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【収録映像配信】小川紘一先生登壇 「オープン&クローズ戦略と知財・標準マネジメント ~デジタル化と産業データ利活用時代の到来を考える~」

[Host] NPO法人産学連携推進機構

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Event Description

概要


「X(トランスフォーメーション:大転換)」が産業上の最重要ワードになってきました。次世代の産業生態系に向けた大転換が加速度的に進展しているからです。
 SX「サステナブル・トランスフォーメーション(持続可能な社会への大転換)」
 EX「エコノミー・トランスフォーメーション(線形経済から循環経済への大転換)」
 DX「デジタル・トランスフォーメーション(アナログ基盤からデジタル基盤への大転換)」 
 これらのXは相互に連動します。
 また、新型コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻による資源争奪戦で停滞するのではなく、むしろそれらを打ち破る原動力として加速しつつあります。
 当然、イノベーションにはさらに拍車がかかるでしょう。

 なかでもDXによる産業パラダイム大変革は、産業構造の変容と新しい産業システムの姿を導きます。
 そこにおけるビジネスイノベーションは従来とは大きく異なるものになるでしょう。また、「オープン&クローズ戦略」そのものも、さらに進展していくに違いありません。
 ・デジタル化とデータ利活用時代の到来とはどういうことなのか。
 ・欧米や中国はどのような政策を打ち、産業や企業はどのような対応活動を行っているのか。
  対する日本の状況はどのようなものなのか。
 ・これらによって加速度的に連鎖する産業データ時代にビジネスイノベーションと
  それを支える知財・標準マネジメントの新しいあり方はどう変容していくのか。
 つまり、従来のオープン&クローズ戦略の次世代ステージを考えていくことが必要になります。

 そこで、本テーマの第一人者である、小川紘一先生(東京大学 未来ビジョン研究センター客員研究員、元東京大学 特任教授)を講師にお招きし、全4回のAICOSスピンオフ企画として、このデジタル化と産業転換の概要を学び、具体的影響と対策を考えていきます。

各回テーマ(全4回)


 第1回(2022年7月14日収録)
  デジタル化・産業データ利活用時代は150年ぶりの経済革命
 第2回(2022年7月28日収録)
  オープン&クローズの戦略思想を必要とする時代の到来
 第3回(2022年8月22日収録)
  2020年代に広がるサイバー空間の経済革命
 第4回(2022年9月1日収録)
  CN/CEに向けた既存企業の戦略思想とビジネスモデル

講師


ゲスト講師:小川 紘一 氏(東京大学 未来ビジョン研究センター 客員研究員)
ホスト講師:妹尾 堅一郎 氏(NPO産学連携推進機構 理事長、AICOS校長役)

会場


Vimeo(オンライン)

配信期間


2022年12月9日(金)19時 ~ 2023年1月31日(火)19時
※2023年1月6日(金)12:00までの申込受付分まで、となりますのでご注意ください。

受講開始日・受講終了日


受講開始日(Vimeo接続情報送付日時)は、お申込み日時により異なります。

申込日時 受講開始日~受講終了日
申込開始~12月9日(金)17:00 12月9日(金)19時頃~配信期間終了まで
12月9日(金)17:01~12月16日(金)17:00 12月16日(金)19時頃~配信期間終了まで
12月16日(金)17:01~12月23日(金)17:00 12月23日(金)19時頃~配信期間終了まで
12月23日(金)17:01~12月27日(火)17:00 12月27日(火)19時頃~配信期間終了まで
<注意>
12月27日(火)17:01~2023年1月6日(金)12:00
<注意>
2023年1月6日(金)14時頃~配信期間終了まで


注意:弊機構は、2022年12月28日(水)~2023年1月3日(火)まで冬季休業となります。
この間にお申し込みを頂いた場合、誠に恐縮ではございますが、
映像視聴用URLのご案内は、2023年1月6日(金)14時頃となりますので何卒ご了承ください。

受講料


単回 各3,300円(税込)

※1回のお申込みで、全4回分のチケットをそれぞれ1枚ずつ一括でご購入いただくことができます。
※イベントレジストでの会員登録・事前決済制(PayPal または クレジットカード)です。
※クレジットカード決済時に「エラーが出てお申込みができない」という場合は、
 念のため、こちらを併せてご確認ください
※領収書は、チケットの購入後、「マイチケット」ページ に“領収書データ表示”というボタンが表示されますので、そちらから領収書データを表示し、必要に応じて印刷をしてください。

視聴方法 ~収録映像配信~


注意:お申込後にイベントレジスト社からチケット(QRコード掲載)が届きますが、今回は使用いたしません。

「Vimeo」という映像配信サービスから、収録映像をご受講いただきます。
ライブ配信とは異なり、質疑等のセッションはございませんこと、ご海容ください。

【Vimeo接続用URL送付方法と視聴方法】※Vimeoへの会員登録は必要ありません。
(1)Vimeo接続用のURL、パスワードをメールでお送りいたします。
   お申込日時により、ご案内メールの送信日時が変わりますので、ご注意ください。
   送信予定日時を過ぎてもメールが届かない場合は、AICOS事務局へメールでご連絡ください。
    送信予定日時:受講開始日(原則毎週金曜日)19:00頃送付
     ※営業日および申込日時により異なるため、上記「受講開始日・受講終了日」を
      ご確認ください。

    ・送信先:イベントレジストでご入力いただいた参加者情報のメールアドレス宛
  ※迷惑メールフォルダ(Gmailの場合は、プロモーションタブやソーシャルタブなど)に
   自動振り分けされる場合がございますので、お問合せの前にご確認いただければ幸いです。

(2)メールのURLをクリック.
(3)「この動画はプライベートです。」の画面が表示されたら、
   メールに記載のパスワードを入力し、[送信]をクリック.
(4)配信映像の画面が表示されたら、[再生]マークをクリック.
(5)動画の再生が始まります。

※Vimeoの視聴環境については、
 以下のVimeoヘルプセンター記載事項をご確認ください。
  *Vimeo視聴・閲覧・アプリのシステム条件
    https://vimeo.zendesk.com/hc/ja/articles/360001624108

各回内容詳細


第1回「デジタル化・産業データ利活用時代は150年ぶりの経済革命」

1.皆さんの周りで起きていること:技術も知財もそのままでは機能しない領域が急拡大
 ・経済的な価値形成の場が、企業の中から企業の外のオープンアーキテクチャ環境へ
 ・1990年代に我われが経験した知財マネジメント
 ・2020年代から我われが経験する知財マネジメント
2.オープンアーキテクチャの広がりと標準の役割り変遷
 ・経済的な価値形成の主たる要素が標準-知財・法務など知識資本・人的資本へシフト
 ・公共財だった標準が企業の利潤・競争優位・経済成長に貢献する知的資産となる
3.DX/EX/SXに向けて我々が直面する基本問題
 ・2010年代のPredix(GE)はなぜ、MindSphere(Siemens)はなぜ失敗・頓挫するのか
 ・Smart GridとSmart Cityがなぜ、そしてSociety5.0はなぜ、
 ・日本でなぜDXが進まないのか、DX/EX/SXの一丁目一番地を再確認したい
  -ここに知財・標準化マネジメントとオープン&クローズ戦略がどう関わっているか
 ・デジタル型産業では独占(Close)と成長(Open)を共存させる産業構造が必要
  -知財権(Close)無くして成長なし、標準化(Open)無くして成長なし
4.次回以降に向けた問題提起:皆さんとご一緒に考えたい
 ・我われは1990年代の経験を学び経験を使いこなして有用な知識にしているか
 ・2020年代から広がるサイバー空間の市場でデータの知財・標準がどんな役割を担うのか
 ・フィジカル空間の知財権をサイバー空間の市場で生かす方法は何か
 ・これが出来ないと2020年代は更に多くを失うのではないか

第2回「オープン&クローズの戦略思想を必要とする時代の到来」

1.共有すべき用語と重要事実の確認、当時の日本企業はなぜ
 ・4回の連続講演で必須の基本用語の再確認
 ・前回の講演で共有すべき重要事実の確認
 ・当時の日本企業はなぜ
2.オープン&クローズの戦想を必要とする時代背景
 ・スタンダードなイノベーションモデルが機能不全:二つのイノベーションモデル提案
 ・知財マネジメンと標準マネジメントを駆使したオープン&クローズ戦略の登場
  -パソコン産業からオープン&クローズ戦略思想が生まれる
  -なぜインテルだけがパソコン産業の覇者になり得たのか
3.内外の事例紹介
 ・欧米企業の事例
 ・日本企業の事例
 ・オープンアーキテクチャの経済環境なら必ずオープン&クローズ戦略が必須
 ・全てに共通するのがビジネスアーキテクチャのコントロール
 ・脱炭素社会実現に向けた産業でも必ずオープン&クローズ戦略が必須となる
 ・オープンアーキテクチャが広がる経済環境ならどこでもオープン&クローズ戦略無くして企業の成長無し成長と分配の好循環も無し
 ・我われは以下の経験から教訓を学び、知財・標準・法務の力で産業競争力を高め、成長と分配の好循環に向けた第一歩を踏み出したい
 ・2020年代の皆さんにはオープン&クローズ戦略を実ビジネスへ活用する軍師型人財になって欲しい

第3回「2020年代に広がるサイバー空間の経済革命

1.我われが受け継ぐべき1990年代の3つの経験・4つの教訓
 ・3つの経験則
  -知財も標準も技術もオープン&クローズ戦略無くして機能不全
  -エコシステムが造り出す経済的な価値を自社へ引き寄せる仕組み作りがオープン&クローズ戦略
  -人的資本の蓄積無くして“成長と分配の好循環”無し
 ・4つの教訓
  -従来の勝ちパターンが機能不全となり世界中で伝統的な企業が市場撤退への道を歩む
  -既存の知財マネジメントが機能不全
  -Close領域からOpen市場をコントロールする“伸び行く手”を構築した企業が圧倒的な競争優位を確立
  -”伸び行く手”構築には、オープン&クローズの戦略思想が不可欠 2.2020年代は産業データの時代
 ・産業データが価値形成の場をサイバー空間へシフトさせる
 ・サイバー空間の3つの市場機能、3つの産業システム、事例紹介
 ・産業データや人工知能のアルゴリズムを既存の特許法で保護できるか
3.産業データ活用の経済革命に向けた企業の取り組みとビジネスモデル
 ・なぜ経済革命なのか
 ・欧米の事例・日本の事例
 ・知財にもDXが必要

第4回「CN/CEに向けた既存企業の戦略思想とビジネスモデル」

1.サイバー空間の経済的価値を引き寄せフィジカル空間の既存企業が主導権を取るCPSの戦略思想
 ・深層学習(Deep Learning)の人工知能(AI)が持つ本質的な限界
 ・フィジカル空間の知的財産権をテコにした新しい知財マネジメント
2.CPSでサイバー空間の市場機能を活用するには企業間・産業間のデータ連携が必要
 ・世界の国と企業がなぜ
 ・産業データはGAFAデータと本質的に異なる
 ・欧米型のリファレンスアーキテクチャ
3.富の増加(経済成長)とCN/CE(サステナブル社会)の同時実現に向けて新しい姿のアーキテクチャ提案(データ連携・産業インフラ)
 ・CN/CEの実現に向けたデータ連携の全体像
 ・CN/CE実現に向けたデータ連携アーキテクチャ
  -データ連携に向けたDigitalTwin作成のAFVシステム
  -データ連携を容易にするデータのオープン&クローズ戦略
  -広範囲のデータ連携を容易にする最先端テクノロジー
 ・富の増加とCN/CEの同時実現に向けた産業アーキテクチャ
  -インタラクションモデル
  -期待される効果

講演資料の配布について


Vimeo接続情報と一緒にご案内予定です。
映像コンテンツや配布資料の各種権利は、各所有者に帰属いたします。
無断での二次利用等は厳禁です。商標権・著作権等の遵守にご協力ください。

留意事項


・本ウェビナーへのお申込みは、弊機構Webサイトの「AICOSセミナー申込にあたっての留意事項」を全てご了承いただいていることを前提としています。
・映像内容は、収録時の情報をもとに構成されています。
・収録時の環境上、第1回映像の冒頭約15分間、音声が聞こえ難い状況が続きます。何卒ご容赦ください。

キャンセルポリシー


商品の性質上、お申込後のキャンセルは、受け付けておりません。
お間違えの無いようご留意ください。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
※イベントレジストへの新規会員登録、領収書発行等に関するFAQは、こちらをご覧ください。

主催


主催・運営:NPO 法人産学連携推進機構

お問い合わせ先


NPO法人産学連携推進機構
担当:伊澤・田中・堀溝
e-mail:aicos-secretary@nposangaku.org
★冬季休業のお知らせ
 2022年12月28日(水)~2023年1月3日(火)
 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、休業明けの1月4日(水)以降に
 順次対応させていただきます。
 ご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

AICOS(アキバイノベーションカレッジ オープンセミナー)とは?

日本の産業再生には、イノベーション(新しい価値を社会へもたらすモデルの創新・普及・定着)が求められています。 そのためには、単に高い技術力だけではなく、その技術を事業として効果的・効率的に活かすビジネスモデルや知財マネジメントをデザインする「知」が必要です。

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