Event Description
なんとめでたいご臨終
~在宅医療のススメ~
「抗がん剤を使えば2年、使わなければ1年の命と告知されつつ、家で煙草を好きなように吸い、麻雀を楽しむ暮らしを続けて、告知後4年もの命を堪能。」「大好きなビールを毎日10本飲み、1カ月ほど後に旅立った。」(『小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』より抜粋)
人生100年時代も夢ではない今でも、終末は避けて通れない、いつかは誰もがたどる道、死亡率100%です。では、どのような最期を迎えたいと思いますか? 現在の日本では病院で死ぬのがあたり前、どのような状況であっても救急救命が最優先、最期の瞬間は家族が立ち会わなければいけない、という考え方が一般的ですが、本当にそうでしょうか? 冒頭の例は極端かもしれませんが、「自分の家で最期を迎える」ことを望んでいる人は多いのではないでしょうか。
今回のランチョンセミナーでは、日本在宅ホスピス協会会長で医師の小笠原文雄氏をお招きします。小笠原氏は在宅医療に従事しつつ、在宅ホスピスを広める活動、そして“トータルヘルスプランナー”の認定など人材育成も進められており、在宅医療を仕組みとして促進されています。
「自宅で最期は迎えるのは理想だが、実際は難しいのでは?」、「一人暮らしだから自宅では無理!」と思い込んでいませんか? ランチョンセミナーでは、家族や友人との関係、看取りのノウハウ、気になるお金の話、医療介護機関の探し方など、小笠原氏の訪問診療40年で得られた智恵と工夫をお話いただきます。
スピーカー:小笠原文雄(医療法人聖徳会 小笠原内科 理事長兼院長)
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