Event Description
<概要>
顔認証やライブ配信、スマホ決済といった様々な手法を次々と実用化し、電子商取引(EC)・実店舗の双方で進化を続けてきた中国のリテールテック。騰訊(テンセント)も12億人超の利用者を抱えるチャットアプリの微信(WeChat)、スマホ決済のWeChat Pay、ゲーム事業といった強みを生かす形で、リテール分野での攻勢を強めています。
微信の中に設けたミニプログラムの活用で小売企業のオンライン店舗の開設負担を軽減するほか、顧客管理、購買データ分析やコールセンター機能の提供、知名度の高い自社ゲームキャラクターや傘下の芸能人、インフルエンサーの紹介など、多様なサービスをワンストップで提供するのが特徴です。
個人情報保護、消費者保護の観点から中国政府がプラットフォーマーに対する規制を強めるなかで、中国の小売市場はどう変化しようとしているのでしょうか。リテールテックの最新動向とテンセントの戦略に光を当てます。
<プログラム概要>
14:00~14:03 オープニング
14:03~14:20 講演①)「進化続ける中国のニューリテール」
王瑩影(36Kr Japan パートナー)
14:20~14:50 講演②)「越境ビジネス、エコシステム生かし総合支援」
山下大介氏 (テンセントジャパンCloud and Smart Industries Groupシニア販売戦略マネージャー)
14:50~15:20 講演③)「D2Cで中国顧客囲い込み ~スマートリテールこう活用」
河端孝治氏(プレミアアンチエイジング取締役COO兼新ビジネス開発推進本部本部長)
15:20~16:00 ディスカッション、Q&A)
付昂氏(テンセントジャパン Cloud Head of Solutionアーキテクト)
河端孝治氏
山田周平(日本経済新聞社編集ビジネス報道ユニット担当部長)
モデレーター)王瑩影
※プログラム内容、演題、講師は変更になることがあります
参加費無料
<講師紹介>
王瑩影(ワン・インイン、36Kr Japanパートナー)
山下大介氏(テンセントジャパンCloud and Smart Industries Group シニア販売戦略マネージャー)
河端孝治氏(プレミアアンチエイジング取締役COO兼新ビジネス開発推進本部本部長)
慶応義塾大学卒業後、大手化粧品会社、外資系化粧品会社、コンサルティングファームなどを経て、2018年7月プレミアアンチエイジング株式会社入社、コスメティクス事業本部本部長、2019年7月取締役COO、2020年8月より現職。
付昂氏(テンセントジャパン Cloud Head of Solutionアーキテクト)
2015年に早稲田大学大学院国際情報通信科を修了。19年テンセントジャパン入社。日本での仕事を通じ急速なクラウドの普及を体験するなかで、システムエンジニアからクラウドエンジニアへ転身し、 インフラの設計・構築からクラウドのマイグレーション、IoTプラットフォームのデプロイメントなどの大型案件に携わってきた。
山田周平(日本経済新聞社編集ビジネス報道ユニット担当部長)
1991年に早稲田大学政治経済学部を卒業、日本経済新聞社入社。台北支局長、産業部キャップ、アジア部デスク、中国総局長などを経て現職。中華圏をめぐる産業・技術動向や地政学を得意分野とする。共著書に「米中分断の虚実 デカップリングとサプライチェーンの政治経済分析」(日本経済新聞出版)などがある。2015年北京大学外資企業EMBA修了。