Event Description
コロナ発生から約1年半が経過した今、多くの日系企業では今後の海外子会社のマネジメント体制を見直すフェーズが訪れています。現地においてもリモートワーク長期化によるナショナルスタッフのエンゲージメント低下やコロナ禍での営業活動のあり方等、様々な課題がありますが、特に大きな影響を及ぼしつつあるのが、駐在員の帰任・後任駐在員の廃止によるローカライゼーション(現地化)を進める動きです。
現地化によって駐在員コストの削減や地産地消型の今後のビジネス展開がより一層見込めるメリットがある一方で、管理体制の不安定な子会社においてはこれまでの駐在員依存のガバナンス体制維持が困難となり、管理不備による潜在的リスクが高まりつつあります。
本ウェビナーでは、海外ビジネスに携わる親会社担当者や特にタイ駐在員の方に知ってもらいたい海外子会社のマネジメント方法、また、管理上のよくある問題点やその対応策について解説した後、今後の子会社の財務報告体制について、タイ特有の会計・税務リスクなどをITを活用した将来的なガバナンス強化について分かりやすく説明します。
※誠に恐れ入りますが、同業他社の方へは参加をご遠慮いただいております。何卒ご了承ください。
【アクセス】Zoom Webinar *接続方法は別途ご案内いたします。
【開催スケジュール】
15:00-15:05 |
Zoom Webinar ご利用方法について
|
15:05-15:40 | ニューノーマル時代の海外子会社マネジメント ‐ASEANの中心地であるタイから考えるローカライゼーションの重要性 <アウトライン> 1) 海外子会社マネジメントのカギ 2) タイ子会社管理上のよくある課題(会計税務の取り扱い等) 3) 日系企業が陥りやすい管理体制の構造的な問題点 4) ITを活用したガバナンス強化 5) ITを活用した具体的事例 など <講師> 株式会社東京コンサルティングファーム ASEAN Regional Manager 髙橋 周平(たかはし しゅうへい) 東京コンサルティンググループ入社後、東京税理士法人に所属し、会計税務の実務、及び各国財務諸表をベースに財務分析によるアプローチのコンサルティングの知識を身に着け、2017年4月より、東京コンサルティングファームタイ法人へ着任。赴任当初、15人規模の拠点であったが、3年で約40名規模の拠点へ成長。 現在タイを中心にカンボジア、ラオスを含め、会計税務のみに限らず、 労務、法務、様々な分野で日系企業、外資企業の経営サポートを行っている。 |
15:40-15:55 | ITを活用した海外子会社管理のコツ ~GLASIAOUS(グラシアス)による内部統制と業務効率化~ コロナ禍によるロックダウンやリモートワークにより、多くの日系企業が事業計画や運営方法の見直しをはじめています。また駐在ビザ規制により、日本人駐在員の交代がスムーズにいかなくなったなど想定外の事態も多発しています。本セッションでは、クラウド型会計・ERPサービスを活用したニューノーマル時代の海外管理子会社管理のコツについて、タイにローカライズした機能やグループ管理機能などを交えてご紹介いたします。 <講師> ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 シニアコンサルタント、米国公認会計士 春山 雄一郎 GLASIAOUS(グラシアス)の営業・開発・導入・プロモーションまで幅広く業務を担当。 特に海外に進出している日本企業との面談が多く、システム導入にあたり様々な課題とその解決策を提示している。 |
15:55-16:00 | Q&A |