イベント概要
●本セミナーの特徴●
トヨタでは、“必要な情報を紙1枚に集約すること”を、日常的に実践しています。A3用紙1枚にまとめられた報告書を活用することで、上司の決裁が得やすくなるだけでなく、問題解決やプロジェクト管理を容易にしているのです。そして、この報告書を作成する過程で磨かれる思考のことを「トヨタ流A3思考術」と言います。本セミナーでは、8つのステップに従いこのA3思考術を体得し、実際の仕事の場面を想起しながらあなた自身(所属会社)に起きている本質的な問題解決を図ります。
●こんな方にお勧め●
・主体的な行動をとることが苦手で、常にやらされ感がある
・日常業務に追われて、本質的な問題の把握・原因追及ができていない
・改善活動の質や継続性に課題があり、成果に結びついていない
●担当講師●
株式会社エフェクト 代表取締役 石井住枝氏
トヨタ自動車に17 年勤務。役員秘書、社員研修、司会などに携わる。また、技術員として現場の設備カイゼン指導、リスクマネジメント等を行い強い職場と人づくりを実践指導。現在は人財育成、脳テスト活用ストレスタフネス研修、5Sカイゼンコンサルを行う。
[著書]「トヨタ流プロの仕事術」PHP 研究所、 「トヨタのできる人の仕事ぶり」中経出版 「きちんとした人は仕事ができる」三笠書房 「トヨタのDNAから学ぶ“ひもとき”の魔法」角川フォレスタ 「できる人はなぜ『A3』で考えるのか」SBクリエイティブ 多数
●セミナープログラム●
1.オリエンテーション
2.トヨタ流カイゼン体質とは
・なぜトヨタの人財は問題を自ら考えられるのか
・カイゼン体質にするためのしかけとは
・誰でもできる継続できるカイゼン思考
3.「A3思考術」は全脳思考 ・[A3思考術」のフレームを理解する
・「A3思考術」8ステップの仕掛け
①本当に具体的な目標の設定の仕方
②問題に潜む背景を明確にする
③今の現状を正しく数値化する
④5回以上のなぜで真因を発見
⑤計画の達成の肝は、チーム編成
⑥中間報告で軌道修正
⑦視得ル化と標準化
⑧持続的カイゼンスパイラルをつくる
4.「A3思考術」の実践
・自社の問題を実践
①自社の課題を具体的な数値目標にする
②問題の背景を正しく把握する
③事実と感情をわけて現実整理する
④「5つのなぜ」で根本要因を発見
⑤資質のあわせた負荷コントロール
⑥実践できるプロジェクトマネジメント
⑦成果を標準化し、問題の共有化
⑧PDCAが自動的にまわる仕組み
5.まとめ

