Talk Session「市民から企業まで、リソースを循環させ社会を動かす再分配」

認定NPO法人D×P 広報/ファンドレイジング　岩井純一 氏
学生時代は国際協力活動に取り組み、様々な国で活動を行う。親子を取り巻く社会課題解決に取り組んでいる認定NPO法人フローレンスを2023年に卒業。現在は認定NPO法人D×Pに参画し、主に広報ファンドレイジングを担う。他にも認定NPO法人メタノイア理事・一般社団法人Public Meets Innovation・一般社団法人me・一般社団法人日本金融教育支援機構など様々な団体に関わるりながら、ソーシャルセクターコミュニティの運営・非営利組織の伴走支援等を行う。他にもソーシャル領域の伴走支援・中間支援の仕組みを関西から作っていくために取り組んでいる。 

株式会社taliki代表取締役CEO / talikiファンド代表パートナー　中村 多伽
1995年生まれ。京都大学在学中に国際協力団体の代表としてカンボジアに2校の学校建設を行う。その後、ニューヨークのビジネススクールへ留学。現地報道局に勤務し、アシスタントプロデューサーとして2016年大統領選や国連総会の取材に携わる。様々な経験を通して「社会課題を解決するプレイヤーの支援」の必要性を感じ、帰国後の大学4年時に株式会社talikiを設立。関西を中心に社会起業家のインキュベーションや上場企業の事業開発・オープンイノベーション推進を行いながら、2020年には社会課題解決ファンドを設立し投資活動にも従事。

社会起業家ピッチ

株式会社WANTO　西坂優希
京都府亀岡市生まれ。2024年に大分大学を卒業後、株式会社WANTOを設立。学生時代には学習塾でエリアマネージャーを経験し、その後、複数のスタートアップにおいて初期プロダクトの開発に従事。「すべての人のやりたいこと・ほしいことを実現できる社会をつくる」を理念に、教育現場への度重なる訪問や学習塾での経験から「生徒が取り残されないITの在り方」の必要性を実感。生徒向けAIエージェント事業からのピボットを経て、現在は生徒の日々の学びや気づきを志望理由書や小論文の添削に活用するポートフォリオ型添削AIシステム「Ainote」の開発・運営を行っている。


株式会社のびしろ　奥井有紗
自身の摂食障害の経験から、「何を食べていいか分からない」という太ること、食べることへの恐怖心を原体験にもつ。その経験から、「食を通じて自分を好きになれる人を増やしたい」をミッションに、「食とココロ」をテーマにしたブランド立ち上げを目指す。現在は、仕事で帰宅が遅くなり、夜ご飯に何を食べようか悩んでしまう女性の気疲れを解決する商品開発に向けて奮闘中。


ぶーけあ　石田奈々子
立命館大学文学部卒業後、人材派遣会社に就職。仕事のかたわら、2022年秋～プログラミングを学び始める。ダウン症の弟が施設でケガをしてしまったことをきっかけに、障害福祉の現場をより支援に集中できる環境に変えたく、連絡帳・記録アプリを開発。「職員の方が利用者さんと過ごす時間を大切にでき、ご家族も安心して日々を送れる。そんな社会を“当たり前”にしていきたい」という想いで、現在、障害をもった子どもの施設にアプリを導入いただき、改善を進めている。


株式会社CHILLNN　永田 諒
東京大学後期教養学部学際科学科総合情報学卒業。複数のスタートアップにて、エンジニアインターンを経験後、R&Dの受託を専門に行う企業にテックリードとしてジョイン。プライム上場企業を含む、20以上のアプリケーションの設計開発を行う。その後、PoCだけでなく、自分で直接プロダクトを作って伸ばす経験をしてみたくなり、在学中に株式会社CHILLNNを創業、CEO兼CTOを務めている。資金調達はしておらず、完全自己資本で経営している。現在は、祖業であるSaaS事業を収益の柱としながら、今年の7月末に宿泊予約プラットフォームsomewhereをリリース。意欲的に事業拡大をしている。


合同会社なんかしたい　清水大樹
姫路市の限界集落に生まれる。2012年京都産業大学経営学部卒。幸せだと思える人が1人でも増え、死にたいと思い続ける人が1人でも減る社会を志し、大学4年時に教育事業を始める。京都・西院で空き家になった横並びの長屋8軒で「 個別指導塾まなびのさき」「民間学童保育あそびのば」「まなあそ食堂」「漫画部屋agora」「スタジオ・プレーパーク」を運営。学習塾と学童保育と食堂を入口に、地域の小・中・高校生とその親御さんの日常に寄り添う。月1回のお祭り「まなあそ縁日」は地域企業や行政、社会福祉協議会とも連携。顔が見えて声をかけあえる関係性があるソーシャル・インクルージョンがある地域を京都市内で。あなたとセカイをチカクする。