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12/15 CATALYST TALK 高梨直紘「思考の枠組みを超える」第5回 小野塚知二さんと「指揮命令のない共同作業の可能性」を考える

2022/12/15(Thu) 19:00 - 21:00

[Host] アカデミーヒルズ

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Event Description

academyhills

CATALYST TALK

高梨直紘「思考の枠組みを超える」第5回 小野塚知二さんと「指揮命令のない共同作業の可能性」を考える

シリーズ「つながりを超えて~常識を再構築するカタリスト・トーク~」。アカデミーヒルズのカタリストのお一人、高梨直紘さんのテーマは「思考の枠組みを超える」です。

人類が営々と築き上げてきた知の体系には、さまざまな思考の枠組が組み込まれています。思考のくびきから自由にしてくれる真の意味でのリベラルアーツを求めて、ふだんは触れる事のない(だからこそ価値がある)世界に足を踏み入れてみましょう!


 

人類の歴史は共同作業の歴史です。共同作業とは単なる烏合の衆ではなく、大きな仕事を細かな作業に分割して、それらが適切に分担され、諸作業の成果が適時に再結合されることを通じて、独りではなしえぬことを可能にする業、すなわち分業(division of labor)を意味します。この分業関係の進展によって、人類は必要なものをより効率的に獲得し、また、際限のない欲望を満たし続けることを可能としてきました。

しかし、分業は必然的に、指揮命令する者と、その命令に服従して細かな作業を実行する者への分化をもたらします。指揮命令=服従実行関係ないし支配=被支配関係が人類史のもう一つの避け難い運命でした。それらは身分制や階級支配をもたらし、また、いまでも、職場での人間関係の軋轢やハラスメントの一因となっています。

では、私たちは今後もこの指揮命令=服従実行の軛から自由になれないのでしょうか。情報技術の進歩はこの点では両義的です。指揮命令のない共同作業の実例に注目しながら、それがいかにして可能になっているのかを考え、より自由な共同作業の可能性に思いを馳せてみましょう。

◆進行

◆プロモーションコード確認方法
【アカデミーヒルズ ライブラリーメンバー】
「プロモーションコード」を、以下にてご確認いただきお申込ください。
・会員制ライブラリー「マイページ」ログイン→「セミナー・イベント」
・ヒルズアプリ「ahマーク」→「メンバーズ・スクエア」→「セミナー・イベント」
※セミナー開催時にライブラリーメンバーの方が対象です。

※「前半:ゲストトーク」部分のみ、お申込者限定で一定期間、見逃し配信を行う予定です。開催1週間後より「1週間」配信予定です。詳細はお申込者に直接ご連絡いたします。

※「前半:ゲストトーク」部分のみ、ライブラリーメンバー向けに「アーカイブ動画」の配信を行います。

【視聴方法】
・会員制ライブラリー「マイページ」ログイン→「アーカイブ動画視聴」
・ヒルズアプリ「ahマーク」→「メンバーズ・スクエア」→「アーカイブ」



 スピーカー 

小野塚知二 (東京大学特命教授/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)コチェア/放送大学客員教授)
神奈川県立希望ヶ丘高等学校・全日制普通科卒業、東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程・理論経済学・経済史学専攻単位取得退学。博士(経済学)。
東京大学社会科学研究所助手、横浜市立大学商学部専任講師、同大学商学部助教授、東京大学大学院経済学研究科助教授。同教授を経て2021年に東京大学特命教授の、2022年に東京大学名誉教授の称号を授与される。
東京大学日本料理グローバル研究連携ユニット代表。政治経済学・経済史学会理事・編集委員、社会経済史学会評議員、社会政策学会査読専門委員。
その間、連合王国ウォリック大学社会史研究センター客員研究員、横浜国立大学経営学部非常勤講師(労働経済)、連合王国ウェイルズ大学カーディフ・ビジネス・スクール客員研究員、成蹊大学文学部非常勤講師(イギリス文化史、同演習)、横浜国立大学経営学部兼任(国際経営史)、横浜市立大学大学院経済学研究科非常勤講師(経済学特殊問題研究)、イタリア共和国サッサリ大学客員講師、東北大学大学院経済学研究科兼任(近代イギリス経済史)、新潟大学人文学部兼任(イギリス社会史)、日本紅茶協会ティーインストラクター講座講師(イギリス食文化史)、東京都立大学非常勤講師(経営史)、フェリス女学院大学非常勤講師(経済史)、横浜市立大学非常勤講師(音楽社会史)、神奈川大学非常勤講師(イギリス食文化史)など。
主な研究テーマは、近現代イギリス社会経済史とイギリス労務管理史・労使関係史で、そのほかに、第一次世界大戦史、機械産業史、音楽社会史、食文化史、兵器産業・武器移転史、ヨーロッパ統合史、野良猫のいる社会といない社会などの諸分野でも仕事をしている。
主な編著書に、『共同体の基礎理論 他六篇』(大塚久雄著/小野塚知二編、岩波文庫)、『世界史としての第一次世界大戦』(飯倉章・山室信一・柴山桂太ほかと共著、宝島社)、『経済史—いまを知り、未来を生きるために』(有斐閣)、『大塚久雄から資本主義と共同体を考える』(梅津順一と共編著、日本経済評論社)、『第一次世界大戦開戦原因の再検討—国際分業と民衆心理』(岩波書店)、『労務管理の生成と終焉』(榎一江と共編著、日本経済評論社)、『軍拡と武器移転の世界史—兵器はなぜ容易に広まったのか—』(横井勝彦と共編著、日本経済評論社)、『自由と公共性—介入的自由主義とその思想的起点—』(日本経済評論社)、『大塚久雄「共同体の基礎理論」を読み直す』(沼尻晃伸と共編著、日本経済評論社)、『日英兵器産業とジーメンス事件-武器移転の国際経済史-』(奈倉文二・横井勝彦と共著、日本経済評論社)、『西洋経済史学』(馬場哲と共編、東京大学出版会)、『クラフト的規制の起源-19世紀イギリス機械産業-』(有斐閣、[第8回(2001年)社会政策学会奨励賞受賞]、など他多数。その他、論文、書評、学会報告など多数。

 モデレーター 
高梨直紘 (天文学普及プロジェクト「天プラ」代表 /東京大学EMP 特任准教授)
1979年(昭和54年)広島県広島市生まれ。2008年(平成20年)東京大学大学院博士課程修了 博士(理学)、国立天文台 広報普及員・研究員(ハワイ観測所)を経て、現在に至る。天文学と社会の関係をどのようにデザインするか、という観点から実践的な研究活動を行っている。六本木天文クラブの企画責任者。主な著作物に「一家に1枚 宇宙図」(共著)など。

<注意事項>
■視聴URLのご案内
視聴URLは、お申込完了時にイベントレジストから送付される「申込確認メール」内に記載がございます。

■イベレジ申込フォーム内で「ゲストトーク視聴+アフタートーク参加」、または「ゲストトーク視聴のみ」 のどちらかをお選びください。
※アフタートークに申込をしていなくても、当日の飛入り参加可能

■本イベントはZoomウェビナーを使用いたします。
前半「ゲストトーク視聴」は、ご視聴時、他の参加者から顔と名前は見えません。
後半「アフタートーク」は、カメラをオンにしてお顔が見える形でご参加いただきます。

・PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。
・下記に接続し、事前に視聴環境の確認をお勧めしております。
これまでZoomにアクセスしたことのない方は、事前に以下 Zoomの接続サイトをご活用ください。
zoom.us/test

【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。

※お申込後のキャンセル及び返金は承っておりませんので、ご注意ください。

※お申込期日:2022年12月15日 (木) 19時まで

主催 アカデミーヒルズ

Event Starts

Start Date:2022/12/15(Thu) 19:00

End Date:2022/12/15(Thu) 21:00

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Organizer information

アカデミーヒルズ

アカデミーヒルズは、森ビル株式会社の文化・教育機関として1996年に開設しました。世界的文化都市の創造をコンセプトに、「都市を創り、都市を育む」の両面から活動している森ビルの取り組みのひとつとして、人が情報とつながり、学びあう機会を提供しています。