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19/03/2018(Mon) 09:32 pm (JST) updated
2時間という短い時間の中ですが、これから先、未来に向けて何か形にしていけたらとの思いを皆様と共有する場になったように感じます。
京都にお越しの際には、有斐斎弘道館にお立ち寄りいただき、庭や建物、そこに息づく『間』を愉しんでいただけたらと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
イベント内で『ビジネス書のつもりで書いた!』と、ご紹介させていただいた書籍「平成のちゃかぽん」のリンク先を掲載いたします。
出版社のページ
https://www.tankosha.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=2112
Amazonのページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4473041670
Event Description
<開催概要>
「ちゃかぽん」とは、江戸時代に興隆した茶と和歌と能楽が一体となった文化のこと。もと井伊直弼のあだ名ですが、日本文化の総合的な知をあらわす言葉として捉えています。今回は、「ちゃかぽん」をキーワードに様々なフィールドで活躍する登壇者が日本の未来を語り合います。
地方都市には、その土地土地に固有の伝統文化があります。その中でも、伝統的な風景や文化を求めて多くの外国人観光客が訪れる京都の地ではありますが、決して安定して伝統文化の継承がなされてきたわけではなく、それぞれの分野・領域で、新たな価値を創出すべく切磋琢磨を行ってきました。
文化とサイエンスを融合させた、新たな価値創造について「ちゃかぽん」という概念とともに語るサロン形式のトークイベントです。
<対象者>
(1) 全てのビジネスパーソン(企業、起業家、投資家など)
(2) 伝統・文化の可能性をデザインやビジネスの視点で掘り下げたい方
(3) 地方・地域の資産を活かした価値創造を行いたい方
<登壇者>
奥田充一/株式会社memesスクエア代表
元シャープ株式会社総合デザインセンター所長、京都造形美術大学/京都精華大学等の非常勤講師。多摩美術大学卒業、福田環境デザイン研究所にて商品開発のため生活研究を行われました。その後シャープ株式会社にて、ソフトデザインセンター(元UXデザイン室)を設立し、UXデザイン開発を指揮推進。また総合デザインセンター所長として全社デザイン戦略、商品デザイン開発、UXデザイン開発、デザインブランドの構築を指揮指導し、多数のヒット商品を世に出されました。
現在は「心を動かす体験デザイン開発」理論を基に商品・サービスの開発指揮を地方自治体や企業に行っておられます。
中谷日出/アートディレクター、NHK解説員
NHK解説委員室解説主幹。1993年にNHKへ第1期キャリア採用で入局。その後、NHKスペシャル「人体・脳と心」のアートディレクション、NHKロゴマークデザインなどに携わる。1999年にはNHK解説委員(芸術文化・デジタル関連担当)に就任。一方で、メディアリテラシー教育や、Gマーク(グッドデザイン賞)の審査委員などにも取り組む。
太田宗達/茶人、工学博士
有職菓子御調進所 老松 主人 / 茶人 / Ph.D
公益財団法人 有斐斎 弘道館 代表理事。同志社大学特別講師。立命館大学非常勤講師。江戸時代の学問所址である「有斐斎 弘道館」をベースに、国内はもとより海外でも話題になる茶会を数多く開催。NHK「きょうの料理」「ようこそ先輩」「美の壷」など出演多数。主な著書は「懐石と菓子」「茶道の基本」「源氏物語の菓子」「京の花街 ~ひと・わざ・まち」(共著・日本評論社)「DVD で手ほどき茶道のきほん」(メイツ出版)ほか
濱崎加奈子/有斐斎弘道館館長
京都大学文学部(美学美術史学)卒業。東京大学大学院(表象文化論)博士課程修了。学術博士。公益財団法人有斐斎弘道館の代表理事であり、伝統文化プロデュース連を主宰。また、専修大学文学部准教授、北野天満宮和歌撰者、京都観光おもてなし大使など、多方面で活動。著書『香道の美学』(思文閣出版)『ふろしき』(PIE INTERNATIONAL)『京菓子と琳派』(淡交社)ほか
http://hamasakikanako.com/
<流れ>
1. 登壇者のご紹介
2. ちゃかぽんとは?
有斐斎弘道館による実践事例を紹介
3. トークセッション「異分野から視るちゃかぽん」
UXデザインから視る、文化芸術×ITから視る
4. 質疑応答
<会場>
会場:ダイアゴナルラン東京(東京駅徒歩9分)
場所:〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目8-7 福岡ビル4F
アクセス詳細:https://diagonal-run.jp/#access
<主催>
<協力>
京都市