イベント概要
第35回 グローバル・サニテーションをどのように実現するのか?
講師 原田 英典
京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授
飲料水の供給,サニテーション(トイレとし尿の始末),そしてハイジーン(衛生行動)からなる
いわゆる「水と衛生」は,持続可能な開発目標SDGsのゴール6でも取り上げられる国際課題です。
なかでもサニテーションの普及は遅れており,世界では5人に2人,サハラ以南アフリカでは4人に3人が
安全に管理されたサニテーションを利用できていません。
こうした状況下で,下痢は5歳未満児の死亡要因の8.7%(44万人)を占めるとともに,
下痢の58%は水と衛生の不備に関連づけられるとも言われています。
今回は,国際的な水と衛生の動向を踏まえつつ,水と衛生,そしてその中でのサニテーションの意義を
改めて考えるとともに,マラウイ農村地域でのドライトイレ導入の事例,ザンビア都市スラムでの
参加型水・衛生改善計画の事例を紹介しつつ,グローバル・サニテーションを
どのように実現するのかを考えてみたいと思います。
開催日時: 2024年5月16日(木)18:00-20:00
開催方法: ZOOMによるオンライン
※開催日前日にZOOM招待状をお送りします。
一斉送信をするため「迷惑メール」に振り分けられることがあります。
メールが届いていない場合は「迷惑メールフォルダ」もご確認ください。
前日夜までに届かない場合は下記「お問合せ先」までご連絡ください。
参加費: ≪日本トイレ協会会員≫無料
≪日本トイレ協会会員以外≫一般1千円、一般学生500円
※当協会は免税事業者のため、インボイス制度に対応した領収書の発行はできません。
※上記の申し込み方法が困難な方は、下記の「お問い合わせ先」までご連絡ください。
申込締切: 2024年5月13日(月)24:00
情報保障: UDトークによる字幕を表示いたします。
手話通訳をご希望の方は、下記「お問い合わせ先」に
5月8日(水)までにお申し出ください。可能な限り対応いたします。
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