Event Description
国際交流基金アジアセンターでは、世界のムスリム(イスラーム教徒)人口のおよそ半数が東南アジアに暮らしていることに着目し、東南アジアのムスリム社会や、日本とイスラームの関わりをテーマとした講演会とシンポジウムを4回にわたり開催します。イスラームについての理解を深めながら、異なる文化や価値観を認め合える社会のありかたについても考える機会としたいと思います。
本シリーズの詳細は下記にてご確認ください。
https://jfac.jp/culture/projects/exchange-with-southeast-asian-muslim-youth/
第2回は、京都大学東南アジア地域研究研究所の山本博之氏をお迎えします。東南アジアでも典型的な多民族国家であるマレーシア。さまざまな文化や宗教が交錯する日常のなかで、イスラームはどのようにマレーシア社会に表れ、多様な価値観と関わりあってきたのでしょうか。マレーシア映画界の巨匠ヤスミン・アフマド監督の『ムアラフー改心』を題材に、マレーシアにおける信仰と共生の諸相について解説いただきます。
イベント詳細
【日時】:2020年1月24日(金) 17時~20時(16時30分開場)
【プログラム】
16:30 開場
17:00 開会挨拶、上映前の解説
17:30 参考上映 映画 『ムアラフー改心』
19:00 休憩
19:10 講演、質疑応答
※上映開始時間は、多少前後する場合がございます。
【言語】日本語
【上映作品】『ムアラフ―改心』(原題 Muallaf/監督 ヤスミン・アフマド/マレーシア)
カトリック学校で教える華人キリスト教徒のブライアンは、幼少期のつらい記憶から信仰と家族に背を向けている。一方、父親の虐待から逃れて地方都市で暮らすマレー人イスラーム教徒の姉妹、アニとアナ。ブライアンは、姉妹との出会いと交流を通して、信仰と家族に対して閉ざしていた心を開き始める。
(87分/DVD/英語・広東語・マレー語/字幕:日本語・英語)
【講師】山本博之(やまもとひろゆき)京都大学東南アジア地域研究研究所准教授
専門は東南アジア地域研究/メディア研究。主な研究テーマは、混血性・越境と民族、映画と物語文化圏、災害対応と情報。マレーシア・サバ大学、在インドネシア・メダン総領事館などでの勤務を経て現職。編著書に『マレーシア映画の母 ヤスミン・アフマドの世界 人とその作品、継承者たち』(英明企画編集、2019年)など。混成アジア映画研究会主宰。
【参加費】 無料 ※要事前申し込み ※受付を終了いたしました。
- イベントレジストからのお申し込み
上記申し込みボタンからお申込みください。 - メールでのお申し込み
メールの件名を「1/24 映画から読み解くイスラーム 参加申し込み」としてお名前(ふりがな)とご所属を明記の上、TAMU_lecture@jpf.go.jp までメールにてお申込みください。(複数人数でお申込みの場合は、全員のお名前をご明記ください。)
【募集人数】60名
【TAMU/Talk with Muslimsについて】
国際交流基金アジアセンターでは、世界のムスリム(イスラーム教徒)人口のおよそ半数が東南アジアに暮らしていることに着目し、日本ではあまり知られていないイスラームについて、同地域の若手ムスリムたちとの交流を通じて理解を深める「東南アジア・ムスリム青年との対話事業(TAMU/Talk with Muslims)」を実施してきました。本講演会はそのフォローアップ事業として実施するものです。
*****************************************************************************************
[イベントの内容、空席状況の確認などについて]
国際交流基金アジアセンター 文化事業第2チーム
03-5369-6025(平日10:00-18:00)
[EventRegist の動作や使い方・操作でご不明な点について]
下記メールアドレス宛にご連絡をお願いいたします。
contact@eventregist.com
※原則1営業日以内に回答されます。
Finished Events
-
2020/03/18(Wed) 18:00
【開催延期のお知らせ】 イスラームへのアプローチ:宗教から考える文化と社会 講演会「ヤングムスリムたちの挑戦」
-
2020/02/27(Thu) 17:00
【開催延期のお知らせ】 イスラームへのアプローチ:宗教から考える文化と社会 シンポジウム「多様なイスラームのすがたと日本の未来」
-
2019/12/04(Wed) 18:00
イスラームへのアプローチ:宗教から考える文化と社会 講演会「日本とイスラームの出会い」