Event Description
新しい分野への参入にあたり、社内で有するコア技術を核に社内外とのコラボレーションに取り組んできたが、当初は社内外に対してクローズドな会社であった。
そうした状況を打開すべく取り入れられたのが「デザイン思考」である。
まだ商品の形になっていない技術、課題などを可視化して解決するソリューションデザインに力を入れ、社外とも積極的に交流してきた。
そして、2014年にはオープンイノベーションハブを開設し、社外とのコミュニケーションを通じた新事業創出を加速する仕掛けを進めている。
今回は同社にて新規事業の取り組みにデザイン思考を取り入れ、外部とのコラボレーションを進めてこられた小島氏をお招きして、
・技術の体感から共創を生み出す場作り
・デザイン思考の実践と新規事業創出の取り組み
・自社アセットの見直しとオープンイノベーション
・オープンイノベーションハブという共創の場
以上をテーマに理解を深めて参ります。
本イベントは企業のオープンイノベーションを支援するプラットフォームを運営するスタートアップであるビザスク、リンカーズ、Crewwでの共催になります。
新規事業創出に携わっている方、デザイン思考に興味がある方、オープンイノベーションを推進されている方は是非ご参加くださいませ。
イベント概要
日 時:2017年4月12日(水)18:30ー20:50
場 所:イトーキ東京イノベーションセンター SYNQA 2Fセミナー会場
参加費:1,000円
定 員:40名程度
対 象:大手事業会社の新規事業をマネジメントされている方
オープン・イノベーションに興味がある方
デザイン思考について興味がある方、等
タイムスケジュール
18:10〜18:30 受付開始
18:30~18:40 開会の挨拶 趣旨説明
18:40~19:10 小島様プレゼンテーション
19:10~19:20 質疑応答
19:20~19:50 パネルディスカッション
19:50~20:00 クロージング
20:00〜20:50 ネットワーキング
※飲食の提供はございません。
ゲストプロフィール
小島 健嗣 氏
(富士フイルム株式会社 経営企画本部 イノベーション戦略企画部 シニアエキスパート Open Innovation Hub館長)
1986年 富士フイルム(当時 富士写真フイルム)入社。
デザインセンターにてプロダクトデザインを担当、その後インターフェースデザイン、 デジタルコンテンツデザイン、ユーザビリティデザイン、ソリューションデザイン 各グループを立ち上げる。
2006年より R&D(研究開発)の現場で、技術の本質といった抽象的なものごとを可視化する ことで、社内のコミュニケーションを活性化させる、デザイン思考を活用した観察と モノづくりのワークショップを6年間実践。
2011年 R&D 統括本部 技術戦略部にて技術広報およびオープンイノベーション担当。
2015年3月より現職。現在写真フィルムの研究開発で培った基盤技術やコア技術を新しい市場に生かすため、富士フィルムと顧客企業の双方が、単独で解決できない課題をオープンに語り合い、自社だけでは生まれないイノベーションにつなげる「共創の場」を運営している。
主催
ビジネス相談ニーズに対し個人が対面や電話で相談に応えるスポット制のコンサルティングサービス。現役の役職員を中心に、企業OB、フリーコンサルタントなど約30,000名が登録している。組織、地域、世代を超えて、個人の知見を活かしビジネス課題を解決する、知見分野のシェアリングエコノミーを推進。
企業の課題解決のツールとして、製造業向けビジネスマッチングサービスを提供する。全国400機関以上の産業支援機関と連携し、目利き×ITを活用することで非常に高いマッチング成約率を誇る。現在日本型オープンイノベーションを推進しており、日本の産業変革に必要不可欠なインダストリー版のエコシステムの構築を目指す。
スタートアップ企業と大企業の新規事業創出を目的としたオープンイノベーションプログラムを提供。 登録スタートアップ企業は2,700社を超える(2017年3月現在)。新規事業創出などを目的に、 スタートアップ企業のサービスと大企業のリソースを活用したプロジェクトは300以上誕生し 業務提携、出資、買収などの協業が生まれています。