イベント概要
わが国では、ノーマライゼーションの理念等を踏まえ、障害のある人及び高齢者等の日常生活における
「不便さ調査」を実施し、課題発見と共に解決方法を検討してきました。「不便さ調査」は、製品サービ
スの不便な点を明らかにすることで、マイナスだったところをゼロに戻す役割を担ってきました。
また、不便さ調査は様々な障害ごとに行っていたため、相反する意見を把握することは困難でした。
そのため、製品サービスを提供する側は、異なる対象(障害者等)から出される異なるニーズを、
広い視野に立った工夫をすることが困難な状況でした。そこで、上記の課題を解決するために、
共用品推進機構では、より多くの人達が使える製品やサービスが創出できるように「良かったこと調査」
を実施しました。今回は、その全体像を語っていただきます。
(参考:良かったこと調査®公益財団法人 共用品推進機構)
【星川 安之 専務理事ご経歴】
1980年にトミー工業株式会社(現タカラトミー)入社後、障がいのある子どもたちが遊べ
る玩具開発に携わる。
1991年に企業人やデザイナー、主婦や学生、障がいのある人とともに「バリアフリー社会
の実現」という目的のもとで任意団体を発足。
1999年に障がいの有無や年齢に関わりなく、より多くの人が使いやすい製品や施設、サー
ビスを普及する「財団法人共用品推進機構」を設立。2012年に公益財団法人へ移行。障が
い者・高齢者の消費者団体や行政、研究機関、工業団体また海外の関連団体等と連携して
規格を開発し、製品サービスを高めその成果の普及啓発を図っている。
開催概要
日本トイレ協会ノーマライゼーション研究会セミナー
テーマ 『良かったこと調査』
講師:公益財団法人 共用品推進機構 専務理事 星川 安之
日時:令和5年5月20日 15:00~17:00(開場は14:30)
形式:①オンライン配信(参加申込みの受付後,視聴URLをご案内致します)
②リアル会場 中日本高速道路株式会社 東京支社 NEXCO BASE
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー7階
※リアル会場は終了後に懇親会を予定しています。リアル会場へお申込みの方に別途ご連絡します。
申込締切:2023 年 5 月 15 日(月)24:00
※オンラインによる配信をご希望の方のみ、申込締切を2023年5月18日(水)24:00まで延長します。
参加費:無料(トイレ協会会員、非会員共に)
情報保障:UDトークによる字幕表示
手話通訳をご希望の方は、下記問い合わせ先までお申し出ください。なお、手配の関係から、
手話通訳のお申込みは2023年5月10日(水)24:00までにお願いします。
配布資料:お申し込みを締め切ってから、 PDF の配布資料をメールでお送りいたします。
なお、ご希望の方にはテキストファイルで提供いたしますので、下記までお申し出ください。
問合せ先:yag3019[at] yahoo.co.jp(担当:矢口)([at]を@ に変えて下さい)