Language

EventRegist Co., Ltd.

Copyright © EventRegist Co., Ltd. All rights reserved.

 

 

 

Share this Event

This event has ended.

アートは新しい資本主義を作ることができるのか? 〜サステナブル・キャピタリズムの可能性〜【リアル開催】

2023/03/02(Thu) 19:00 - 20:30

アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階) (六本木ヒルズ森タワー49階, 6-10-1, 港区六本木, 東京都, Japan)

[Host] アカデミーヒルズ

Register here How to buy tickets
Available payment methods

    • Ticket Type
    • Amount (tax incl.)
    • Quantity
    • 受講チケット

      Sales Period Finished

    • ¥3,300
    • -

You can view receipt data for this event.

After ordering your ticket(s), a "Show Receipt data" button will appear on your "My Tickets" page. From here you can either display the receipt data or print it out when needed.

Event Description

先進国から廃棄された電子機器のゴミでアート作品を作るアーティスト、長坂真護さん。

長坂さんの活動の原点となっているのが、先進国で廃棄された大量の電子機器が最後に行き着く、アフリカ・ガーナのスラム街「アグボグブロシー」への訪問です。“世界最大級の電子機器の墓場”とも言われる「アグボグブロシー」で長坂さんが目の当たりにしたのは、有毒ガスを吸いながらそれらのゴミを燃やして金属を得て生活する現地の人たちの姿でした。その惨状にショックを受けた彼は、アートを通じて不条理な現実を伝えようと、廃棄物で制作した作品を販売し、その収益を現地の救済に還元する活動を行っています。

長坂さんのアートが注目を集める理由の1つがその価格にあります。ゴミを素材に制作した作品が、1点 数百万円〜数千万円の値段で売れるのです。自身のアート作品の年間総売上額が8億円を超え、通常のアート作品と全く異なる価値を持つ長坂さんの作品は、私たちに何を突き付けているのでしょうか?「好きだから作る」アーティストが多い中、「不均衡を解消するために売上にこだわる」長坂さんは、アートの価値を確実に変えています。

今回のイベントでは、新しい資本主義の形「サステナブル・キャピタリズム」をアートを通じて作ろうとする長坂さんと、アートと資本主義の関係を考察されてきた社会学者の毛利嘉孝さんをお招きし、アートと資本主義の関係を見直し、アートの価値を再考します。

社会に問題提起するアートの力を信頼するIMD北東アジア代表の高津尚志さんがモデレーターを務め、アートがつくる新しい資本主義の可能性について議論します。

プロモーションコード確認方法
【アカデミーヒルズ ライブラリーメンバー】
以下にて、「プロモーションコード」をご確認いただきお申込ください。
・会員制ライブラリー「マイページ」ログイン→「セミナー・イベント」
・ヒルズアプリ「ahマーク」→「メンバーズ・スクエア」→「セミナー・イベント」
※イベント開催時にライブラリーメンバーの方が対象です。



 スピーカー 

長坂真護 (美術家)
1984年生まれ。2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金でこれまでに1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、スラム街初の私立学校を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問時には53日間滞在し、スラム街初の文化施設を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作。2021年アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。現在、公開へ向けて準備中。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、抜本的な問題解決に向け、現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。

 スピーカー 
毛利嘉孝 (社会学者、東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
社会学者。専門はメディア/文化研究。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主著に『バンクシー』(光文社新書)『ストリートの思想』(NHK出版)、『文化=政治』(月曜社)、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)、編著に『アフターミュージッキング』(東京藝術大学出版会)、共著に『コミュニケーション資本主義と〈コモン〉の探求』(東京大学出版会)等。

 モデレーター 
高津尚志(IMD北東アジア代表)
経営幹部育成で世界トップランキングを誇るスイスのビジネススクール、IMDの日本・台湾・韓国における代表。日本企業のグローバル経営幹部の育成施策の設計や提供に従事。IMDの知見を日本の経済社会につなげ、日本の知見をIMDを通じて世界につなげることに強い関心を持ち、様々なリーダーとの対話、執筆・出版・講演、研究プロジェクトの組成などを重ねてきた。共著に『なぜ、日本企業はグローバル化でつまずくのか』、『ふたたび世界で勝つために』(日本経済新聞出版社)、訳書に『企業内学習入門』(英治出版)など。IMD教授陣の書籍の日本語版刊行にも携わる。『女性が管理職になったら読む本』『セキュアベースリーダーシップ』『LEAP ディスラプションを味方につける絶対王者の5原則』『DX実行戦略』などがある。日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て現職。仏INSEADでMBA取得。桑沢デザイン研究所基礎造形専攻修了。


※円滑な進行のためにいただいた情報をスピーカーの方に提供させていただきます
※お申込後のキャンセル及び返金は承っておりません
※お申込期日:3月2日(木)正午まで

Upcoming Events

See all events

Event Starts

Start Date:2023/03/02(Thu) 19:00

End Date:2023/03/02(Thu) 20:30

Add to google calendar

Location

アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

東京都 港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階

Organizer information

アカデミーヒルズ

「人」や「本」を通して最新情報や知識に出会うライブラリー。毎日入荷する新刊書籍、人・情報とつながるセミナー・イベントプログラム、自己研鑽やビジネスなど、多様なライフスタイルにあわせ朝7時から24時までオープンしています。