メーカー、サービス業が進出している東南アジア市場。その中でも成熟したシンガポールでは、飲食市場に占める屋台(ホーカーセンター)の利用率も70%から50%まで低下し、高付加価値のレストランやカフェ、バーなどでの支出割合が増加しています。
日本企業が提供する高付加価値の飲食サービス業態においても、まだまだ大きなニーズがあり、日本の良いところを活かしながら、しっかりと現地消費者の目線に合わせた、店舗開発や業態開発をした企業は、現地消費者に受け入れられ、順調に業績を伸ばし、シンガポールから周辺の新興市場へ更なる展開を加速しています。
そこで、本セミナーでは、シンガポールを拠点に多くのビジネスの立ち上げを支援してきました弊社が、「飲食サービス業」に関わる企業様を対象に、シンガポール(東南アジア)での、実例に基づいた
(1)店舗開業までの具体的な進出方法とその注意点、
(2)現地市場に合わせた新業態開発・新商品開発の方法論、
(3)現地市場を開拓していくための営業・販促方法、
の3点について、これまで弊社がご支援してきましたお客様の実例と、弊社自身が直接店舗経営をしてまいりました生々しい実例を交えて、そのノウハウを持て余すことなく下記の二人の講師からご提供させて頂きます。
【受付開始:14:00~】
■第1章:【14:15~15:15】
「東南アジアにおける外食業の実際~数多くのシンガポールでの出店経験で得た現地での新規出店と店舗オペレーションのノウハウ~」
【講師】:鈴木 伸明(SPOTTER & PARTNERS PTE LTD.代表取締役/NIHON ASSIST SINAGPORE PTE LTD.コンサルタント )
【略歴】 1971年生まれ。シンガポール在住。國學院大學法学部法律学科卒業。1996年(株)ポッカクリエイト入社、日本では3業態約50店舗の出店をさせる。2005年に(株)ポッカフードシンガポールへ異動、取締役、ジェネラルマネージャーとして5業態14店舗(とん吉(和食)、リブゴーシュ(ケーキ製造小売)、パスタカフェ(カフェ)、ドマーニ(カフェダイニング)、銀座ライオン(ダイニングバー))を出店するとともに、コンセプト開発、物件開発、既存店のリニューアルやメニュー開発等幅広く手掛ける。2013年、サッポロライオン社の海外進出において銀座ライオンを1号店を立ち上げ、翌年2店舗を出店。また、2015年10月、外食コンサルティング、飲食店経営のSPOTTER & PARTNERS PTE LTDを設立し代表取締役に就任。その他、NIHON ASSIST SINAPORE PTE LTDのコンサルタント、シンガポール日本人会のレストラン運営アドバイザーを兼任。
■第2章:【15:30~16:30】
「シンガポールを活用した外食の新業態開発と新商品開発~競争激しい市場の中で、現地消費者に受け入れられる業態開発のノウハウ~」
【講師】:関 泰二(NIHON ASSIST SINAGPORE PTE LTD.代表取締役/CROSSCOOOP SINGAPORE PTE LTD.取締役)
【略歴】1971年生まれ。シンガポール在住。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程修了。2008年からシンガポール政府省庁IE Singapore でSenior Market Officer および、在京シンガポール共和国大使館商務部で商務官を兼務し、多くのシンガポール企業の日本への投資を支援。2011年にシンガポールにインキュベーションオフィス「CROSSCOOP SINGAPORE」設立。現在まで約300社におよぶ日本企業のスタートアップを支援。東南アジア進出コンサルティング会社NIHON ASSIST SINGAPOREの代表取締役にとして、シンガポールで「豚骨火山ラーメン」や日本米おにぎり専門店「SAMURICE」等の新規事業開発および、店舗プロデュースを行い高い評価を得る。同時に新潟県の外郭団体「にいがた産業創造機構」や、福岡県久留米市の海外ビジネスコーディネーターに任命され、海外への販路開拓などを通して、地方自治体の地域経済活性化も支援する。【主な著書】共著「シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本」(アスカビジネス)共著
■質疑応答::16:30~16:50 (17時までに終了予定)

