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一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会

一般社団法人日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会

本分科会は、電池産業における粉体技術の向上を図るために設立されて以来、自動車や電力、電池、材料、装置など電池関連産業界において、交流と連携の場を提供して参りました。我が国は、1990年にはニッケル水素電池を、1992年にはリチウムイオン電池を商品化して以来、情報通信機器のモバイル化はもとより、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)、水素燃料電池車(FCV)などの実用化に長年取り組んできて、最近、世界的に普及期を迎えつつあります。2022年には、世界で約700万台のEVが販売され、2030年にはその5倍の3500万台が生産されると予想されています。また、風力や太陽光など再生可能エネルギーの導入も進み、その大きな負荷変動を大型蓄電池で平準化することや、水素に変換して貯蔵することなども進められています。

世界的に蓄電池や電池材料の大幅な増産が進められた結果、電池材料に用いられる稀少資源の不足を招いており、電池のリサイクル技術の開発や希少資源に依存しない次世代電池の開発が活発になっています。また、電池製造プロセス全体での二酸化炭素排出量の低減が求められており、新しい電池製造プロセスの開発など電池技術の革新が進められています。