イベント概要
グローバルコンプライアンスセミナー
グローバルビジネスに不可欠な
コンプライアンスチェックの実践
世界的な規制強化、企業倫理への関心の高まりにより、取引先をコンプライアンスの観点からチェックする取組みが重要なビジネスプロセスとして認識されつつあります。一度コンプライアンスに関連する問題が表出した場合、企業の社会的信用の失墜や風評リスクだけでなく、多額の制裁金を課されることで財務的リスクに陥る可能性があります。日本でも昨年10月に「改正犯罪収益移転防止法」が施行されており、国内外の取引先に対するコンプライアンスリスク管理の強化が求められています。そこで今回は、グローバルビジネスに求められるコンプライアンスチェックの要点を抑え、どのようにそのプロセスを最適化するべきかについて、D&Bのパートナーである東京商工リサーチが、独自の視点から解説いたします。特に海外への事業進出を計画中、あるいは展開中の企業のご担当者様は、ぜひご参加ください!
【開催概要】
[日時] 2017年12月8日(金) 14:30~16:30 (14:00受付開始)
[対象] 法務、財務・審査・経営企画部門、海外ビジネス担当者
[人数] 30名様(先着順) *1社2名様まで/個人、同業の方はご遠慮願います。
[費用] 無料
【アジェンダ】
14:30~15:20 企業が取り組むべきグローバルコンプライアンスとは
近年の規制強化は「リスクベースドアプローチ(リスクに応じた対策を取ること)」を求めていますが、実際には自社がどのようなリスクに晒されていて、どのような対策を講じるべきか、多くの企業が疑問や 課題を抱えています。特に、企業の「実質的支配者の特定」については、規制ごとにその定義が異なることもあり、担当者の悩みの種になっています。第1部ではまず、規制背景とその種別を改めて整理しながら、コンプライアンスチェックにおける要点について、欧州のD&Bの見解を交えながらお伝え致します。
15:30~16:20 世界最大の企業情報を活用した効果的なコンプライアンス体制の強化
日本企業の多くはコンプライアンス分野の対応に遅れをとっており、当局によって不正が摘発され制裁金や ビジネスに対する制約などの処分を科された事例が数多くあります。しかし、規制要件を満たしつつ十分なチェックを実施すると、一方で膨大な時間や労力が費やされてしまう点にも考慮しなければなりません。そこで第2部では、世界最大の企業情報データベースを活用したコンプライアンスチェックのプロセス最適化について、具体的な事例を交えて解説致します。あわせて、企業系列情報の確認、制裁リストの照合などに関するソリューションのデモも行いますので、ご期待ください。
16:20~16:30 質疑応答