イベント概要
日本経済新聞社は4月25日、米国で3月に開かれた大型イベント「SXSW 2019」をテーマとする報告会を開催します。今年のトレンドを総括するほか、日本から参加したスタートアップ企業のライトニングトークも行います。東京大学が関連するスタートアップを送り込む「Todai To Texas」の活動についても紹介してもらいます。
SXSWは、South by Southwest(=サウス・バイ・サウスウエスト)の略で、米テキサス州オースティンで毎年3月、10日間にわたって行われるテクノロジー、文化、芸術に関する大規模なフェスティバルです。
日本からは今年、JETROがスタートアップ企業10社を送り込んだほか、ソニーや電通などの大企業も出展しました。政府も初めて、日本館を設けました。
ネットワーキングでは軽食やお酒などをご用意しています。交流とともに、お楽しみください。
<スケジュール>
18:00 開場(受付開始)
18:30 開演
20:00 ネットワーキング
20:45 終了
(いずれも予定)
<登壇者>
鎌田富久 TomyK代表
菅原岳人 東京大学産学協創推進本部 特任研究員
橋本恭伸 株式会社Digika 代表取締役社長
高橋真知 Stroly社長
河野辺和典 LOAD&ROAD CEO
張 超 Eagle 3D Photonics
江川 主民 東京大学大学院学際情報学府 暦本研究室所属 博士課程
上田敬 日本経済新聞社
(順不同、敬称略)
その他調整中、予告なく変更する場合があります。
<講師>
鎌田 富久
TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者
東京大学大学院 理学系研究科情報科学 博士課程修了。理学博士。
東京大学在学中の1984年にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を設立。組み込み向けTCP/IP通信ソフトや、世界初の携帯電話向けウェブブラウザなどを開発。携帯電話向けのコンパクトなHTML仕様「Compact HTML」をW3C(World Wide Web Consortium)に提案するなど、モバイルインターネットの技術革新を牽引。2001年に東証マザーズに上場し、グローバルに事業を展開。2011年に退任。その後、スタートアップを支援するTomyK(http://tomyk.jp)を設立し、ロボットベンチャーSCHAFT(米Googleが買収)の起業を支援するなど、AI、ロボット、IoT、人間拡張、宇宙、ゲノム、医療などのテクノロジー・スタートアップを多数立ち上げ中。著書「テクノロジー・スタートアップが未来を創る-テック起業家をめざせ」(東京大学出版会)にて、起業マインドを説く。
菅原 岳人
東京大学 産学協創推進本部 イノベーション推進部
インキュベーション/アントレプレナーシップ教育担当ディレクター
IT 系コンサルティングファームを経て2009 年より現職。東京大学において大学発スタートアップの創設・成長支援およびアントレプレナーシップ教育を担当。東大のインキュベーション施設「アントレプレナープラザ」卒業企業にはモルフォ、ユーグレナ、ペプチドリーム、 PKSHA Technology など。2018年には新たに「アントレプレナーラボ」を立ち上げた。また「アントレプレナー道場」等の学生・研究者支援、教育プログラムの企画・運営も行い、大学を中心としたスタートアップ・エコシステムの形成に従事している。2013年度に開始したSXSW派遣プログラム「Todai To Texas」では、これまで40以上のスタートアップをSXSW Trade Showへ展示させた。SXSW2017では、ロボット義足を開発するBionicMがInteractive Innovation Award(学生部門)を受賞している。
橋本恭伸 株式会社Digika 代表取締役社長
マイクロソフトにグローバル新卒採用第一期生(MACH05)の一員として入社。The University of Sheffield MBAを経て楽天株式会社へ。 PT. Rakuten Indonesia, PT. Rakuten Belanja OnlineのDirectorを歴任し、Rakuten Indonesia Country Headとして海外でのビジネスを現地の最前線で率いる。 人々の可能性を最大限引き出す力になることを自身のテーマに掲げ、株式会社Digikaの『そろタッチ』で世界最速の「計算力」の短期効率化習得を通じて 世界中の子供たちの夢の実現をサポートします。
『そろタッチ』は2017年日本e-Learning大賞 最優秀賞、2018年キッズデザイン賞受賞。2019年には日本企業初のSXSW EDU Launch Competitionファイナリストに選出されました。
高橋真知 株式会社Stroly代表取締役社長兼共同CEO
多様な世界の見え方を共有するオンライン地図プラットフォーム「Stroly」www.stroly.comや、アプリ「こちずぶらり」等を開発・運営。古地図やイラストマップなど、アナログ地図をGPS連動させることで、新しい体験を提供している。イラストマップの楽しさと可能性を試行したいという思いのもと、ユーザーやクリエーターとオフラインで交流する「地図カフェ」というイベントも開催。
Strolyは、オンライン地図プラットフォーム Stroly(ストローリー)の企画・開発・運用を行い、京都を拠点に日本をはじめ、欧米やアジアで幅広く利用されている。2017年2月にサービスローンチ。法人に向けたエリアブランド発信および自社企画発信のサポートや開発を主にスマートフォンユーザー向けに行い、高い技術力で数々の地図制作に関する特許技術を複数取得している。” Share the way we see the world (世界の見え方を共有しよう)”というコンセプトのもと、エンジニア、デザイナーなど様々なスキルを持つ多国籍メンバーを採用し、世界で利用されるプロダクトの開発を目指している。
河野辺和典 LOAD&ROAD CEO
ロボットエンジニアとして3年間働いた後にアメリカへMBA留学。
留学中にインド人と起業し、IoTティーポットteploの開発販売を行なっている。2019年3月からteploのクラウドファンディングを行い、1ヶ月で目標額を超える約700万円を達成。
張 超(ちょう こゆる)
東京大学 大学院 工学系研究科 先端学際工学専攻 博士課程
Eagle 3D Photonics
東京大学 大学院 工学系研究科 電子工学専攻 修士課程 修了
(独)日本学術振興会特別研究員、Nanyang Technological University工学院/理学院Research Associate、アンリツ(株)エンジニアを経て、現在東京大学博士課程に在籍。これまで、ワイヤレス給電、光ファイバ通信、光無線通信、量子鍵配送、光計測など複数分野の研究開発に従事。現在は、東京大学先端科学技術研究センターにて、3次元計測の研究開発に携わっている。発表論文数約50本、特許3件。
2018年にIPC起業支援プログラムのファイナリスト、2019年にSPIE Startup Challengeのセミファイナリストに選出された。また、Todai To Texas 2019 Demo Dayにデモデー賞及びオーディエンス賞を受賞し、SXSW 2019にて3次元レーザスキャナの展示及びピッチを行った。
江川 主民
東京大学大学院学際情報学府 暦本研究室所属 博士課程
石川県の海と砂の近くで生まれ育つ。
アメリカンフットボールとサーフィンをしながら、機械工学・ブレインコンピュータインターフェースを学ぶ。
学業とともにものづくりを行い、様々な人と出会いながらスキルを学んでいる。
(順不同、敬称略)
その他調整中、予告なく変更する場合があります。