イベント概要
少子化の進行にともなう児童生徒数・学校数の減少、児童生徒の多様化、1人1台端末の実現、生成AIの急速な進化と広がりなど、教育を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした時代にあって、教育の現状と課題を深く見つめ、日々の教育実践に役立つ知見を共有する場として、本シンポジウムを企画いたしました。今回は、現在検討の進んでいる次期学習指導要領をテーマとし、全面実施を見すえつつ、日々の授業改善に資するプログラムを構成いたしました。
「総合プログラム」では、公表されている「論点整理」やワーキンググループでの議論をもとに、次期指導要領の方向性を踏まえて、今の段階から学校現場では何ができるか、何をすべきか、何を考えるべきかについて議論を深めてまいります。
「特別支援教育プログラム」では、発達障害を含む多様な児童生徒が在籍する通常の学級の現状を踏まえ、特別の教育課程の見直しなどの検討状況や、多様性の包摂に向けた学校現場の取り組みに関する情報を共有いたします。
本シンポジウムは、今年もオンデマンド配信にて開催いたします。なお、今年も事前に皆様からのご質問を受け付け、シンポジウムでの議論に反映させていただきます。
申込み受付期間は2月2日(月)10:00~3月22日(日)20:00、配信期間は3月9日(月)12:00~3月31日(火)20:00を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※本シンポジウムへのご参加は、教職員、教育行政関係者、学校関係者および学部生・院生に限らせていただきます。
※「総合プログラム」「特別支援教育プログラム」の両方を視聴いただけます。配信期間内であれば、何度でも視聴ができます。録音・録画・画面のキャプチャはご遠慮ください。
動画はこちらから再生してください。(音が出ます)
【次第】
総合プログラム 「次期学習指導要領の方向性~今からできることは何か~」
開会挨拶 公益財団法人 中央教育研究所 所長 三光 穣
基調講演(約40分)
「生成AI、GIGAスクール時代の学習指導要領改訂 検討の背景と今後の方向性」
武藤 久慶先生(文部科学省初等中等教育局 教育課程課長)
2000年文部省入省。教育課程企画室、人事院長期在外研究員(ハーバード教育大学院、ボストンカレッジTIMSS&PERLSセンター客員研究員)等を経て、北海道教育庁に4年間出向し、教育政策課長、義務教育課長、学校教育局次長などを務める。その後、教育制度改革室長補佐、外務省一等書記官(在ブラジル日本国大使館広報文化班長)、高等教育政策室長(併)高等教育局企画官、大学入試改革プロジェクトチーム担当企画官、大臣官房総務課副長、初等中等教育局企画官、学校デジタル化プロジェクトチームリーダー(併)修学支援・教材課長(併)GIGAStuDX推進チーム統括ディレクター(併)デジタル庁参事官などを経て、2024年度より現職。
基調講演(約40分)
「次期学習指導要領の方向性 ~今から学校や授業でできることは何か~」
秋田 喜代美先生(東京大学名誉教授、学習院大学文学部教育学科教授)
東京大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。東京大学教育学部助手、立教大学助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て、2021年度より現職。専門は、教育心理学、学校教育学、授業研究。中央教育審議会初等中等教育分科会委員、同教員養成部会部会長、教育課程部会委員・教育課程企画特別部会主査代理、同総則評価WG委員。こども家庭庁こども家庭審議会会長、同保育専門部会(指針・教育保育要領改訂委員会)座長。近著に『これからの授業研究法入門-23のキーワードから考える』(共著、東京図書)、『遊び・学びを深める日本のプロジェクト保育』(監著、中央法規出版)、『学びの心理学』(左右社)、訳書に『人はいかに学ぶのか:授業を変える学習科学の新たな挑戦』(監訳、北大路書房)など。
トークセッション(約100分)
「次期学習指導要領の方向性 ~今からできることは何か~」
・コーディネーター 市川 伸一先生
・パネラー 溝上慎一先生、武藤久慶先生、佐藤敦子先生、中村麻里那先生
市川伸一先生(東京大学名誉教授、帝京大学中学校・高等学校校長)
東京大学文学部卒業。文学博士。埼玉大学、東京工業大学、東京大学を経て2019年3月定年退職し、現職。2001年より、中央教育審議会教育課程部会委員として学習指導要領の改訂に携わる。専門は教育心理学。研究テーマは、認知心理学を基盤とした教育のあり方。学校や地域における個別学習支援、「教えて考えさせる授業」に基づく授業づくりなどの教育実践に携わっている。著書に『学ぶ意欲とスキルを育てる』(小学館)、『勉強法の科学-心理学から学習を探る』(岩波書店)、『学ぶ意欲の心理学』(PHP新書)、『学力低下論争』(ちくま新書)、『「教えて考えさせる授業」を創る アドバンス編』(図書文化社)、『これからの学力と学習支援』(左右社)など。
溝上慎一先生(学校法人桐蔭学園理事長、桐蔭横浜大学教授)
大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。博士(教育学)。京都大学高等教育開発推進センター教授等を経て、2020年度より現職。中央教育審議会教育課程部会教育課程企画特別部会委員。専門は、青年・発達心理学(自己・アイデンティティ形成、分権的自己観、現代青年期論)と教育実践研究(学びと成長、学校から仕事・社会へのトランジション、アクティブラーニング、キャリア形成)。著書に『アクティブラーニング型授業の基本形と生徒の身体性』(東信堂)、『高校・大学・社会 学びと成長のリアル-「学校と社会をつなぐ調査」10年の軌跡-』(責任編集、学事出版)、『幸福と訳すな!ウェルビーイング論』(東信堂)、『学校教育目標(スクール・ポリシー)のアセスメントとカリキュラム・マネジメントの組織化に向けて』(編著、東信堂)など。
佐藤敦子先生 (目黒区立上目黒小学校主任教諭)
日本大学芸術学部卒業。早稲田大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻修了。東京都公立学校教員、主任教諭。前任の渋谷区ではシブヤ科検討委員や研究主任、探究コーディネーターを務め、「シブヤ科」の指導において、優れた授業実践を行っている教員として表彰を受ける。現在は研究主任、目黒区研究開発学校の担当者を務めている。
中村麻里那先生 (茨城大学教育学部附属中学校教諭)
茨城大学教育学部卒業。茨城県公立小学校教員、研究主任を経て、2017年度より現職。国語科教員。茨城県学力向上推進プロジェクト事業に係る授業名人による動画の授業者や、茨城県教育研修センター研究講座(国語)の協力者を務める。昨年度、生成AIを国語科の授業へ取り入れた実践(思考力を鍛えるチャットGPTの使い方)に取り組んだ。
特別支援教育プログラム「発達障害を含む多様な子供が在籍する通常の学級の学びを支える ~次期学習指導要領の方向性を踏まえて~」
開会挨拶 公益財団法人 中央教育研究所 所長 三光 穣
行政レクチャー(約30分)
「発達障害を含む多様な子供が在籍する通常の学級の学びを支える ~次期学習指導要領の方向性を踏まえて~」
近藤修史先生 (文部科学省初等中等教育局 特別支援教育課特別支援教育調査官)
高知県内公立小学校、高知大学教育学部附属小学校で学級担任及び通級指導担当を務めた後、高知県教育委員会事務局特別支援教育課指導主事を経て、2025年度より現職。
講演(約30分)
「多様性を包摂する学校とは ~次期学習指導要領を踏まえて~」
野口晃菜先生 (一般社団法人UNIVA理事)
小6でアメリカに渡り、障害児教育に関心を持つ。その後筑波大学でインクルーシブ教育について研究。博士(障害科学)。小学校講師、民間企業研究所所長を経て、現職。インクルージョン実現のために研究と実践と政策を結ぶのがライフワーク。中央教育審議会教育課程部会教育課程企画特別部会委員・特別支援教育WG委員・特定分野に特異な才能のある児童生徒に係る特別の教育課程WG委員・外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議委員。NHK Eテレ「でこぼこポン!」監修。共著に『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育 誰のことばにも同じだけ価値がある』(学事出版)、『LDの子が見つけたこんな勉強法』(合同出版)など。
トークセッション(約60分)
「発達障害を含む多様な子供が在籍する通常の学級の学びを支える ~次期学習指導要領の方向性を踏まえて~」
・コーディネーター 田中裕一先生
・パネラー 近藤修史先生、野口晃菜先生生
田中裕一先生(神戸女子大学教授、元文部科学省特別支援教育調査官)
兵庫教育大学大学院特別支援教育コーディネーターコース修了。企業の社会人野球チームに所属した後、兵庫県内の知的障害者施設、県立特別支援学校(知的障害)に勤務。文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官、兵庫県教育委員会特別支援教育課副課長、兵庫県立山の学校 学校長を経て、現職。著書に『通常学級の発達障害児の「学び」を、どう保障するか』(小学館)、共著に『LDの子が見つけたこんな勉強法』(合同出版)、監修に『小・中学校でできる「合理的配慮」のための授業アイデア集』(東洋館出版社)など。
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・Mozilla Firefox(最新版)