KNXの前身であるヨーロピアン・インストレーション・バス（EIB）が1990年に世に出て以来、欧州の複数企業が策定したビルディング制御の規格は、欧州標準EN50090に認定されたばかりでなく国際標準IEC14543-3に認定され、西欧から、南欧・北欧・東欧へ。さらに、中東、アジア・オセアニア、南アメリカ、アフリカ、北アメリカへと、今日まで徐々に利用される地域が広がっています。
日本においても、一般社団法人日本KNX協会としてKNXの普及活動を続けて参りましたが、ようやく導入事例がご紹介できるようになりました。
今回、建築設備総合協会にご協賛いただき開催させていただきますKNXフォーラム2019では、「あかり／光の制御」をテーマとして、KNXとして基本機能である照明／ブラインド制御の導入事例をご紹介いたします。
まずKNX協会本部Lux会長のあいさつに引続き、建築設備総合協会の秋元会長にご挨拶いただいた後、基調講演として、都市環境照明研究所所長の武石様より「コントロール化される照明の未来」、株式会社日本設計の中西様からは「ユーザー目線で考える照明制御」と題してご講演いただきます。
休憩の後は、当協会の会長相原よりKNXの概要をご紹介させていただいた後、導入事例として、 オスモ＆エーデル株式会社の藪様より「KNXを使った外付けブラインドの自動システム」と題してご紹介いただき、当協会員の中畑からは「映像サーバーとKNXの連動によるDALI照明制御」と題して、ご紹介させていただきます。
今後KNXがどのような形で日本でも広がっていく可能性があるのか、皆様にお伝えいたしたく、皆様のご来場を日本KNX協会会員一同、心よりお待ちしています。
なお、プログラムの詳細につきましては、ここをご覧ください。