Event Description
今回は今年2月に新著『福岡市が地方最強の都市になった理由』(PHP研究所)を上梓した、一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事の木下斉さんをお迎えします。
同書では、主に明治から昭和期にかけて、福岡市がさまざまな制約を跳ね除けながら、都市として成長を重ねてきた要因が記されていますが、今回はその【現代版】として、以下の3つのテーマを中心に議論していきます。
(1)福岡市の戦略・戦術で優れていた要素の言語化
(2)それらと比べて、現行の地方創生プロジェクトで陥りがちな「ダメな要素」とはなにか
(3)木下さん・FINDERS編集長の米田が注目する、現在の福岡のスタートアップ/クリエイター/まちづくりプレーヤーや取り組みの紹介
同書は都市計画・まちづくりをビジネス・経営戦略として読み取った一冊であり、本イベントも自治体職員、不動産・まちづくり関連ビジネスに関わる方以外にも、広くおすすめしたい内容です。また米田は福岡出身であり、ここでしか聞けない「福岡ウラ話」も聞けちゃうかもしれません。
FINDERSに掲載された同書の書評も公開しておりますので、イベントの予習も兼ねてぜひお読みください。
「考える都市」福岡市から、先行き不透明な時代の生き方を学ぶ
https://finders.me/articles.php?id=128
【登壇者プロフィール】
木下斉/一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事
1982年東京生まれ。早稲田大学高等学院在学中の2000年に全国商店街合同出資会社の社長就任。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、一橋大学大学院商学研究科修士課程へ進学。08年、熊本城東マネジメント株式会社、並びに09年一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立。全国各地の事業型まちづくり会社に出資、経営参画、さらに都市経営プロフェッショナル・スクールを通じて180人以上の受講生が卒業し、100都市以上のPJサポートを行う。その他内閣府地域活性化伝道師や各種政府委員などを務める。主著に「福岡市が地方最強の都市になった理由」(PHP研究所)、「地方創生大全」(東洋経済新報社)、「稼ぐまちが地方を変える」(NHK新書)、「まちで闘う方法論」(学芸出版)、「まちづくりの経営力養成講座」(学陽書房)。
米田智彦/FINDERS創刊編集長
1973年福岡市出身。出版社、ITベンチャー勤務を経て、文筆家・編集者・ディレクターとして出版からウェブ、企業のキャンペーン、プロダクト開発、イベント開催、テレビ、ラジオへの出演と多岐にわたる企画・編集・執筆・プロデュースに携わる。2011年の約1年間、旅するように暮らす生活実験「ノマド・トーキョー」を敢行。約50カ所のシェアハウス、シェアオフィスなどを渡り歩き、ノマド、シェア、コワーキング、デュアルライフといった新しい働き方・暮らし方を実体験。2014年3月から2017年6月までウェブメディア「ライフハッカー[日本版]」の編集長を務めた。TOKYO MXテレビ「モーニングCROSS」のコメンテーターとしても出演中。著作に『僕らの時代のライフデザイン』(ダイヤモンド社)『いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)等。京都造形芸術大学で非常勤講師も務める。2018年2月、株式会社シー・エヌ・エス・メディア代表取締役に就任。2018年4月、ウェブメディア「FINDERS(ファインダーズ)」創刊。
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2024/02/16(Fri) 18:00
[スペース中目黒] オープニングレセプション [株式会社シー・エヌ・エス] 新体制発表
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2019/07/31(Wed) 19:30
【7/31(水)・参加無料】FINDERS SESSION VOL.9 橋本正徳さん+ヌーラボ社員と語る「国境を超えて支持を集める日本のスタートアップの海外進出ビジネス戦略」
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2019/06/26(Wed) 19:30
【6/26(水)・参加無料】FINDERS SESSION VOL.8 中川淳一郎さんと語る「誰もが発信できる時代にネットメディアは生き残れるのか」