新規事業を立ち上げ、実際に事業をスケールさせていくにはクリアにしていかなければならない課題がたくさんある。大手企業の新規事業は一見すると、

・「資金がある」ように見える
・「元々のネームバリューがある」ように見える

見えるだけで、なんら変わりはない。
むしろ、クリアしなければならない調整が社内にもあるため、やりたいことをすぐにやれないというケースは少なくないだろう。
そんな中、スケールするためのスピードを上げるための必要なことは「社外を巻き込む力」と「チームを強くする力」。今回はゲストに、

ICCカンファレンス KYOTO 2017 CATAPULT -IoT／ハードウェア特集- のベストプレゼンターに選ばれた、コニカミノルタの新規事業「世界初のニオイ見える化チェッカー Kunkunbody」を担当する甲田氏。

ベンチャー企業に人、技術、資金を提供し、共創シナリオを考え、検証。既に複数の共創モデルの実績をもつリコーが運営する「Ricoh Innovation Bridge」の推進経験をもつ澤田氏。

チームメンバーの採用を自ら積極的に行い、スピード感のある組織を形成。IDOMが運営する世界初の月額定額クルマ乗り換え放題サービス『NOREL』の事業責任者の直人氏。

社外を巻き込む力と、チームを強くする力。この2つをテーマに、今回はパネルディスカッションを行います。

■こんな方へ
・企業の新規事業＆ビジネス開発担当者
・登壇企業に興味がある方

■タイムテーブル
19:00- 受付開始
19:30- 開催のご挨拶 & 乾杯
19:40- 第一部：各社の事業について
20:20- 休憩 & 懇親会
21:10- 第二部パネルディスカッション：「新規事業の舞台裏」
21:50- Q&A
22:00- 終了・解散

■登壇者プロフィール
コニカミノルタ株式会社 ビジネスイノベーションセンタージャパン インキュベーションリード　
甲田 大介氏

大学卒業後、大手ISPに入社。営業部門にて新規チャネル立ち上げや商品開発を担当。Webサービス部門にてゲーム会社と協業したアバターコミュニティサービスのマーケティングや、ソーシャルゲームの開発・運営を行う。その後、ペット関連企業のM&Aを実行し、ペットオーナー向け新規事業を推進。短期間で業界内のデファクトサービスとして成長させる。
メーカーからサービス業への転換を目指すコニカミノルタ社からのオファーを受け、IoTをベースとした新規事業開発のプロジェクトマネジャーとして、可視化手段が無かった"ニオイ"を可視化するデバイス開発プロジェクトを担当。

株式会社リコー　新規事業開発本部　事業開拓室 事業開拓G
澤田 智裕氏

2008年入社。システムエンジニアとしてコピー機やプロジェクターのUIソフトウェアなどの開発に携わる。新製品をわずか3カ月でリリースし、社内表彰を受賞するなど実績を残した。新規事業に関するプロジェクトへの参加を経て、2016年、オープンイノベーション推進室異動。リーンスタートアップを実践。新規事業開発の傍ら国内ベンチャー企業11社のEvangelistを行うイントレプレナー。

株式会社IDOM　NOREL事業部責任者
許 直人氏

プログラマとしてIT業界のキャリアはスタート。プログラマ時代はJavaやPHPをメインに様々な言語を用いて開発し、フレームワーク設計・開発等を行う。その後プロジェクトマネジメントを学び、ループスでは企業の新規事業やマーケティングのコンサルティングに従事。GREEでは投資営業やメディア事業の立て直しを行い、着任後3ヶ月で黒字化して売上を4倍まで成長させる。
2015年9月より、中古車業界最大手のIDOMへ。事業開発、戦略、IR、広報、人事等に従事。現在は、月額定額クルマ乗り換え放題サービス『NOREL』の事業責任者として事業の推進を行う。