Event Description
NCARシンポジウム005
「美術館の持続可能な運営モデルとは?〜寄附・寄贈の可能性」
〇 開催日時:2025年3月7日(金)13:00~17:00
〇 会 場:日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町)
〇 参加定員:200名(要事前申込、先着順)
〇 参 加 費 :無料
〇 申込締切:2月21日(金)23:59まで(定員に達し次第受付終了)
〇 主 催:国立アートリサーチセンター(NCAR)
〇 共 催:日本経済新聞社
本シンポジウムはOKETA COLLECTIONのご支援を受けて開催します。
シンポジウムに関する詳細は下記URLからご覧ください。https://ncar.artmuseums.go.jp/events/other/ncarsympo/post2025-1929.html
美術館は国立、公立、私立、公益法人などのさまざまな母体によって運営されており、財政構造は多様です。日本の国立美術館は運営費交付金、公立はそれぞれの自治体予算に多くを依存していますが、美術館の運営を入場料収入などの収益だけで成立させることは現実的ではありません。米国の美術館は富裕層を中心とする寄附や寄贈に支えられており、欧州でも収益構造の多角化に向けた試みがなされています。入場料収入が収益構造の重要な部分を占める運営モデルでは、臨時閉館が続いたコロナ下でその運営面での課題が浮き彫りになりました。
美術館全般に対する民間からの協賛については、企業メセナが注目された1990年代から変化もあり、個人からの協賛を含めた新しい支援の形が模索されています。2023年に国立科学博物館が行ったクラウドファンディングも大きく注目されました。
本シンポジウムでは、美術館運営の現状と課題、寄附・寄贈に関する制度などを整理した上で、芸術的価値、社会的価値の醸成を担う我が国の美術館にとって、持続可能な運営モデルとはどのようなものかを多角的に議論します。
プログラム(予定)
※開始時間予定
本シンポジウムでは、日本手話通訳と日本語文字通訳(UDトーク)による情報保障を行います。
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