イベント概要
国語教育における第一人者の先生を3名お迎えし、『文学教育』『共通テスト』『ICT活用』についてオンラインセミナーを開催することになりました。
先生方の授業づくりや受験指導のヒントになれば幸いです。ご参加を心よりお待ち申し上げております。
※講演はすべて50分程度を予定しております。
【講演①】
『文豪キャラとしても大人気の芥川龍之介の魅力に迫りつつ、
「小説とは何か?」について「羅生門」から紐解く』
【講演概要】
1957年に初めて高校の国語教科書に掲載されて以降、現在に至るまで、
さまざまな指導目標や教材観の変遷があった「羅生門」について、
前半では、複数の研究者の主張を、「下人の行為を肯定的に捉えるか、
否定的に捉えるか」という観点で整理しながら、紹介します。
さまざまな指導目標や教材観の変遷があった「羅生門」について、
前半では、複数の研究者の主張を、「下人の行為を肯定的に捉えるか、
否定的に捉えるか」という観点で整理しながら、紹介します。
また後半では、初出「帝国文学」(1915年刊)の本文を読みながら、
「羅生門」を読み解く際の、新しい切り口と魅力について、お話しします。
「羅生門」を読み解く際の、新しい切り口と魅力について、お話しします。
【講演者】

小谷 瑛輔 先生
明治大学国際日本学部教授
1982年兵庫県出身。日本近代文学研究者。
芥川龍之介を専門とするほか、将棋と日本近代文学の関係についての研究にも取り組む。
著書に、『小説とは何か? 芥川龍之介を読む』、『テクスト分析入門』(共著)、『芥川龍之介ハンドブック』(共著)などがある。
東京書籍「現代の国語」「言語文化」等の編集委員。
2024年度よりNHK高校講座「論理国語」番組委員及び講師を務める。
小谷先生からのメッセージ動画はこちら!
【講演②】
『ついに始まった! 新課程入試 令和8年度以降の対策として備えるべき点とは
―高校国語・新教育課程での大学入試動向(現代文編)―』
【講演概要】
今年1月に新課程に対応した初めての共通テストが行われました。
今年1月に新課程に対応した初めての共通テストが行われました。
結果的には、オーソドックスで平易な内容でしたが、こういう年の翌年は要注意です。
僕自身が授業で生徒に話している、これから気をつけてほしいことや、覚えてもらうための工夫などを、
今年の共通テストと過去問題を踏まえて、お話しさせていただきます。
【講演者紹介】

船口 明 先生
代々木ゼミナール
教育総合研究所・主幹研究員
河合塾を経て2000年より代ゼミに。2017年より現職。
時代とともに大きく変化する国語教育・大学入試における、より良い指導法・教材の研究・開発に取り組んでいる。
船口先生からのメッセージ動画はこちら!
【講演③】
『国語の授業における普段使いのICT活用』
【講演概要】
国語の授業における、これまでのICT活用と最近の普段の授業のICT活用についてお話しします。
基本的に「Google Workspace」を使用しますが、少しだけ生成AI(教師使用)にも触れています。
生徒が思考したり表現したりしやすくするために、どのようにICTを活用していけるかを考えています。
【講演者】

吉川 将弘 先生
広島修道大学ひろしま協創中学校・高等学校教諭
1969年生まれ。学校では教務部ICT担当。教職歴29年。
Google認定教育者レベル1・2。
令和5年度私学教育研究所委託研究員。東京書籍教科書編集協力者。
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