イベント概要
大の井田真木子ファンである 北原みのりさん(作家)と、
西田藍さん(アイドル/ライター)をお招きします。
井田真木子は、2001年に44歳で逝去したノンフィクションライターです。
『プロレス少女伝説』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞後、
『小蓮の恋人』(講談社ノンフィクション賞受賞)、『同性愛者たち』、『十四歳』といった著作で、
中国残留孤児2世の女性、エイズ騒動の最中のゲイ、援助交際の十代など
社会の周縁にいるマイノリティを追い続けました。
井田真木子は「女性性」をどう描いたのか。北原さんはもちろんのこと、
西田さんの 文章からも色濃く影響が窺われるフェミニズムの視点から、
表現の主体、客体としての 女性を考えていきます。
もちろん男性の参加者も歓迎です。
一緒に井田真木子とノンフィクション、井田真木子と 女性の表現を考えていきましょう。
【対象書籍紹介】
『プロレス少女伝説』の衝撃、再び--。
夭逝した天才ノンフィクション作家の、若き日の原稿を初めて書籍化!
『井田真木子と女子プロレスの時代』
イースト・プレス 本体3,000円+税
夭逝した天才ノンフィクションライター・井田真木子による作品群の中で、
最も語り継がれているのは、大宅賞受賞の『プロレス少女伝説』。
その下地となったのは、20代後半から足掛け4年にわたるプロレス誌の仕事だった。
いまや伝説となった長与千種、神取しのぶとの全対話を収録。
雨宮まみ、上原善広、大塚英志、角幡唯介、北原みのり、木村元彦、杉江松恋、
武田砂鉄、中川淳一郎、樋口毅宏、増田俊也、松原隆一郎、柳澤健、吉田豪ほかも特別寄稿。